空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

どう解釈するか

2008-05-27 23:59:59 | 雑学, 雑記, etc
今日はどうやら、百人一首の日だったようです。
(By 車のナレーション)

そんなわけで、百人一首について。

結構つきあいは、長いんです。小学校からかな?
学校だったり友だちとだったりでカルタをやりました。

普通のカルタは、最初の一文字で札に飛びつく。
百人一首の場合、読むのは上の句から、取るのは下の句。
覚えている方が、断然有利なんですよね。
他の人が探し始める前に取ったときの爽快感といったら。。。

そんないやらしい理由から、一時期熱中していました。
家には漫画で描かれた解説本もあって(子供向け)、それが面白かったのも理由の一つです。

そんな文脈から、今でも好きな気持ちは残ります。
古典的な意味とか歴史的な意味とかは分からないけれど。
音のリズムとか、イメージが好き。

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする(式子内親王)
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木(藤原定頼)

とか。きれいだなと思う。

そういえば、昔と今とで印象が変わった歌もあります。

忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな(右近)

小さい頃は、解説書の解釈そのままで
「忘れられる私のことはどうでもいい、天に誓った約束を破ってしまった貴方の命が心配なのです」
と、浮気されたのに相手を心配する気持ちに心を打たれていましたが。

最近、思い出して感じた印象はむしろ
「忘れられた私のことはいいのよ、別に。でもねでもねーあなた、天に誓ったわよね?約束破っちゃって大丈夫なのかしら。あなたの命が惜しいわー」
と、何というか、もっと愛憎しっかり絡みついたイメージです。

んー。。。まあ、解釈は人それぞれ、だよね。
歴史的・文学的文脈で解釈すれば、正しい解答にたどり着けるかもしれないけれど。

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