セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

由紀さおりさん

2011-12-15 | セカンドライフ
             
            ニューヨークでコンサート中の由紀さおりさん

          
            デビューの頃から絶品のスキャットだった

由紀さおりさんが、アメリカ・ニューヨークでコンサートをした。
会場はスタンディング・オベーションで盛り上がったと各テレビ局で流していた。
まっ白の肌に、真っ赤なステージドレス、透き通る声で「夜明けのスキャット」を。

現地の人達は、彼女の本当の年齢を知らないらしい。日本人の私達世代よりも
遥かに奇麗で若々しい。

ピンク・マルティーニ、バンドのリーダーが中古品の由紀さんのレコードを買った
所から奇跡のストーリーが始まった・・・・。

私が、ラジオから流れる「夜明けのスキャット」を聞いたのは45年ほど前の事。
毎晩毎晩必ず流れる音楽で、スキャットと言う言葉の意味も知った。

今で言う癒しの音楽の様な物だった。220万枚も売り上げたと言うから、大ヒット曲
だったわけで。
その後も「手紙、いきがい」他ヒット曲が多かったので、芸能界から消える事無く
お姉さんと歌う童謡もハーモニーの奇麗さが話題になった。
ドラマ出演をしたり消える事無く活躍をして来たのでそれだけでも凄い事だと思う。

アメリカのヒットチャートでトップになり、欧米でも一番ホットな話題歌手になって
いると言うのも同年代としては嬉しい。

友達が初めて由紀さんとお会いした時「感想は?」と聞く私に「マシュマロの様な人
だった」と表現した。
肌の白さ、奇麗さでも定評があるが、歌声のキー(音程)も昔と変わらぬ見事さに
感心する。

肌は絶対紫外線に当てないと徹底していた様だが、声帯と言うのは自然に老化すると
私は思うし実感もしている。
ニコニコしながらビシッとプロ精神は揺るがない。

ニューヨークの観衆を、総立ちさせた透き通る声と容姿。これからさらに世界で
歌う由紀さんが取り沙汰されると思う。

歌声が昔とちっとも変っていない。それよりも、お上手に聞こえる。
今後はお姉様の安田祥子さんとも、童謡も唄うらしい。

日本の歌が、外国で日本語で歌われるのも、心から嬉しく思える。楽しみだわ