愛国者の邪論

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NHKが安倍晋三首相の決断の時 安倍首相は誰に会う?を公開!しかし、夜な夜な会食していることは全く・いっさい隠ぺい!これでは安倍晋三首相を甘やかすことになるぞ!もっとしっかりやりなさい!

2017-06-01 | 安倍語録

首相は公人中の公人であって私人ではないぞ!

それだけの賃金を支給されている!

警護もついている!

国民に奉仕しなければならない責任が課せられている!

NHK 決断の時 安倍首相は誰に会う? 5月31日 23時59分

https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_0531.html?utm_int=news_contents_news-closeup_002

5月28日、安倍総理大臣の通算の在任期間が1981日となり、小泉元総理大臣を抜いて戦後歴代3位となりました。再び政権のトップの座についてからの4年5か月、安倍総理大臣は国政のかじ取り役として、日本の行く末を左右する決断を重ねてきました。こうした決断にあたって、安倍総理大臣は誰に意見を求め、方針を決定するのか。安倍首相の一挙手一投足を追う若手記者が連日作成する首相の動静メモを手ががりに、政治部官邸クラブの古垣弘人記者、奥住憲史記者、清水大志記者が分析しました。

首相動静とは

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新聞の「安倍首相の一日」「首相動静」などという記事を目にしたことがあるでしょうか?。各紙の政治面などの片隅に必ず掲載されていて、総理大臣がどこで誰と会ったのかを分単位で紹介しています。
NHKでは、ニュースなどで安倍首相の詳細な動静を報じることはありませんが、「総理番」と呼ばれる、総理大臣を担当する若手の政治部記者が、1日の取材をもとに動静のメモを毎日作成しています。首相の日程の把握は、政治取材で最も重要な基本情報だからです。
例えば、閣僚が総理大臣に面会する場合、重要な政策判断を仰いだ可能性があります。また自民党の幹部が、党の総裁でもある首相と面会した場合は、党人事や国会運営などで重要な相談が行われたことが予想されます。首相の動静には、今後の国政の行方を探る手ががりやヒントが、ちりばめられていると言えます。

4つの決断を分析

私たちは、安倍首相の政治決断に、誰がどのように関わっているのかを探ろうと、過去の動静メモを改めて詳細に分析することにしました。今回対象としたのは、第2次安倍内閣が発足してから、国内外に大きな影響を及ぼした、
▼おととし12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意、
▼去年6月の消費税増税の再延期、
▼同じく去年8月の内閣改造、
▼そして去年12月のハワイ・真珠湾訪問の4つの政治決断です。

今回、それぞれの決断に至るまでの1か月間を対象に、首相宛の訪問者や会合の同席者を改めて洗い直しました。分析にあたって、多くの関係者が同席する閣議や国会の委員会の出席者、休日のゴルフの同伴者などは省きました。そのうえで、首相への面会の回数や、累積の面会時間を比較・検討してみると安倍首相が、それぞれの決断の中で、誰の意見を重んじながら熟慮を重ねたのかそのプロセスの一端がかいま見えてきました。(※以下、肩書きはすべて当時のものです)。

日韓合意

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2015年も押し詰まった12月28日。ソウルで記者会見に臨んだ岸田外務大臣は、目に光るものを浮かべながら「歴史的画期的な成果だ」と強調しました。これに先だって行われた日韓外相会談で、慰安婦問題をめぐって、日韓両政府は、韓国政府が設置する財団に日本政府がおよそ10億円を拠出して元慰安婦への支援事業を行うことで合意し、両政府は、慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に」解決されたことを確認しました。この合意に向けて、安倍首相が岸田大臣に対し、韓国への訪問を最終的に指示した12月24日までの1か月間の首相の動静を分析しました。

面会回数ランキング

 氏名面会回数累積時間
1 北村内閣情報官 17 5:36
1 斎木外務省事務次官 17 6:46
3 麻生副総理兼財務大臣 16 8:23
4 甘利経済財政担当大臣 13 5:44
5 谷内国家安全保障局長 11 4:31
6 田中財務省事務次官 10 5:03
7 菅官房長官 9 11:01
8 杉山外務審議官 7 2:45
8 谷垣自民党幹事長 7 5:02
10 松山内閣府事務次官 6 1:34
10 前田防衛省防衛政策局長 6 2:10
10 福田財務省主計局長 6 3:29
13 塩崎厚生労働大臣 5 1:28
13 岸田外務大臣 5 2:48
13 石兼外務省アジア大洋州局長 5 2:48
13 前川内閣府政策統括官 5 1:25
13 田和内閣府政策統括官 5 1:25
18 河野行政改革担当大臣 4 0:40
18 長嶺外務審議官 4 2:03
18 黒江防衛省事務次官 4 1:27
18 佐藤財務省主税局長 4 2:25
18 秋葉外務省総合外交政策局長 4 1:48
18 森外務省北米局長 4 0:56
18 西川内閣審議官 4 0:58
18 萩生田官房副長官 4 2:50
18 木村自民党広報本部長 4 1:18

累積時間ランキング

 氏名累積時間面会回数
1 菅官房長官 11:01 9
2 麻生副総理兼財務大臣 8:23 16
3 斎木外務省事務次官 6:46 17
4 甘利経済財政担当大臣 5:44 13
5 北村内閣情報官 5:36 17
6 田中財務省事務次官 5:03 10
7 谷垣自民党幹事長 5:02 7
8 谷内国家安全保障局長 4:31 11
9 福田財務省主計局長 3:29 6
10 橋下前大阪市長 3:26 1
10 松井おおさか維新の会代表 3:26 1
12 萩生田官房副長官 2:50 4
13 岸田外務大臣 2:48 5
13 石兼外務省アジア大洋州局長 2:48 5
15 杉山外務審議官 2:45 7
16 佐藤財務省主税局長 2:25 4

安倍首相との面会回数の1位は北村内閣情報官外務省の斎木事務次官で17回、3位は麻生副総理兼財務大臣で16回となっています。累積の面会時間の1位は菅官房長官で11時間1分、2位が麻生副総理兼財務大臣で8時間23分、3位は外務省の斎木事務次官で6時間46分となっています。
まず目を引くのは、菅官房長官の面会時間の長さです。動静を詳しく調べた結果、自民党の谷垣幹事長宮沢税制調査会長と同席で総理と面会している時間が多かったこともわかりました。
当時は、消費税率の引き上げに伴って、食料品などの税率を低くおさえる軽減税率の導入をめぐり、政府、自民党、公明党との間で調整が行われているさなかでした。官房長官は、重要政策や法案の決定に当たり与党内や関係府省庁との調整役を担います。菅官房長官の長時間にわたる面会の背景には、軽減税率をめぐる関係者との調整が大詰めを迎えていたことがうかがえます。総理大臣は常に複数の重要懸案を抱えており、どの案件をめぐる面会だったのかを探ることが必要不可欠です。

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そのうえで注目すべきは、面会回数が最多の外務省の斎木事務次官の動静です。斎木次官は安倍首相が岸田外務大臣に訪韓を指示した12月24日当日にも2回にわたり、計1時間47分面会しています。外務省の事務方のトップとして、日韓合意をめぐる安倍首相の決断に重要な役割を果たしたことが推察されます。
ある外務省の幹部は、NHKの取材に対し、「11月の日韓首脳会談のあと、総理から斎木次官に、『慰安婦問題の協議を加速してほしい』と指示があった。それ以降、斎木次官は、総理のところにたびたび入り、局長級の協議の途中経過などを随時報告していた」と証言しました。
この年の11月、安倍首相は、ソウルで開かれた日本、中国、韓国の3か国の首脳会議にあわせて、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領と会談し、慰安婦問題について、日韓国交正常化50年の年であることを念頭に置きながら、外交当局間の局長級の協議などを加速し、早期解決を目指すことで一致しました。これを踏まえ、安倍首相は、斎木次官から事務レベルでの協議の報告を随時受けながら、合意への道筋を探っていたものと見られます。
外務省幹部は、「斎木次官は、総理に会うと、その都度、『とにかく一生懸命やってほしい』と言われていた。斎木次官もそれに応え、懸命に努力していた」と話していました。

真珠湾訪問

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次に、去年12月の安倍首相のハワイ・真珠湾訪問を見ていきます。安倍首相はオバマ大統領とともに、旧日本軍による真珠湾攻撃で沈没したアメリカ海軍の戦艦「アリゾナ」の真上に建てられた「アリゾナ記念館」を訪れ、戦死した兵士らの名前が刻まれた大理石の壁に向かい、黙とうをささげました。日米の首脳が、そろって真珠湾を訪問したのは初めてのことです。日米両政府が真珠湾訪問を発表したのは、かつて真珠湾攻撃が行われた12月8日を前にした12月5日でした。この発表までの1か月間の安倍首相の動静を分析しました。

面会回数

 氏名回数累積時間
1 北村内閣情報官 14 4:10
2 谷内国家安全保障局長 13 6:25
3 杉山外務省事務次官 12 7:57
4 前田防衛省防衛政策局長 11 4:00
5 石原経済再生担当大臣 9 1:40
6 野上官房副長官 8 4:35
6 石兼外務省総合外交政策局長 8 3:16
6 麻生副総理兼財務大臣 8 2:31
9 二階自民党幹事長 7 5:22
10 岸田外務大臣 6 2:11
11 秋葉外務審議官 5 3:18
11 佐藤財務省事務次官 5 2:42
13 河村自民党衆議院議員 4 3:28
13 金杉外務省アジア大洋州局長 4 1:14
13 住田防衛省統合幕僚副長 4 1:42
13 河井総理大臣補佐官 4 0:35
17 柴山総理大臣補佐官 3 2:22
17 石川拉致問題対策本部事務局長 3 1:43
17 福田財務省主計局長 3 1:32
17 星野財務省主税局長 3 1:28
17 山口公明党代表 3 1:27
17 新原内閣府政策統括官 3 1:23
17 黒江防衛省事務次官 3 1:15
17 宮島内閣府国際平和協力本部事務局長 3 0:42

累積面会時間

 氏名累積時間回数
1 杉山外務省事務次官 7:57 12
2 谷内国家安全保障局長 6:25 13
3 二階自民党幹事長 5:22 7
4 野上官房副長官 4:35 8
5 北村内閣情報官 4:10 14
6 前田防衛省防衛政策局長 4:00 11
7 河村自民党衆議院議員 3:28 4
8 秋葉外務審議官 3:18 5
9 石兼外務省総合外交政策局長 3:16 8
10 佐藤財務省事務次官 2:42 5
11 麻生副総理兼財務大臣 2:31 8
12 柴山総理大臣補佐官 2:22 3
13 岸田外務大臣 2:11 6
14 喜多日本経済新聞社会長 2:09 1
14 岡田日本経済新聞社社長 2:09 1
16 金美齢氏 1:48 1
16 新藤前総務大臣 1:48 1
16 古屋自民党選挙対策委員長 1:48 1
17 石川拉致問題対策本部事務局長 1:43 3
20 住田防衛省統合幕僚副長 1:42 4

安倍首相との面会回数の1位は北村内閣情報官で14回、2位は谷内国家安全保障局長で13回、3位は外務省の杉山事務次官で12回となっています。
累積の面会時間では、1位は外務省の杉山事務次官で7時間57分、2位は谷内国家安全保障局長の6時間25分、3位は自民党の二階幹事長で5時間22分となっています。

この時期、日本政府は、安倍首相の真珠湾訪問向けた調整に加え、同じ12月に行われたロシアのプーチン大統領との日ロ首脳会談の準備にも追われていました。
面会回数、時間ともに2位の谷内国家安全保障局長は、第1次安倍内閣で外務次官を務め安倍首相の外交のブレーンとも言われています。前月の11月にはロシアを訪問するなど、首脳会談に向けた調整を担っていました。加えて、谷内局長は、当時のアメリカのオバマ政権で安全保障政策を担当するライス大統領補佐官のカウンター・パートでもありました。安倍首相の密命を受けて、アメリカ側と調整を行っていた可能性があります。

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谷内局長に加えて、真珠湾訪問をめぐるキーマンとなったのは、面会時間トップの外務省の杉山事務次官と見られます。ある政府関係者は、「安倍総理が真珠湾訪問を意識し始めたのは1年半以上前。2015年4月にアメリカ議会で演説をしたころだった」と明らかにしました。その当時、杉山次官は、事務方ナンバー2の外務審議官。この頃から、真珠湾訪問に向けた外交戦略を描き始めた可能性が考えられます。
ただ2015年は、慰安婦問題の日韓合意に向けた交渉が正念場を迎えていたこともあり、政府が、真珠湾訪問の具体的な検討に動き出したのは翌2016年の9月頃だったと見られます。ただアメリカ国内には、真珠湾攻撃を「だまし討ち」だとして、厳しく批判する声も根強くあることから、政府は、日米関係にマイナスの影響を与えないよう、慎重に検討を続けていました。
安倍首相が真珠湾訪問を決断し、オバマ大統領に提案したのは、検討を開始してから1年半以上が経過した2016年11月でした。
政府関係者によると、真珠湾訪問を発表した日、杉山次官は周囲に、「総理の決断だからこそできたことだ。良好な関係を続けてきた日米同盟を総括するものになる」と話したということです。

つづく



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