愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

9条に自衛隊に書き込むかどうかということを、どういう形で提案するかによるが書くことによって、そもそも自衛隊は合憲であるので何が変わるかということを、むしろうかがってみたい

2017-11-02 | 民進党

民進新代表・大塚氏の安保法制の立場あやふや!

自衛隊合憲だから9条に書いても良い!?

想像力・認知力・歴史に理解のない、チンプンカンプン政治家が増えてきた!

東京 民進新代表・大塚氏「政権交代を」 立民、希望と3党中心 2017年11月1日 朝刊

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201711/CK2017110102000142.html

民進党は三十一日、党本部で両院議員総会を開き、前原誠司氏の後任となる新代表に参院議員の大塚耕平広報局長(58)=愛知選挙区=を選出した。任期は来年九月末まで。大塚氏は選出後、次期衆院選で民進、立憲民主、希望の三党を中心に政権交代を目指す決意を語った。野党第一党の勢力を持つ参院を基盤に、国会審議などで存在感を示したい考えだ。だが党内には百億円を超える党の資金の行方を含め、分裂の懸念を訴える声もある。 (我那覇圭)

大塚氏は、安倍政権について「丸五年が経過し、経済、社会保障、安全保障、いずれも問題点は明確だ」として、対決していく姿勢を鮮明にした。

二〇一九年の統一地方選と参院選で党勢拡大を実現すると強調。立憲民主、希望の両党との連携については、記者会見で「徐々に信頼関係を構築していく。すぐに合併、再編されることはない」と語った。

一方で共産、社民両党との協力は「特に共産党とは難しいとの意見が党内にあった。状況は変わりない」と慎重な考えを示した。幹事長などの党人事は「全くの白紙」とした。

両院議員総会に先立ち、代表選の立候補を受け付けたが、大塚氏以外に届け出はなかった。蓮舫元代表の立候補を模索する動きがあったが、立候補の条件となる二十人以上の推薦人にめどが立たず、断念した。

大塚氏は、党内で「分党論者」と位置づけられ、希望に合流する意向の前原氏の考えに理解を示す議員らの支持が強いとされている。このため党の資金を希望に分散させる可能性を指摘する声が出ていた。

これに対し、大塚氏は三十一日の記者会見で、資金や地方組織を現状のまま残す考えを示した。小川敏夫参院議員会長は「党が一致することが一番大事だから割れないように頑張ってほしい」と記者団に語り、大塚氏に注文をつけた

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◆日銀出身の経済・金融通

民進党の新代表に決まった大塚耕平氏は、一九五九年、名古屋市生まれの五十八歳。愛知県立旭丘高、早大と進学し、八三年に日銀に入行した。勤務の傍ら同大院で博士号を取得し、マクロ経済や財政金融に関する政策通として知られる。

日銀退職後の二〇〇一年の参院選に地元愛知選挙区から出馬し初当選。民主党政権当時は、専門性を生かして金融や規制改革などを担当する内閣府や厚生労働省の副大臣を歴任した。

同僚議員からは「日銀出身で財政、金融部門に知識が深く、引き出しも多い」と一目を置かれる。趣味は仏教研究。温和な性格で「コミュニケーション能力が高く、多様な意見を包含してまとめることができるバランスの良い議員」と評価されている。

大塚氏本人も「こだわらないのが私の個性。いろいろな意見を調整する政治の仕事をする上では強みになるかもしれない」と語っている。 (山口哲人)(引用ここまで

【民進党代表選】大塚耕平新代表会見詳報 「政治家として働きどころ」「マネジメント能力ある」 党の立て直しに意欲

産経 2017.10.31 23:43

民進党の新代表に就任した大塚耕平氏は31日の記者会見で、立候補した理由について「政治家として働きどころと判断した」と語り、党の立て直しに意欲を示した。

 記者団との主なやり取りは以下の通り。

--自身の強みは。なぜこの局面で立候補したのか

 「強みですか。あまりいろいろな所にこだわりがない所だと思う。もちろん、政策的に自分が実現したいと思うことは、強く思っているが、何事もいろいろな意見がある中で、これをどういう風に調整していくのかというのが政治そのものなので、この仕事をやらせていただく上においては、そういう私の個性みたいなものは、ひょっとしたら強みになるかもしれない」

 「どうしてこの局面でというのは、皆さんの方がよくお分かりかと思うが、大変、予想外の展開で、党が現在のような状況になった。私は8月30日に北欧から帰国し、すぐ民進党の代表選で、それからまだ2カ月しかたっていないわけで、この間に党が今のような状況になったので、ここは多くの同僚の皆さんが参院から代表が出るべきであるという考えだったので、大勢の方から推挙を賜り、ここは政治家として仕事をさせていただいている身として、働きどころであろうと判断した」

--両院議員総会で「次の総選挙で3党中心に政権交代を実現する」と発言した。これはすぐ3党で合併や引き抜き、統一会派も含めて考えているのか

 「これは言葉通りで、次の総選挙に向けて、今の野党の全体の姿からすると、その3党が中心にならざるを得ないし、また、なる責務があると思っている。ただ、今質問にあったように、すぐ合併・再編が行われることはない。立憲民主党も希望の党も立ち上がったばかりで、大変、両方とも国民の皆さんの期待が高い中で、それぞれが独立独歩、体勢を整えて、そして総選挙に向けて徐々に信頼関係を構築していくことだと思っている」

--今回の希望合流をどうとらえているか。前原氏が「排除しない」と言ったにもかかわらず、だまし討ちになった形になったと思うが。

 「その局面の当事者でない私があまりコメントをすべきではないと思う。それを大前提にした上で、その局面の評価については、先ほど自分のコメントの中で申し上げたが、総選挙というのは、国民の皆さんに政権選択の機会を提供する大事な主権者としての機会、権利であるので、そういう状況をどうやったら生み出せるのかという中で、前原さん、小池さんが話し合って決断されたことだと思うし、その直後は、一瞬だが、本当に政権交代が起きるかもしれないという雰囲気になった。その部分については、そういう判断も考えられるなと思う。しかしその後の、例の『さらさら』発言とか、『排除』発言があり、そこで撤退するとかいろいろな判断はあったと思うが、どういう調整がその後予想されるかなど、何を思っていたかは推し量れないので、その後の展開については、事実を事実として淡々と受け止めている」

--幹事長人事は。再来年の参院選では民進党候補者を出すのか。

「幹事長人事については、これから党内の先輩の皆さんや関係者と相談するので、今は全くの白紙だ。それから参院選にどういう構図で臨むのか。これは先ほどの質問にも関連するが、2つの新しい政党が独立独歩で進み始めたところなので、今なにか確定的なことを申し上げられる段階ではない。ただ、できるだけ非自民の野党勢力の議席が伸ばせるような構造をつくっていくのが私たちの仕事だと思っている

--非自民の中に民進党は入ってくるのか

「それも含めて信頼関係を構築する中で、さまざまなアイデアが出てくると思う」

--政治家になった理由は。マネジメントを求められる党首だと思うが、どういう代表でありたいか

「(政治家を志した)動機は、私はもともと日本銀行の職員だった。バブルの発生から崩壊の過程を金融政策の現場で経験し、そしてその中で仕事し、そして1995年から事実上のゼロ金利が始まり、財政状況も厳しくなった。こういうまっただ中で仕事をしていたので、2001年の参院選のときに、こういう財政問題、経済問題の先には、社会保障の問題も全部つながっているので、これらに対してしっかり対応できる候補がほしいという声も頂いて、私もここは、それまでの職歴を生かして、しっかり仕事をさせていただきたいということで、この世界に飛び込んだ。

「この局面ではマネジメント能力が問われることはおっしゃる通りだと思う。マネジメント能力は月並みにはちゃんとあると思うので、これからさまざまな課題に向き合っていく中でしっかり発揮していきたいし、足らざる点があれば、党内の多くの皆さんのサポートを頂きながら調整をしたいと思っている」

--共産党、社民党との選挙協力についての考えは

共産党、社民党との選挙協力や共闘に対しては、党内にさまざまな意見もあるし、これはなかなか難しい。特に共産党さんとは。そういう意見がこれまであったので、その状況は今も変わりがないと思う。共産党との関係をどうしていくか。社民党さんはそれに準ずるか。立ち位置的にいうと、共産党よりは調整しやすいのかもしれないが、これから慎重かつ原理原則に基づいて対応していきたいと思っている

--衆院の無所属議員も含めて執行部をつくっていくのか

「それは先ほどの幹事長人事の質問と一緒で、これから関係者の皆さんと協議しながら進めていくので、現時点では白紙だ」

--無所属で出馬した鷲尾英一郎氏と菊田真紀子氏が提出した離党届の扱いは

「これは、どういう経緯で提出されて、現在どういう状況かは改めて確認した上で方針を決めたいと思う」

--衆院選で自民党が勝ったが、地域的には北海道、新潟、沖縄は野党共闘がうまくいった所は五分の勝敗だった。こういうフォーマットを念頭において今後考えていくのか

 「これは先ほどの質問とも関連するが、なかなか簡単ではないので、よく党内を調整しないといけないと思う。同時に地域差が結構あるので、地域差に配慮した考え方を党内で共有していかないといけないなと思う」

--党内から大塚代表は分党論者ではないかという声があったが、分党についてはどう考えているか

「そういう話は、私個人は聞いたことないし、別にそういった考え方を持っているわけでもない」

--地方組織は来年以降も民進党の地方組織として維持していくのか。全国幹事長会議の招集はいつになるのか

「全国幹事長会議はできるだけ早く、国会日程や党務の日程と調整しながら決めていきたいと思っている。その前に、地方組織の実情をしっかり把握していきたいと思っている。つまり、それぞれの県連でどれくらいの人数を抱えているのか。それから総支部がいくつあって、そこに現職が何人いるかとか。相当事情が違うので、それを把握した上でもろもろの日程を決めていきたいと思う。それから総支部は、現在、民進党は継続しているので、民進党の総支部は現に存在しているので、その状態は当面、変わりはない」

--希望や立民に今後の選挙協力を働きかける考えはあるのか

「初めの方の質問に答えた通り、それぞれスタートしたばっかりなので、まずはお互いの信頼関係をつくることが大事であって、その先のことはまだ今申し述べる段階ではない」

--政権交代できる党になるためには何が必要か

「先ほど申し上げたが、国民の皆さんに、それにたりうる政党であり、あるいは政治集団であるということを納得いただくということが不可欠な条件だ。そのためには何を目指すのか。われわれの場合、民進党は継続しているので、政策ははっきりしているが、それに見合う組織の体勢、さらにはガバナンスのあり方、こういう何点かがそろうことによって、今の質問のような状況を生み出せると思う」

--分党せず民進党を残すのか。憲法9条ついての考えは。また、愛知県出身として地元にメッセージを

「10月27日の両院総会で決まった方針は踏襲している。改憲は、現政権がどのような議論を組み立て、国会にそれを持ち出してくるかによってずいぶん対応が変わるので、現時点で仮定の質問に答えるのは適当ではないと思う。ただ、民進党は旧民主党時代から『論憲』という立場をとっているので、これは当然議論しないといけないし、時代に合わない点があれば、しっかり議論をした上で合意が得られれば、さまざまな対応を考えていくということだと思う

「愛知県へのメッセージは、ご存じの通り、愛知は民進党議員の約1割が所属している県連だった。今回は3つに分かれたが、結局終わってみると、立民、希望、無所属で出られた方を全体でみると、2014年に選挙区で通った方は今回も全員当選していて、比例は若干増えている県だ。どこかの政党が絶対的に正しいということはなかなかあり得ないと思うが、国民の皆さんにとって大事なことは、選択できる状況であったり、健全な議論が成り立つ政治構造だと思うので、愛知はまさしくそういう構造だ。愛知県選出の参院議員として、公党の一つを担わせていただくことになったので、愛知の有権者の皆さんの思いも踏まえて、しっかり党運営にあたらせていただきたい」

--「もり・かけ」問題について、どう安倍政権に論陣を張っていくのか。憲法9条に自衛隊明記することについての考えは

「『もり・かけ』だが、国民に対するアカウンタビリティー(説明責任)は、いかなる政権であっても、極力透明にそれを果たせなければならないと思っているので、『もり・かけ』問題は、まだまだ不透明な部分があるので、これはしっかりと正していきたいと思っている」

9条に自衛隊に書き込むかどうかということを、どういう形で提案するかによるが、われわれの立場は、そもそも自衛隊は合憲であるので、憲法に書いてあろうとなかろうと、自衛隊は合憲という認識だ。したがって書くことによって、何が変わるかということを、むしろうかがってみたい

--希望が失速した原因は。小池氏の独裁的な党運営が可能な規約についてはどう思うか

「後半の質問は、他党の内部のガバナンスに関わるので私がコメントする立場にない。あの2つの発言、『さらさら』の部分と、『排除』という部分は、適切ではなかったと思う。そこが失速の主たる原因だと思う」

--すぐに撤回しなかったのが問題か

「過程の話についてお答えする立場にない」

--共産党との協力について「原理原則に基づいて判断する」と言ったが、原理原則とは

原理原則というのは、政策的にまったく相いれない部分があれば、なかなか共闘は難しいという原理原則に基づいてしっかり考えていきたいということだ

--首相指名はどうするのか。新代表の推薦人24人の内訳は

「推薦人の内訳は後で聞いてください。首相指名についてはこれから皆さんと相談して、衆院、参院にも諮りたいと思う」

--首相指名は党内の人物を想定しているか

「現時点ではそうだ」

--代表就任の感想は。立民と希望の距離は等距離か。執行部はいつまで決めるのか

「後ろから順番にいくと、いつまでにということも含めてこれから皆さんと相談する。等距離かどうか。等距離だ。感想は大変責任が重い、荷が重いという感じだ。『荷が重い』は取り消しておきましょう(笑)。責任が重い」

--消費税についての考え方は。民進党に足りない点は何か

「後半はさっきの質問と同じなので、できれば後で回答部分を引いていただきたいと思うが、民進党は政策は継承し、きちっとあるわけなので、信頼を国民の皆さんに頂くためにはガバナンスの部分であったり、党の組織のあり方について、もう少し盤石にしていかないといけない」

「消費税については、もともと民進党は、3党合意の延長線上で旧民主党の流れを引いて、消費税はしっかり財源確保のためにも、社会保障のためにも、国民の皆さんの納得と経済状況が許せば、上げていかなければならないという立場は変わりはない。ただ、国民の皆さんの納得と経済状況ということについては、経済は生き物なので、しっかりと精査して、その時々の判断していかないといけないと思っている」

--民進党が分裂した原因をどう分析しているか

「両院総会での発言と重なるが、総選挙において国民の皆さんに政権選択の機会を提供申し上げるのがわれわれの責務なので、与党の皆さんはそうはならないように解散するわけなので、そういうタイミングと戦略のもとで、安倍さんが解散を打たれた中で、短期間にどういう風にその状況をつくるかということを、前原さんなりに、小池さんと相談して決断されたのがあの決定であり、その決定がその後の知事の発言などもあり、国民の皆さんの支持が続かなかったことが、分裂の原因ということになる」

--安全保障関連法に対する考えは。立民、希望と将来的に再合流を模索する考えは

「後者から答えるが、これも先ほどの質問に答えているが、現時点では、そういうことを考えている段階ではない。まずは、それぞれの党がスタートしたばかりなので、お互いの信頼関係を構築するのが、現時点でのそれぞれの党に対するスタンスだ」

安保法制については、そもそも国の平和・安全、国民の皆さんの生命と財産を守るのは、国として、政治として当然の責務なので、それに資する安保法制であるかどうか。そして、それに資すると思って組み立てた法律や制度の枠組みが、かえって安全や平和を阻害するようなことであれば本末転倒なので、そういうメリット、デメリット、可能性をしっかり検討して判断していくべき問題で、一言で何か言い表せる問題ではないと思っている」(引用ここまで



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