愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

今度は真言宗高野山で、またまた「英霊」を冒涜する安倍首相!国際社会を逆なでする暴挙に出ていた!

2014-08-27 | 靖国神社


今朝の朝日に以下の記事が掲載されました。朝日のスクープです。開催されていたのは36面の社会面ですが、トップニュースです。ポイントは以下のとおりです。

1.安倍首相は自民党総裁の肩書を使ってメッセージを送っていますが、現在は自民党総裁は首相と同義語です。一般論的のものではありません。「私人としての行為であり、政府としてのコメントは差し控えたい。自民党総裁ということで、総理大臣ではなく、私人としてのメッセージだと思っている」という言葉そのものがゴマカシであり、スリカエ、デタラメです。

2.メッセージの内容は「ご英霊」「昭和殉難者」が「今日の平和と繁栄のため、自らの魂を賭して祖国の礎となられた昭和殉難者」というものですが、それが大ウソであることは明白です。大東亜共栄圏構想を具体化するための、侵略主義の先頭に立っていたことは、今や常識中の常識です。

3.「ご英霊に恥じることのない、新しい日本の在り方を定めて参りたい」と、戦前の侵略戦争を否定したポツダム宣言、日本国憲法、そしてサンフランシスコ条約を否定するものであること。昨年、4月29日には、安倍首相は何をやったか、そのことに反する行為を、高野山という別のところでは行っていたことです。

4.安倍首相の言動を正当化する菅官房長官の「A級戦犯については、極東国際軍事裁判所において、被告人が平和に対する罪などを犯したとして有罪判決を受けたのは事実だ。わが国はサンフランシスコ平和条約において裁判を受諾している」という言葉に、その大ウソが浮き彫りになります。

5.参列者の中に「自衛隊関係者」がいたことは、憲法遵守を義務付けられている自衛隊の在り方が鋭く問われるものです。

6.安倍首相の思想は、徹底して、侵略戦争であった、あの大東亜戦争を正当化したいのだということが、改めて浮き彫りになったということです。これでも「公人」とし相応しくないものであることが、改めて浮き彫りになったというべきです。即刻退場処分にすべきです。

7.信教の自由に対する無知をさらけ出していること、真言宗と侵略戦争の関係が浮き彫りになったことです。

8.「英霊の哀悼の誠を捧げる」などとして、皇軍兵士を死に追いやったこと、被侵略国の国民を殺しておいて、その反省が口だけのものであることが浮き彫りになったことです。

9.本来は、あの「英霊」たちを侵略戦争に強制的に駆り出して命を奪って、その後の人生を断ち切ったことに対して謝罪することが先決です。そして彼らの「御霊」を慰霊するために、二度と戦争をしない措置、憲法9条の具体化の措置をとるべきです。彼らの苦労に報いるためには、学校で侵略戦争の加害の事実を教えることを「自虐史観」「反日」などとする非常識な学問とは相いれない「自由主義史観」を克服して真実を教えるようにすべきです。

10.更には、被侵略国との共同歴史教科書を作成して友好関係を密にしていくべきです。そうして海外との友好と連帯の活動を発展させていくべきです。交流と連帯の基礎を固めていくべきです。そのことこそが、憲法9条にもとづく「積極的平和主義」というものです。

以上記事をご覧ください。

アッパレ!だが、侵略戦争を否定した憲法的視点からの批判が弱い!

朝日 首相、A級戦犯ら法要に哀悼メッセージ「祖国の礎に」 安倍首相、哀悼メッセジ 2014年8月27日05時37分http://www.asahi.com/articles/ASG84667RG84UUPI004.html
 安倍晋三首相が4月、A級、BC級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に自民党総裁名で哀悼メッセージを書面で送っていたことが朝日新聞の調べで分かった。連合国による裁判を「報復」と位置づけ、処刑された全員を「昭和殉難者」として慰霊する法要で、首相は「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と伝えていた。
4月に自民党総裁名で
メッセージを送ったのは高野山真言宗の奥の院(和歌山県高野町)にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要。元将校らが立ち上げた「追悼碑を守る会」と、陸軍士官学校や防衛大のOBで作る「近畿偕行会」が共催で毎年春に営んでいる。
追悼碑は連合国による戦犯処罰を「歴史上世界に例を見ない過酷で報復的裁判」とし、戦犯の名誉回復と追悼を目的に1994年に建立。戦犯として処刑されたり、収容所内で病死や自殺をしたりした計約1180人の名前が刻まれている。靖国神社に合祀(ごうし)される東条英機元首相らA級戦犯14人も含む。
守る会によると今年は4月29日に遺族や陸軍士官学校出身者、自衛隊関係者ら約220人が参列。高野山真言宗トップの松長有慶座主がお経を唱えた。地元国会議員にも呼びかけ、自民党の門博文衆議院日隠(比例近畿)が出席した。
首相のメッセージは司会者が披露。「今日の平和と繁栄のため、自らの魂を賭して祖国の礎となられた昭和殉難者の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げる」とし、「今後とも高級平和を願い、人類共生の未来を切り開いていくことをお誓い申し上げる」とした。
守る会や県警資料によると、追悼碑建立は終戦後のフィリピンで戦犯容疑者として収容所に抑留され、嫌疑が晴れて復員した元陸軍少尉の発案だった。「冤罪で処刑された例が多い」との思いから、元将校や処刑された軍人遺族らに寄付金を募って建立。元少尉が真言宗を信奉していたため高野山を選んだという。
94年の開眼法要にはA級戦犯を合祀する靖国神社から大野俊康宮司(当時)が参列。靖国神社によると、その後は参列せず電報を送っているという。安倍首相は昨年と04年の年次法要にも主催者側の依頼で、自民党総裁、幹事長の役職名で書面を送付。昨年は「私たちはご英霊を奉り、祖国の礎となったお気持ちに想いを致す義務がある」「ご英霊に恥じることのない、新しい日本の在り方を定めて参りたい」と伝えていた。守る会などによると、安倍首相には地元国会議員の事務所を通じてメッセージを依頼した。首相経験者では森喜郎氏が首相退任後に一度衆院議員の肩書で送付してきたが、ほかに例はない。今年は岸田文雄外相にも依頼したが、承諾を得られなかったという安倍事務所は取材に「お答えするつもりはない」、自民党総裁室は、「党としては関与していない」と答えた。(鈴木拓也、渡辺周)(引用ここまで

簡単な記事で済ます!

共同通信】 安倍首相がA級戦犯ら哀悼の書面 元軍人の法要  2014/08/27 11:24 
 http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014082701001252.html
高野山の奥の院にある「昭和殉難者法務死追悼碑」=27日午前、和歌山県高野町
東京裁判でA級戦犯やBC級戦犯とされた元日本軍人を追悼する法要に安倍晋三首相が4月、自民党総裁名で「魂を賭して祖国の礎となられた」との哀悼の意を伝える書面を送っていたことが27日、法要の主催団体への取材で分かった。書面を送ったのは、高野山(和歌山県高野町)の奥の院にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要。碑は戦犯の名誉回復のため1994年に建立された。法要は、陸軍士官学校や防衛大のOBでつくる「近畿偕行会」と「追悼碑を守る会」が4月29日に共催し、遺族や陸軍士官学校出身者ら約220人が参列した。昨年の法要にも、自民党総裁名で書面を送っていた。(引用ここまで

質問にかみ合っていない屁理屈答弁に終始する菅官房長官!

記追及が鈍っている各社の質問!

NHK 首相がA級戦犯法要に電報“私人の行為” 8月27日 14時57分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140827/t10014124411000.html
 菅官房長官は記者会見で、先に安倍総理大臣がいわゆる「東京裁判」で裁かれたA級戦犯などを追悼する法要に電報を送っていたことについて、私人としての行為だとしたうえで、「わが国はサンフランシスコ平和条約において裁判を受諾している」と述べました。
ことし4月、和歌山県の高野山で、いわゆる「東京裁判」で裁かれたA級戦犯などを追悼する法要が行われ、安倍総理大臣は自民党総裁の肩書きで、「今日の日本の平和と繁栄のため、自らの魂を賭して祖国の礎となられました昭和殉難者のみ霊に謹んで哀悼の誠をささげます」などとする電報を送りました。これについて、菅官房長官は記者会見で、「私人としての行為であり、政府としてのコメントは差し控えたい。自民党総裁ということで、総理大臣ではなく、私人としてのメッセージだと思っている」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「A級戦犯については、極東国際軍事裁判所において、被告人が平和に対する罪などを犯したとして有罪判決を受けたのは事実だ。わが国はサンフランシスコ平和条約において裁判を受諾している」と述べました。(引用ここまで



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