プロ野球は今シーズンから、ランナーがダブルプレーを防ぐために、野手を目がけて危険なスライディングをすることを、禁止することになりました。
これは東京都内で開かれた国内の野球のルールを検討する、プロ・アマ合同野球規則委員会で話し合われたものです。
この中で、スライディングについて、ランナーは、ベースに向かってまっすぐスライディングをしなければならないという内容を、公認野球規則の中に盛り込むことが決まりました。
これを受け、ランナーがダブルプレーを阻止するため、野手に体当たりしようとしたり、足を高く上げたりするなど危険なスライディングをした場合は、そのランナーだけでなくバッターランナーもアウトになることになりました。
大リーグでは昨シーズンから、同様のルールを導入していて、日本のプロ野球でも、去年セカンドを守っていたソフトバンクの川島慶三選手が、ランナーのスライディングを受けて、右足をけがをするケースが発生するなど、選手の安全確保に向けた議論が行われていました。
プロ野球は、今月23日に開かれる実行委員会で、プレーが危険だったかどうかを判断するためのリプレー検証の在り方など、ルールの具体的な運用方法を検討することにしています。
一方、アマチュア野球では、内規でランナーの危険なスライディングをすでに禁止しているため、今回のルール変更による影響はないとしています。(引用ここまで)
野球選手だけではない!政治家も自覚をもって行動すべし!
NHK プロ野球の新人合同研修会 自覚持って行動を 1月11日 17時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170111/k10010835661000.html?utm_int=news-sports_contents_list-items_035
プロ野球12球団の新人選手を対象にした合同研修会が開かれ、野球賭博や薬物などに関する講義を通じ、プロ野球選手として自覚を持って行動することの大切さを学びました。
東京都内のホテルで開かれた研修会には12球団の新人選手114人が参加しました。11日の研修会ではおととしから去年にかけて現役選手による野球賭博問題や元選手による覚醒剤の使用が明らかになるなど、プロ野球の信頼を揺るがす問題が相次いだことを受け、プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーが「野球選手である以上、人の道に外れることは決してしないと誓ってほしい」と訴えました。
このあと行われた講義では弁護士やNPB=日本野球機構の担当者から、覚醒剤を使ったり暴力団と関わったりすると、それまでに築いてきた地位を一瞬で失うことや、野球賭博に1回でも関わると最終的に八百長にまでつながる危険性があることなどが説明されました。
また最後に去年引退した元DeNAの三浦大輔さんが講師として登壇し、「華やかだが厳しい世界なので、練習で野球選手としての土台をしっかりつくり、長く活躍してほしい」とエールをおくりました。
研修に参加したロッテのドラフト1位、佐々木千隼投手は「今まで野球賭博はひとごとだと思っていたが気をつけていきたい」と話していました。(引用ここまで)