愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

安倍首相の動静を分岐したNHKに小アッパレ!だがしかし、夜な夜な会食している人間たちの類型化と個々の取材が全くなし!夜な夜な会食の中身も費用も明らかではない!

2017-06-01 | 安倍語録

つづき

引き続き安倍首相の一挙手一投足を追いながら、その核心に迫る努力を続けていきたい

大変宜しい!

良い心がけだ!

だがしかし

国民の知りたいところをきちんと伝達すべきだ!

情報伝達のテレビ・新聞関係者・企業関係者との夜な夜な会食会だ!

NHKのニュース報道の文書=言葉は官邸の指示かどうか、きっちり検証公開すべき!

さもなければ

戦前の大本営発表と同じだと判断せざるを得ないぞ!

現段階では

安倍晋三政権宣伝部と評価しておこう!

内閣改造

ニュース画像

去年7月の参議院選挙で勝利した安倍首相は、およそ3週間後の8月3日、内閣改造に踏み切り、第3次安倍第2次改造内閣が発足しました。内閣改造が行われた8月3日までの1か月間の安倍首相の動静を見ながら、人事の舞台裏を探ります。私たちは総理番として取材を始めるまで、総理大臣は、閣僚や与党の幹部、それに派閥の領袖(りょうしゅう)といった人たちと夜な夜な料亭に集まり、膝をつき合わせながら人事を決めているのだと想像していました。実際、安倍首相はどうだったのでしょうか。

面会回数

 氏名面会回数累積時間
1 北村内閣情報官 19 9:41
2 石原経済再生担当大臣 12 2:09
3 谷内国家安全保障局長 9 3:37
4 茂木自民党選挙対策委員長 7 3:34
5 杉山外務省事務次官 6 3:05
5 麻生副総理兼財務大臣 6 1:41
7 秋葉外務審議官 5 3:11
7 岸田外務大臣 5 1:55
9 菅官房長官 4 4:24
9 林外務省欧州局長 4 3:11
9 谷垣自民党幹事長 4 2:06
9 佐藤財務省事務次官 4 1:34
9 福田財務省主計局長 4 1:34
9 羽深内閣府審議官 4 1:24
9 西川内閣府事務次官 4 1:24
9 衛藤総理大臣補佐官 4 1:15
17 金杉外務省アジア大洋州局長 3 1:24
17 山口公明党代表 3 1:08
17 前田防衛省防衛政策局長 3 1:06
17 伊達自民党参議院幹事長 3 0:59
17 下村自民党総裁特別補佐 3 0:49
17 新原内閣府政策統括官 3 0:48
17 河野防衛省統合幕僚長 3 0:37

累積面会時間

 氏名累積時間面会回数
1 北村内閣情報官 9:41 19
2 菅官房長官 4:24 4
3 谷内国家安全保障局長 3:37 9
4 茂木自民党選挙対策委員長 3:34 7
5 世耕官房副長官 3:28 2
6 秋葉外務審議官 3:11 5
6 荒井元参議院議員 3:11 2
6 林外務省欧州局長 3:11 4
9 橋下前おおさか維新の会代表 3:08 1
9 松井おおさか維新の会代表 3:08 1
9 馬場おおさか維新の会幹事長 3:08 1
12 杉山外務省事務次官 3:05 6
13 橋本日本IBM副会長 2:37 1
13 菰田三井不動産社長 2:37 1
13 常陰三井住友信託銀行社長 2:37 1
13 清家慶応義塾塾長 2:37 1
13 盛田敷島製パン社長 2:37 1
13 大橋小松製作所社長 2:37 1
13 大林大林組会長 2:37 1
20 石原経済再生担当大臣 2:09 12
20 増岡鉄鋼ビルディング専務 2:09 1
20 松崎森永商事社長 2:09 1

安倍首相との面会回数の1位は北村内閣情報官で19回、2位は石原経済再生担当大臣で12回、3位は谷内国家安全保障局長で9回となっています。累積の面会時間の1位は北村内閣情報官で9時間41分、2位は菅官房長官で4時間24分、3位は谷内国家安全保障局長で3時間37分となっています。
私たちが抱いていた想像とは異なり、1か月の間に自民党の谷垣幹事長や公明党の山口代表と面会したのは、首相動静メモでは、それぞれ数回でした。安倍首相の夜の会食相手も、財界関係者や知人などが多く、派閥の領袖らと酒を酌み交わすといった様子は見られませんでした
安倍首相は、いったい誰と人事の構想を進めていたのか。
ヒントとなるのが、ある側近が、山梨県にある安倍首相の別荘に行く前に語った、「週末は別荘で作戦会議だ」という言葉です。安倍首相は、夏休みや大型連休などには別荘に滞在し英気を養います。別荘では、政府高官や友人らを招いたり、ゴルフを楽しんだりというのが定番の過ごし方です。
7月10日の参院選が終わると、安倍首相は、17日から24日までの8日間、別荘で過ごしました。この期間の動静で注目されるのは、2回にわたり別荘を訪れた北村内閣情報官です。北村情報官は警察庁出身の官僚で、第1次安倍内閣では総理秘書官を務めた安倍首相の側近中の側近です。内閣情報官のもとには、国内外のさまざまな情報が集まります。そして、取材では、同じく第1次安倍内閣以来の側近の長谷川総理大臣補佐官や、政務担当の今井総理大臣秘書官も安倍総理に同行していました。安倍首相が、別荘滞在中に、側近たちと人事の方向性などを練っていた可能性もありそうです。

チーム安倍

ことし1月18日、東京・四谷のフランス料理店に安倍首相、北村内閣情報官、財務省の田中前財務次官、外務省の林欧州局長らが集まりました。これらのメンバーは、第1次安倍内閣時代の総理大臣秘書官です。過去の安倍首相の動静を見ても、年に数回、定期的にこのメンバーでの会食があり、安倍首相が、みずからを支え続けている側近たちを大切にしていることが伺えます。それは、今回分析した動静の中にも見ることができます。

<分析対象期間中の面会回数順位>。
北村内閣情報官 1位3回 4位1回 (第1次安倍内閣時秘書官)。
谷内国家安全保障局長 2位1回 3位1回 5位1回 9位1回 (第1次安倍内閣時外務省事務次官)。
田中財務次官 6位1回 12位1回 (第1次安倍内閣時秘書官)。
林外務省欧州局長 9位1回 17位1回 (第1次安倍内閣時秘書官)。

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北村内閣情報官は、今回分析した4つの期間のうち、3つの期間で面会回数が1位となっていて、「総理の清涼剤のような存在なのではないか」と話す政府関係者もいるほどです。
また第1次安倍内閣で外務事務次官として安倍首相を支えた谷内国家安全保障局長も4回ともトップ10に入っています。ある政府高官は、「安倍総理はとても思いやりがある人で、官僚としては、一度仕えるとその後もずっとなんとかして差し上げたい気持ちになる人柄だ」と話しています。この「チーム安倍」の結束の強さが、長期政権を支える原動力になっているという指摘もあります。

増税再延期のここ一番 政治家との協議

最後に、安倍首相が、消費税率の10%への引き上げを2019年10月まで再延期する考えを表明した、去年6月1日までの1か月間の動静を見てみます。

面会回数ランキング

 氏名回数累積時間
1 長嶺外務省外務審議官 22 12:14
2 秋葉外務省総合外交政策局長 15 7:11
3 斎木外務省事務次官 13 6:42
4 杉山外務審議官 12 6:50
4 麻生副総理兼財務大臣 12 9:44
4 北村内閣情報官 12 5:19
7 石兼外務省アジア大洋州局長 8 4:10
8 石原経済再生担当大臣 7 2:06
9 上村外務省中東アフリカ局長 6 3:43
9 前田防衛省防衛政策局長 6 1:56
9 谷内国家安全保障局長 6 2:05
12 稲田自民党政務調査会長 5 1:54
12 二階自民党総務会長 5 1:11
12 谷垣自民党幹事長 5 2:42
12 田中財務省事務次官 5 1:41
12 萩生田官房副長官 5 4:20
17 高市総務大臣 4 0:22
17 森外務省北米局長 4 1:59
17 世耕官房副長官 4 2:18
17 浅川財務省財務官 4 3:15
17 茂木自民党選挙対策委員長 4 4:06
17 林外務省欧州局長 4 1:50

累積時間ランキング

 氏名累積時間面会回数
1 長嶺外務省外務審議官 12:14 22
2 麻生副総理兼財務大臣 9:44 12
3 秋葉外務省総合外交政策局長 7:11 15
4 杉山外務審議官 6:50 12
5 斎木外務省事務次官 6:42 13
6 北村内閣情報官 5:19 12
7 岸自民党衆議院議員 4:50 3
8 牛尾ウシオ電機会長 4:28 2
8 長谷川総理大臣補佐官 4:28 3
10 萩生田官房副長官 4:20 5
11 石兼外務省アジア大洋州局長 4:10 8
12 茂木自民党選挙対策委員長 4:06 4
13 上村外務省中東アフリカ局長 3:43 6
14 秋山日経映像社長 3:16 2
15 浅川財務省財務官 3:15 4
16 加藤一億総活躍担当大臣 3:10 3
17 河野政府代表 2:58 1
18 谷垣自民党幹事長 2:42 5
19 上田経済産業省経済産業審議官 2:32 2
20 岡本東京ガス会長 2:23 1
20 山口泰明自民党衆議院議員 2:23 1
20 冨田JR東日本社長 2:23 1
20 柳日本政策投資銀行社長 2:23 1

首相との面会回数の1位は外務省の長嶺外務審議官で22回、2位は外務省の秋葉総合外交政策局長で15回、3位は外務省の木事務次官で13回となっています。
累積の面会時間の1位は外務省の長嶺外務審議官で12時間14分、2位は麻生副総理兼財務大臣で9時間44分、3位が外務省の秋葉総合外交政策局長で7時間11分となっています。
面会回数では、長嶺審議官を筆頭に外務省の幹部が4位までを占めています。消費税率をめぐる決断までの1か月の期間中には、5月末に伊勢志摩サミットが行われました。面会回数トップの長嶺審議官は、伊勢志摩サミットでは、安倍総理のシェルパ=個人代表として、重要な役割を担っていました。長嶺審議官をはじめ、外務省の幹部の面会が多いのは、伊勢志摩サミットに向けた打ち合わせや調整が主要な案件だったものと見られます。

それでは、消費税の件は誰と相談していたのか。この1か月は、外務官僚のほか、政治家との面会も多くなっています。石原経済再生担当大臣高市総務大臣ら閣僚に加え、自民党の谷垣幹事長二階総務会長稲田政務調査会長の党三役も名前も並んでいます。

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そして最も注目されるのは、9時間44分と政治家では最も長い時間、首相と面会した麻生副総理兼財務大臣です。麻生副総理は、消費税率の引き上げの再延期には慎重な姿勢を示し、もし再延期するならば、衆議院の解散・総選挙を行うべきだと主張していました。当時、永田町では、安倍首相が、7月の参議院選挙にあわせて衆参ダブル選挙に踏み切るかどうかをめぐって、さまざまな意見や憶測が飛び交っていました。こうした状況の中、安倍首相は、増税の再延期を表明する2日前の5月30日、東京都内のホテルで、麻生副総理と、およそ3時間にわたり会談。麻生副総理は、消費税率の再延期に理解を示すとともに、再延期に伴う衆議院の解散・総選挙も行わないことを確認し、その後の政治の流れが決まりました。ある政府高官は、会談の翌日、記者が、「今回の件で2人の関係はぎくしゃくしないのか」と質問したのに対し、「そんなことはない。麻生さんは最初から総理の意向に従うと言っていた。2人の関係は別格なんだ」と話していました。

『公邸泊』と『ワークアウト』

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一連の動静分析で、改めて浮かび上がった点もご紹介したいと思います。
1つは、安倍首相の総理大臣公邸での宿泊です。総理大臣公邸は、首相が執務する総理大臣官邸の隣にある建物で、歴代の総理大臣の中には、在任中は、公邸に住む人も多くいました。一方、安倍首相は、都内にある自宅を生活の拠点としています。そこで、去年1年間、安倍首相が自宅や公邸に何日泊まったのかを調べてみました。その結果がこちらです。

<2016年の宿泊日数>。
自宅泊194日(53%)。公邸泊92日(25%)。外遊など79日(22%)。

自宅からの出邸が基本の安倍首相が公邸に泊まるのはいかなる時か。
政府関係者は、「総理は国会対応などで翌日の朝が早い時や、危機管理対応が必要な時などに公邸に宿泊している」と話してます。
一方、公邸泊の際、「その日の総理日程は終わり」とされている日に、政治家や財界人などと面会していたことが、その後の取材で明らかになることもあります。誰かとひそかに面会をする時などに、公邸を使っているのではないかという推測もできそうです。こうしたこともあり、安倍首相が公邸に泊まる際には、重要人物の出入りがないか取材を試みますが、なかなかキャッチできないのも実情です。

もう1つ、安倍首相の特徴的な行動があります。それは、重要な判断を迫られている時期であっても運動を欠かさないことです。安倍首相は、定期的に都内のホテルにあるフィットネスクラブで運動をしています。今回はその累積時間も計算しました。その結果、慰安婦をめぐる日韓合意前の1か月では6時間4分、真珠湾訪問表明前は3時間30分、内閣改造前は3時間15分をフィットネスに費やしていました。
次々に重要な決断を迫られる安倍首相にとって、運動で汗を流すことは、心身を整える意味でも大切な時間なのかもしれません。

まとめ


「チーム安倍」とも呼ばれる官僚や、重要局面で膝をつき合わせる政治家たち。安倍首相が決断を下すプロセスの一端をかいま見ることができました。しかし、これは、表面的な動きに過ぎません。
そこで面会を重ねていた当人に対して、どんな話をしていたのか取材してみました。しかし、他を圧倒する面会回数を誇る北村内閣情報官は、詳しいやり取りについては口を閉ざすのみでした。さすがに毎日のように総理と会い国家機密を共有する現職の官僚。具体的なことは明らかにしません。それでは退職した人ならどうか。外務省の事務次官当時はほぼ毎日首相と面会していた斎木氏に取材を申し込んでみました。しかし、返ってきたのは「取材に応じることはできません」という答えでした。
首相が決断を下す際、どんな話をしているのか、真相に迫るには厚い壁があります。さらに私たちが把握している首相動静は、あくまで首相の一面を見ているに過ぎません。例えば、総理大臣官邸には複数の入り口があるほか、首相の執務室に通じる通路も複数あります。また電話やメールによる会話をキャッチすることはもちろんできません。

国政のトップである総理大臣が、この国をどのような方向に導こうとしているのか、その決断の瞬間に迫るためには、知恵を振り絞って取材を尽くしていく必要があります。引き続き安倍首相の一挙手一投足を追いながら、その核心に迫る努力を続けていきたいと思います。(引用ここまで)


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