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全日本総合バスケット決勝、富士通が3連覇を達成。

2008-01-13 19:02:38 | バスケ関連
一昨日の夜から風邪で競馬予想はお休み…。
今朝に体調も回復して、全日本総合バスケット女子の決勝を見たのでその感想を。

今年は現在リーグの1,2位を走る富士通とJOMOの対戦。
前日の準決勝では共に延長戦を戦い、戦前では総合力でJOMOが有利か?
スタメンは両チームとも準決勝と変わらない布陣。

JOMOはスタートから2-3のゾーンディフェンスを敷いてきた。
しかしいきなり、三谷選手のスリーポイントで幕を明けた。
JOMOも負けじと、山田選手の2本のフリースロー、田中選手のスリーポイントですぐに逆転。
1Qは一進一退のまま、21-20 富士通リードで終了。

2Q始め、スタートからシュートが好調な田中選手、大神選手の2本でJOMOが逆転。
対する富士通はシュートが決まらない。2Qスタートから約3分半得点が止まる。
しかし、矢野良子選手の連続スリーポイントで一気に息を吹き返す。
そこからまた点の取り合いとなり、33-33の同点に。
JOMOは吉田選手のフリースロー1本で1点リードするが、富士通は船引かおり選手のスリーポイントですぐに逆転。
さらに名木選手、再び船引かおり選手のシュートで、一気にリードを6点に広げる。
ここでJOMOはタイムアウト。一旦立て直す。
前半ラストプレーで大神選手がブザービーターを決めて、40-36 富士通4点リードで終了。

前半のスタッツを見ると、シュート成功率はJOMOの方が上回っている。
が、リバウンドは富士通が21に対して、JOMOは11しか取れていない。
特にオフェンスリバウンドでは9-1と圧倒的に富士通が上回っている。
ハーフタイムでのJOMO・内海ヘッドコーチも、リバウンドの面を指摘されていた。

3Q。
両チーム4点ずつ取り合って迎えた4分過ぎ、スリーポイントを狙った畑選手に、JOMOの山田選手がファウル。
これで山田選手は3つ目のファウルとなり、ベンチに下がった。
もらったフリースロー3本を畑選手が落ち着いて全部決め、富士通のリードが7点に広がった。
しかしJOMOも踏ん張る。田中選手が1本、内海選手がスリーポイントを決め、あっという間に2点差に迫る。
が、富士通はこの日止まらない矢野良子選手が立て続けにシュートを決め、リードを広げる。
3Qも一進一退のまま、56-56の同点にJOMOが追い付いた。

4Qも点の取り合いが続いたが、残り4分2秒、ショットクロックが少ない中で、船引かおり選手がスリーポイントを決めて69-60に。
JOMOがタイムアウトを取ったが、直後にフリーになった名木選手のスリーポイントが決まった。
これでほぼ態勢は決したか。
ここからJOMOもフルコートディフェンスで反撃に転じたが、80-70で富士通が逃げ切り。
富士通はこれで3年連続の優勝となった。

富士通の勝因は、やはりリバウンドを支配出来たことだろう。
前半のスタッツでも書いたけど、結局ゴール下を支配する流れが変わることはなかった。
最終的にオフェンスリバウンドの差は14-5。リバウンドの総数でも41-28と、大きく上回った。
相手のビッグセンター・山田選手を早めにファウルトラブルに追い込めたことも大きい。
35得点の矢野良子選手の活躍は毎回素晴らしいので、書く必要もないのだが、今回は途中から出場した名木選手の要所でのポイントが大きかった。
嫌な流れのところで、ジャンプシュートを決めて相手の流れを止め、相手の息の根を止めるスリーポイントも大きかった。
結局富士通は、ベンチから出てきたのがこの名木選手だけで、6人で勝ってしまうのだから強い。

JOMOはビッグセンターの山田選手の不振が何よりの敗因。
フィールドゴール2本だけの6得点に終わり、3Q4分過ぎに3つ目のファウルを犯してから出番なし。
大神選手、田中選手のシュートタッチがかなり良かっただけに、インサイドを活かし切れなかったのは痛かった。

全日本選手権が終わり、来週からすぐにリーグ戦が再開される。
リーグ1・2位を走る両チーム、このままファイナルでぶつかる可能性も高いだろう。
昨年はJOMOが2連敗から逆転で3連勝したが、今年も昨年同様、盛り上がることを期待したい。

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