橋下式スリカエ・ゴマカシ・デタラメ「野合攻撃」は
国民連合政権樹立の同時選挙でも必ずやってくる!
安倍派と「維新」がメディアを通して振り撒く
反動的反国民的エセ「改革」論を打ち破るためには!
戦後自民党政権が「カネ」の問題を中心にして国民の信頼を失って危機に陥った時に使ってきた手口を再度確認しておきます。
1.70年代初頭に始まった共産党の躍進に対応して、連合赤軍事件や「新左翼」の暴力・テロ事件・ソ連脅威論、田中角栄首相の小選挙区制導入、道徳教育論、民主連合政府攻撃、公明党との憲法論争、日本共産党の歴史歪曲、新自由クラブ旋風、社公合意
2.80年代後半の中国の天安門事件
3.90年代初頭の金丸金権腐敗をかわす細川非自民・反共産政権と小選挙区制・政党交付金の強行、自社さ政権による安保再定義と橋本構造改革、北朝鮮・中国の脅威論、拉致事件、
5.90年代後半の共産党の躍進に対応した共産党の歴史歪曲と政権交代可能な二大政党政治実現のために民主党育成
6.クルクル変わる日本の政権から安定政権を期待させるために創出させる「改革」者小泉ブーム創出で憲法形骸化の反動的政治の既成事実化を
7.小泉構造改革破たんとクルクル変わる政権から安定政権を待望させる2000年代後半の新自由主義から決別したかのようなスローガンを掲げた民主党の政権交代演出
7.民主党政権の自民党先祖返りに対抗する第三極ブームで二大政党政治の破たんを取り繕う
8.消極的選択として安倍自公政権復活と「ねじれ解消」論で一強多弱国会を創出する
9.「新自由主義」=「規制緩和」と「積極的平和主義」を掲げて立憲主義に反する政治を推進する「保守」から「超反動」政権に変貌した安倍政権の暴走で、日本社会が根底から崩されようとしている時だからこそ、従来の「保守」と「革新」の「共同」が課題になってしまった
10.「一強多弱」は国会だけでなく、自民党内にも及ぶことから小選挙区制でなく、政治とカネの温床であった、また政権のたわい回しの最大の要因であった派閥の合従連衡を容認する中選挙区制を求める世論形成が醸成されようとしている。
11.旧二大政党政治への回帰をもとめる偽装・偽造の政界再編でたわい回し政権づくりの推進を図る民主党解党=野党一本化論が吹聴されている。
12.新自由主義と積極的平和主義政策による反立憲主義・民主主義違反に対抗する立憲主義・民主主義・平和主義を実現する憲法を活かす政権づくり=政党・団体・個人の参加する沖縄型の国民連合政権のための統一戦線づくりが焦眉の課題だが、未だに国民的議論にはなっていない!
13.全国民の参加する統一戦線が未成熟な段階で起こった大阪を根底から崩壊させる橋下維新の都構想に反対する「保守」「革新」の「オール大阪」=統一戦線未成熟の段階で起こったダブル選挙だった
14.誰が国民生活を擁護する真の改革者か、誰が日本の伝統を崩壊させるのか、鮮明にさせるためにも憲法を使う!憲法を活かす!の意味と具体的政策の提案、政権構想と政権公約を国民的議論で構築することが必要不可欠!
15.国民が求めているのは「選択肢」!現在、国民の眼前・「陳列棚」にあるのは、エセ「改革」「商品」の偽装・偽造・やらせの「政権」しかない!「新」の「文字」が、このことを雄弁に示している!
16.「錦の御旗」は「国家の最高法規」である日本国憲法を使った政治を断行するか、否か!共産主義でも新自由主義でもない!「真の積極的平和主義」は、憲法を否定するのではなく、「憲法を使う」こと!「自由・人権・民主主義・法の支配の価値観を具体化する」とは「憲法を活かす」ということ!このことで、日本国中が大騒ぎできるかどうか!そこにかかっている!
日本共産党大阪府常任委員会
大阪府知事・大阪市長選挙の結果について
2015年11月23日
http://www.jcp-osaka.jp/seisaku/2694
11月22日投開票で行われた大阪府知事、大阪市長のダブル選挙で、日本共産党が自主的に支援した栗原貴子知事候補は105万1174票(得票率33・25%)、柳本顕市長候補は40万6595票(同38・49%)を獲得し健闘しましたが、激戦を制することができませんでした。
「『維新政治』を終わらせ、庶民のまちにふさわしい、まともな大阪の府政・市政をよみがえらせよう」という私たちの訴えを受けとめて、両候補をご支持いただいたみなさんに心から感謝を申し上げます。また、「反維新」の「オール大阪」の共同の先頭に立たれた両候補と、奮闘されたすべての政党・団体・市民のみなさんにも、心からの敬意を表します。
今回の選挙は、5月の大阪市の「住民投票」での「大阪都ノー」の審判を受けて、これからの新しい大阪の進路が問われるものでした。大阪府・市政では、「維新政治」を終わらせ、民主主義と住民自治を取り戻すことが最優先の課題であり、ここに大阪における大義がありました。
日本共産党は、「明るい民主大阪府政をつくる会」「大阪市をよくする会」のみなさんとともに、「論戦の力」「共同の力」「草の根の力」を発揮してたたかいぬきました。大阪市つぶし・暮らし破壊の「大阪都」構想や「何でも民営化」のゴリ押し、民主主義破壊という「異質の危険」を持つ「維新政治」に終止符を打つという府民的大義に立った、「オール大阪」の共同が大きく広がりました。栗原氏や柳本氏の「維新政治」転換の政策を示し、「『オール大阪』の共同で暮らしと経済を立て直そう」という訴えも共感を広げました。
この共同の力を広く有権者に示すうえでは、さまざまな不十分さも、公選法上の制約もありました。また、候補者決定の遅れによる問題、自主的支援への戸惑いやためらいも残されました。しかし、わが党の奮闘が「オール大阪」の勢力を励まし、信頼と共同を広げる大きな力になったことに誇りと確信を持ってすすみましょう。
これに対して「大阪維新」側は、まともな政策論争を避けて、「自民党、民主党、共産党の野合」批判、「過去に戻すな」の訴えに終始し、橋下市長の「政界引退」で、これまでの「維新政治」への批判をそらす戦術を取り続けました。
選挙結果が示した民意は、大阪の現状、暮らしの切実さを変えたいという前向きのものであり、「維新政治」がすすめてきた、暮らし破壊、民主主義と住民自治破壊の道が支持されたものではありません。
選挙結果は、「維新政治」の継続を許すものになりましたが、府民・市民の利益と相いれない「維新政治」の矛盾の深刻化は避けられません。橋下氏の「引退」後の松井府政、吉村市政への議会内外でのたたかいはいっそう激しいものになります。
日本共産党は、選挙戦を通じて寄せられた、府民・市民のみなさんの切実な要求に応えて、府議会・市議会でも、府民・市民運動でも役割を果たします。たたかいのなかでさらに広がった党への信頼と期待を力に、強く大きな党づくりをすすめるとともに、「維新政治」の危険性と合わせて真の大阪の改革の方向を訴えて、直面する参議院選挙での躍進に全力をつくす決意です。(引用ここまで)
最終盤赤旗はどう報道したか!
「都構想」が争点というが…/市民は否決済み 2015年11月22日(日)
二重行政どこが無駄?/政府「大阪以外から指摘無し」 2015年11月22日(日)
大阪ダブル選/「維新」政治転換を/宮本・清水・辰巳・わたなべ氏各地で 2015年11月22日(日)
大激戦の大阪ダブル選/敬老パス ごまかしだらけ「大阪維新」ビラ 2015年11月21日(土)
「大阪維新」の攻撃に反撃/ダブル選 逆転勝利へビラ・対話 2015年11月20日(金)
大阪維新「市の生活保護費が減少」誇るが/「ルール違反」で支援抑制/橋下市長“憲法25条変えよ” 2015年11月20日(金)
新しい大阪へ11・22W選/さらば!橋下「維新」政治/京都大学名誉教授、関西大学教授 河田 惠昭さん/防災での成果ほとんど無し 2015年11月20日(金)
大阪のダブル選挙/「さよなら維新政治」共同広げ 2015年11月20日(金)
橋下維新 高校つぶし・学テ内申反映・「教育に穴」…/教育こわしもうごめん/大阪ダブル選 22日投票 2015年11月19日(木)
大阪ダブル選 大激戦/逆転勝利で「大阪維新」退場へ/記者座談会 2015年11月18日(水)
産経はどのように報道したか!
【大阪ダブル選】共産「反安倍」とねじれ“ご都合主義”?
民主は存在感なし…参院選へ不安残す
2015.11.23 07:30更新
http://www.sankei.com/politics/news/151123/plt1511230004-n1.html
安倍晋三政権の打倒を訴える共産党は、大阪ダブル選で自民党推薦候補を自主支援した。「大阪維新の会がやってきた住民自治と民主主義の破壊は他の県に見られない特別なもの」(志位和夫委員長)という理由だったが、“ご都合主義”との批判も出かねない。
共産党は党機関紙「赤旗」や党大阪府委員会のホームページに加え、独自のビラも作成して積極的に自民党候補を応援した。自民党候補の街頭演説では「さよなら維新」のプラカードを掲げた共産党系とみられる支持者が熱心に声を上げる一方、「アベ政治を許さない」のステッカーを貼った聴衆が拍手を送る場面もあった。
志位氏は自民党候補を支援することについて「大阪維新を倒すとの大義で一致する政党が協力することに矛盾はない」と強調した。ただ、大阪維新の「敵」同士が手を組むという奇妙な選挙戦となり、逆に大阪維新から「自共共闘」を「暗黒軍団」(橋下徹大阪市長)と批判されることにつながった。実際、この共闘を敬遠する一定の有権者が大阪維新側に流れたとみられる。…(引用ここまで)
【大阪ダブル選】自民、2つの誤算…「動かぬ公明」「抱きつく共産」
参院選へ立て直せるか
2015.11.23 06:45更新
http://www.sankei.com/politics/news/151123/plt1511230013-n1.html
首相官邸、ほとんど動かず
ダブル選では、自民党に別の誤算もあった。共産党が公然と自民党の推薦候補を支援する「抱きつき戦術」に巻き込まれたことだ。ただ、自民党大阪府連も呼応し、柳本卓治参院議員が共産系の集会に出るなど、あからさまに「共闘」路線に乗った。
自共共闘は橋下氏から「自民党は主義主張の違う共産党と一緒に戦っている」などと反撃され、公明党の支持層離れも起こしたとされる。自民党幹部は「大阪府連も機能しなかったが、公明党や共産党の扱いなど全てが中途半端だった」と頭を抱える。
先月の宮城県議選で共産党に議席倍増を許し、今月15日の福島県議選では現職候補4人が落選するなど、地方選の苦戦が続く。党内に「橋下氏に近い首相官邸がほとんど動かなかった」(幹部)といぶかる声もあり、混乱は広がる一方だ。(引用ここまで)
【大阪ダブル選】「橋下氏は野合批判しかできない!」
共産・小池氏が“自共共闘”の意義強調
2015.11.20 17:21更新
http://www.sankei.com/politics/news/151120/plt1511200034-n1.html
共産党の小池晃政策委員長は20日午後の記者会見で、大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)が、大阪府知事・市長ダブル選(22日投開票)での自民、共産両党の共闘を批判していることについて、「橋下氏は野合批判しかできない。非常に卑劣な攻撃しかしていない」と不快感を示した。
知事選、市長選はいずれも大阪維新公認候補と自民党推薦候補が争う構図で、共産党は自民党推薦候補を支援している。
小池氏は「維新政治は大阪の暮らしや民主主義を壊すので、『反維新』の一点で自民党とも力を合わせている」と野合批判に反論し、「(自民党推薦候補は)急速に追い上げている。この勢いでいけば勝利できる」と語った。