ヨーロッパのカトリック教会を訪れると、強い香りのすることに気付く。ミサの間などに、焚かれるお香の白煙がその元だ。
その香りは乳香のものであるらしい。
乳香には聖書的にも謂われがあるようだが、信者ではない自分にはよく分からない(これから調べてみよう)。
しかし、この香りによって、波立つ心の鎮静するのは確かなようで、祈りの場、瞑想の場には相応しい気がする。
というわけで、昨日、銀座ウエストと同じ通りにある香老舗・松榮堂(本店は京都・烏丸通り二条上る東側)にて、乳香入りのお香を購入。
写真は、南山・南州・南都の三種入りの箱であるが、一番上の南山がそれにあたる。因みに南州は白檀入り、南都は和の香りであり、それぞれに趣がある。
早速、南山を我が音楽部屋にて試してみたが、コレは良い! ピアノを弾くにも、レコードを聴くにも、雑念が湧かず精神の集中に役立っている。
コーラスのレッスン会場で焚けば、我が雷の落ちる回数も減るだろうか(笑)?