INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

オークス回顧&競走馬とは何なのか。

2006-05-22 23:58:32 | 競馬回顧
オークスの回顧を。

<ラップタイム>
勝ち時計 2:26.2
ハロンタイム 12.5-10.9-11.3-11.6-11.8-12.4-12.8-13.5-13.2-11.6-12.2-12.4
上り 4F 49.4-3F 36.2


ハナを主張したヤマニンファビュルがぶっ飛ばして、前半1000mが58秒1の超ハイペース。
後続におよそ15馬身のリードを広げていたが、さすがに4角手前で失速。
2番手からアサヒライジングが早めに先頭に立ち、逃げ込みを図ったが、外からカワカミプリンセス・フサイチパンドラが追い上げ、最後はカワカミプリンセスが追撃を振り切って優勝。
無敗でのオークス馬は実に49年振り4頭目の快挙。
鞍上の本田は47歳4ヶ月での優勝で、オークス史上最高齢騎手を更新した。
1番人気のアドマイヤキッスは4着、2番人気のキストゥヘヴンは6着に敗退。

勝ったカワカミプリンセス。
中団より少し前を進む。4角5番手から外を回して前のアサヒライジングを交わすと、後続の追撃を振り切り優勝。
最後の方は外にヨレたりして、まだ幼い面は残っているが、やはり良い馬だ。
スイートピーSでも道中スローの展開でただ1頭差してきたしね。
これで多分放牧に出て、ローズSから秋華賞という路線やろうけど、あっさり勝ってもおかしくない。それくらい強い。

2着のフサイチパンドラ。
道中はカワカミプリンセスと同じ位置の内を進む。直線外に持ち出し、カワカミプリンセスに迫ったが届かず。
桜花賞回顧では、角田のアホな騎乗で負けたと書かせてもらったが、今回は福永が上手く乗ったと思う。
ただ、ヤマニンファビュルによる超ハイペースに恵まれた感がどうも否めない。
秋華賞は…どないでしょうか。

3着のアサヒライジング。
ヤマニンファビュルがぶっ飛ばして逃げたことで、2番手と言っても逃げたのと同じ形。
4角で失速したヤマニンファビュルを交わして、早め先頭から押し切りを図ったが、最後は決め手の差で敗れる。
桜花賞でも絶妙に逃げて交わされたところを見ると、やはり絶対的な決め脚に欠ける。
ただ、今回は健闘したと言っていいだろう。
秋華賞でも逃げる形になるだろうが、今回のレース振りから、距離はそんなに問題ないと思うので、ひょっとしたら逃げ切りもあるかも?

1番人気のアドマイヤキッスは4着に敗退。
中団よりやや後ろを進む。3・4角中間から豊が手綱を動かして進出したが、今回は思った程弾けず。
直線も桜花賞ほど切れなかった。
やはり桜花賞回顧で書いたように、メイチで仕上げてしまった分の反動なのか?
秋華賞では巻き返しを期待したい。

5着はニシノフジムスメ。
スタートで出遅れ。約1馬身の不利。道中はフサイチパンドラの直後の内を進む。
直線は間を割って突っ込んできたが、伸び切れなかった。
やはりこのメンバーでも一歩足りないのだろう。秋華賞は要らんな。

キストゥヘヴンは6着に敗北。
予想の時に懸念していた事が現実になってしまった。
やはり安勝は豊を徹底マークして動いていたように感じる。豊が動いたとみるや、2馬身後ろにいた安勝も動いたが、桜花賞ほどこちらも伸びず。
ホンマ安勝は同じミスを繰り返すよなぁ。
秋華賞で巻き返すなら、典に乗り替えた方がええんとちゃう??
安勝が乗るなら同じ事して負けるのがオチやから。

最後に競争中止になってしまったコイウタ。ええ、私はコイウタから馬券を持ってましたよ。
悔しいから書く訳ではないのですが、書かせてもらいます。
道中は好位の内を進んでいたが、コイウタが映った直後、走りがおかしくなっていた。
3角で典が追うのを止めて、競争中止に。あの下がり方を見たら正直ヤバいと思っていたが、幸い右肩ハ行だけで済んだ。
レース後、典は「おかしいと思ったからやめた。大事に至らないで良かった」とコメント。
そうです、確かに私のように馬券を持っている人間からすると、「何やっとんねん」となるのかも知れない。
でも、今回の典のように、おかしいと思ったらレースを止めるという事も大事なんやと感じた。
こういうところが典の騎手としての素晴らしい部分やと思う。
これで無理して走らせて、レース後下馬して予後不良で終わるよりも、異常を感じたら、レースを止めて次に向けて回復させる事も騎手としての役目ではないかと思う。
やはり馬は経済動物なのですから…。
故障を直して、また元気な姿で秋華賞に望んでもらいたいと思う。

馬券はまぁ3コーナーで終わったけど、色々と考えさせられたレースやったな、と思う。
今週のダービーでどうにか巻き返したいと思う。

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2 コメント

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その通りです (Bank of Dream)
2006-05-23 01:29:58
競馬という競技は確率のスポーツなので、確かに好位置につけていたコイウタにもその後の展開次第では十分チャンスがあったと思います。



しかし、最後まで走らせてもう二度と走れなくなるというよりは、途中で異常が発生したら即座にやめるということのほうが実は大事だと思いますね。



ま、こういうことを言うのは何ですが、馬券ってのは、そもそも10回やれば9回は損をするものだし?そういった馬を買ったのが悪いで済むだけのものなんで、ある意味、諦めもつくものなんです。そうしないと競馬なんてやってられませんからねぇ。
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なるほど。 (A.Inaba)
2006-05-23 12:45:50
そうですよね。ファンのためにこうした、なんていう言葉は甘え以外の何者でもないように思います。



キストゥヘヴンの戸田師は、「外は芝の根付きが悪く、内を通った馬しか伸びていない。中間の雨と昨日の夕立も、小柄で切れ味が身上のこの馬には良くなかった」とレース後言ったそうですが、それは土曜日の府中を見ていたら誰の目にも明らかな傾向。それなら安勝に「内でじっと我慢しなさい」と騎乗指示すれば済む話。



こういう発言が、競馬のイメージを下げているような気もしてます。



競輪はよく知らないのですが、地方毎でラインを組みますよね?これも正直意味があるのか素人目には分かりません。勝つ為にレースに出るのなら、自分のペースでやっても良いと思うのですが…。
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