INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

WJBL最終戦、接戦を制しJOMOが3年ぶりの優勝

2007-03-15 00:58:04 | バスケ関連
2勝2敗で最終決戦を迎えたWJBLファイナル第5戦。
スタメンは第2戦以降と変わらない布陣。

1Q。
序盤から守り合いの展開。
そんな中、大神選手が3ポイント2本を含む10得点を挙げる。
16-15 JOMOリードで終了。

2Qもさらに一進一退の攻防。
JOMOが一時は8点差をつけたが、富士通が徐々に追い上げ、32-29 JOMOが3点リードで前半終了。

3Qも一進一退の展開が続く。
特に残り4分当たりから両チーム共ゴールが決まらない。約3分間ノーゴールが続いた。
最後4ファウルを超えていたJOMOがファウルを連発し、フリースローで富士通が逆転。
44-42 富士通が2点リードで終了。

そして最終第4Q。
互いに得点を取り合い、富士通がタイムアウトを取った直後、富士通が2-3のゾーンディフェンスにしてきた。
JOMOが対応できずにターンオーバー。
その直後、畑選手が3ポイントシュートを決めて富士通が逆転。
次のディフェンスはマンツーに戻したが、JOMOが対応できない。
船引かおり選手がシュートを決めて4点リード。
そして次の富士通のディフェンスはまた2-3のゾーン。JOMOがまたミス。
しかし、次の富士通オフェンスで、船引まゆみ選手がオフェンスファウルをしてしまった。あそこで富士通の流れが止まった。
そして残り2分、3ポイントシュートを打った内海選手に4ファウルの矢野良子選手がチェックに行ってしまい、ファウルアウト。
ファウルでもらった3ショットを内海選手が確実に決め、JOMOが再逆転。
残り1分を切り、富士通は三谷選手が3ポイントシュートを放ったが外れ。船引まゆみ選手がファウルを犯した。
そのフリースローを2本とも川畑選手が決めて、JOMOが3点リード。
直後の富士通のオフェンス。ドリブルをする船引かおり選手がラインを踏んでしまいターンオーバー。…というより大神選手のディフェンスが素晴らしかった。
富士通はもちろんファウルゲーム。そのフリースローを立川選手が確実に2本とも決めて5点差。
畑選手が3ポイントシュートを決めたが万事休す。
59-57でJOMOが逃げ切り、3年ぶり10回目の優勝を逆転で飾った。

勝敗を分けたポイント。
ズバリ、残り1分20秒を切った時点で、55-54 JOMOが1点リードしていた場面。
富士通がボールを運んでいた時に、センターの三谷選手をマークしていたのは大神選手。
完全にミスマッチになっていた。
ローポストでボールを要求してパスが通った。
ゴールに向かって1ドリブルしてターンシュートしておけば、相手は身長の低い大神選手。
間違いなくシュートを決めて逆に1点リードしていたはず。
しかし実際は、外にボールを渡してしまった。
結局、畑選手がボールをカットされてターンオーバーという、富士通にとっては最悪の結果になってしまった。

JOMOは2連敗という崖っぷちから、本当に見事な3連勝での逆転優勝。
1戦・2戦と変わったのは、センターの山田選手を中心に周りが動くオフェンスをきっちり出来ていた。
そしてゾーンディフェンスを封印し、基本に立ち返るという意味でマンツーマンディフェンスを激しく行ったのが功を奏した。
若い選手が主体のチーム。これからまだまだ強くなる。

富士通は2連勝した時には、このまま一気に3連勝しそうな勢いやった。
しかし第3戦以降、あれほど面白いように決まっていた3ポイントシュートが決まらなくなった。
やはり外角シュートは改めて難しいものだと痛感した。
確かに矢野良子選手が不調になってしまったというのも大きな敗因となるであろうが、若いチームであるJOMOを一度勢いづかせてしまうと、7人のメンバーで戦っている富士通にせき止める力が無かったと言った方がいいのかも知れない。
長い間続いたシャンソン・JOMO(共同石油・ジャパンエナジー)の2強時代に風穴を開けてもらいたかったので、非常に残念だ。
やはり長丁場のWリーグを勝ち抜くためには、もう1人か2人、サブで使える選手が必要やと思う。

去年に続いて最終戦までもつれ込んで、非常に見応えもあったし、面白かった。
ファイナルだけでなく、普段のリーグ戦ももっと中継して欲しいなと思う。
WJBLのサイトがダウンしているようで、試合の経過があまり詳細に書けませんでした。ごめんなさい。

6月には北京五輪予選を兼ねたアジア選手権があるので、五輪出場目指して頑張ってもらいたい。
土曜日からは男子のファイナルも開かれる。見た試合はしっかり感想を書こうと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 接戦を制してJOMOがタイ... | トップ | フラワーカップ予想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

バスケ関連」カテゴリの最新記事