空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

最近の本事情:米澤穂信

2007-11-18 00:35:34 | 雑学, 雑記, etc
最近、単行本で買う作家さんが見つかりました。
教科書や参考書はもれなく単行本ですが、小説をこの形態で買うのは初めてかも。
いつも文庫かノベルズだからなあ。
今回は、文庫になるのを待ちきれず。
(単行本の新書が文庫になるのって、結構期間がかかるのです。)

というわけで、米澤穂信さん。
ジャンルはミステリー。
日常にありそうな謎から、失踪事件、非日常的設定の中の謎・・・
と、様々なレベルのなぞを扱っています。
「青春ミステリ」と帯によく書いてあるけれど、「青春」・・・
言葉の意味の取り方によりけりなのかなあ。青春なような、違うような。
少なくとも、爽やかに汗が光る青春とも、夕日に向かって走る青春とも、恋に向かってどろどろ突っ走る青春とは違う気がする。
放課後に椅子にもたれながら漫画を読んでいるような、水をかぶってしまい寒くて寂しくなるような、どんと祭で寒い手を温めるような、お祭りの後のような・・・
うーん、うまく表現できないので割愛します。

なぞを解いていく道筋や、解けた瞬間が好き。(当然か、笑)
残酷な描写が無いのでとんとん読めるのも、話の構成・流れも。
文章の中に出てくる面白さと、全体に流れる倦怠感も好き。

どっぷり、というよりはとっぷりとはまっています。
ようやく深漬けから浅漬けになったところかな。
(ふと気づけば、ブログに書くのはいつもブームが落ち着いてからだな)
実験に就活が加わった上に「読」の時間を取ろうとするから、必然的に減るのは睡眠時間。
自業が自分に帰ってきたため、先日はがたんと体も落ちました。
あほだ。
一通り読んだところで、今後はちゃんと寝ます。
もしくは他の事で睡眠時間を削るか・・・(いや、反省しよう)

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