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WJBLファイナル第5戦、富士通が圧勝し、悲願の初優勝

2008-02-29 01:55:47 | バスケ関連
昨年に続いて最終戦まで縺れ込んだWJBLファイナル。
昨年は富士通が連勝で王手を掛けながら、JOMOが第3戦から3連勝で逆転優勝となったが、今年はどうか?

1Q。
矢野良子の3ポイントを皮切りに得点を伸ばす。
さらにディフェンスでは、相手センターの山田にボールが渡るとダブルチームで仕掛け、ターンオーバーを連発させていた。
JOMOは富士通のその積極的なディフェンスに対応出来ない。
何と開始から4分間ノーゴールが続いた。
結局このノーゴールが大きく響き、23-16 富士通リードで終了。

2Q。
立ち上がり、吉田・大神の連続シュートで、JOMOが3点差にまで迫る。
さらに山田をマークしていた富士通・畑が3つ目のファウル。一時は2点差にまで迫った。
しかし、三谷・船引まゆみの連続3ポイントで一気に点差が広がる。
JOMOのスコアが2分間止まっている間に、13点差まで広がってしまった。
JOMOは田中の連続8得点で何とか繋いだが、残り1分を切って、矢野良子の3ポイントが決まる。
43-31 富士通が大きく広げて終了。

前半のスタッツを見ると、フィールドゴール成功率の差が大きい。
富士通50%に対し、JOMOは34%。

3Q。
両チームとも疲労の色が濃く出てきた。得点が徐々に止まりだす。
そんな中で富士通は畑が活躍。このQだけで8得点。
さらに富士通のリードが広がって15点差。

4QはJOMOが前でプレスを仕掛けて、何とか点差を詰めようとしていたが、富士通は怯まない。
逆に激しい点の取り合いとなった。
結局最後はファウルゲームとなり、84-65で富士通が勝ち、悲願の初優勝を達成した。

両チームの持ち味が存分に出たこのファイナルであったが、最終戦も正にその通りの展開。
富士通が開始直後から激しいディフェンスで、相手の中心である大神・山田の2人にしっかりマーク。
特にセンターの山田に対しては、すぐにダブルチームを仕掛けたり、良いポジションを取らせなかったり、と仕事らしい仕事をさせなかった。
そして今日は、前の試合で6得点に終わったエースの矢野良子だけでなく、万遍なく得点を取っていた。
こうなれば完全に流れは富士通に傾く。

年明けに行われる全日本総合バスケットは3連覇していたが、リーグのファイナルは勝てなかった。
ベテラン選手が揃うだけに、中々体力が5試合もたずに、去年は負けてしまった。
しかし今年は、センタープレイヤーの畑がリーグ戦の途中から成長し、さらに新加入した名木がシックスマンとして素晴らしい活躍を見せた。
中川ヘッドコーチの指導力の賜物だろう。

負けたJOMO。
今日の試合の敗因は大神の不振に尽きる。
4戦までチームを引っ張る活躍をしていたが、最初のシュートが短かったのを見てシュートタッチが良くない、と思ったら、そのまま9得点で終わってしまった。
ビッグセンターの山田がいるとはいえ、このチームは大神のチーム。
田中のシュートで繋いではいたが、今日の試合は厳しい戦いを強いられざるを得なかった。
さらには、富士通の走り回るオフェンスに対し、スイッチを多用していたが、そこを上手く突かれて失点していた。
上手く連携を取って、マークする相手を離さずにつけば、もう少し点差を詰めて戦えたかも知れない。

昨年同様、最終戦まで縺れ込んだ良いファイナルであった。
今年はオリンピックイヤー。世界最終予選に回った日本女子は、6月にスペイン・マドリードで行われるこの予選を勝ち抜かなければならない。
予選リーグの相手がラトビア・セネガルと厳しい組合わせ。
何とか北京五輪に行ってもらいたい。

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