岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

たまには毛色の変わった話しでも…私のコンピュータ事情(6)

2009-02-07 05:35:52 | Weblog
(今日の写真は「Windows7Ultimate 64bitβ版」の「ようこそ」画面である。画面中央に見える「円」は「くるくる」と回り「Vista」と同じだが、その直前の起動画面はより動画的に変化した。しかし、起動音は「Vista」と同じで変化はない。
 「Windows7Ultimate 64bitβ版」をインストールして使えるようにしたのが、1月28日だからほぼ1週間が経過したわけだが、今のところ「トラブル」はない。
 確かに、動きは軽快だし、トラブルがないとなれば、しかも、ダウンロード数が凄く多いとなれば「Microsoft」が発表しているように、第二の「β版」を発表しないまま、8月末には「正式版」が発売されるのかも知れない。大いに期待したいところである。)

 今日の写真から私の使っているモニターが「Apple」社製の「Apple Cinema Display(20インチフラットパネルモデル)」であることが分かるだろう。モニターの下の枠中央に「りんご」のマークが見えているはずだ。
 対角線20インチのこの「横長」の「Display」には、見開き2ページ分のものを表示しても、メニューバーやパレットを表示する広さを確保することが出来る。だから、単体(1枚、1基)でも作業効率は悪くはない。何たって1680x1050ピクセルだからである。
 だが、1面の画面に「文章」や「画像」、その他に色々と「載せて表示」しての作業は「煩わしく非効率」である。
 この写真からも分かるだろうが、このモニターの右側にはもう一つ同じモニターがある。私は2台の「Apple Cinema Display」を並べて使っている。今、ブログ書きをしている現在も「右」のモニターは、この「ブログ」画面を開いて書いている。左のモニターには「資料や資料写真」を載せている。
 普通はその逆だ。右に画像を開いて、左には「原稿」、必要な時には「右」から「画像」を引っ張ってきて貼り付けるのだ。とにかく広いので作業効率はいい。
 ただ、この「Apple Cinema Display」には「DVI」ポートが1つしかない。そのままだと、1台のコンピュータでしか使えない。「Apple」製には「汎用」という概念がなさ過ぎるのだ。だが、「IntelMac」になってからは「Mac」に「Windows」を導入することも可能になった。この現実がどんどん進んでいくのに、それでも、「Mac」は汎用性にあまり価値を見いだそうとしない。
 私はこの2基の「モニター」を「Mac Pro」、「WindowsXP PRO」、「Windows7」という3台のコンピュータで、電子的な切り替え機と手動の切り替え機をコンビネーションして使えるようにしてある。だから、3台のコンピュータなのにモニターは2基なのだ。
 この「Apple Cinema Display」は先ず明るい。画像が鮮明で斑がない。だから、目が疲れない。この評価は、私は以前に「ナナオ」のデスプレーを使っていたが、それに比べてのことである。

 ※まだ市販されていないNew OS「Windows 7」のダウンロードとインストール※

 「よく調べもせず」に先走るのが私の悪い癖である。だが、逆に「いい癖」である場合もある。β版というのは「不都合やトラブル」が沢山あるはずなので「それらについての情報」をどんどんレポートしてほしいというものだ。だから、事前に「調べないで」導入後、使ってみながら「調べる」ということは妥当なことだろう。「β版」導入以前にあれこれと調べるということは、まさに「愚の骨頂」だ。だから、私は「実際に自分で使えるようにしてから」、「よく調べ」たのだ。
 その結果、「メールソフトがない同梱されていない」ことに気がついたのだ。そして、そのことが、「メールソフト」が入っていないOSなどあろうはずがないという「思い込み」を助長し、「インストール」に失敗したのではないかという疑心を生んでしまったのだ。
 そこで、もう一度「Windows7」のインストールをしたのである。それでもやはり、メールソフトは入っていなかったのだ。これは「よく調べもせず」にことに当たった報いである。
 その後、調べたらあっちこっちの「Web」で、そのことについての記載を発見したのである。
 「メールソフト」が入っていなくても別に慌てることはない。無料の「メールソフト」は、「Netscape (ネットスケープ)」や「Mozilla Thunderbird(モジラサンダーバード)」などがあり、簡単にダウンロード出来て、簡単に設定出来る。それらを使えばいいだけなのである。
 ただし、「Netscape」は昨年の2月に「草分け、ネットスケープ」はひっそりと退場した。だから現在はどうなっているのか私は確認をしていないが、次のような情報がある。
 「Netscape」について少し書くことにする。「Netscape」とは、ウェブ・ブラウザ(閲覧ソフト)の草分けとして1990年代半ばに登場し、インターネットの爆発的な普及の牽引役となって、一世を風靡した歴史的ソフトである。その「Netscape」ブラウザの開発とサポートが、昨年の2月1日で完全に終了した。
 「Netscape」はイリノイ大の学生によって開発されたものだ。当初「モザイク」の名前で呼ばれていたが、複雑な設定や指示が必要だったインターネットの操作を劇的に改善したワールド・ワイド・ウェブ(WWW)を閲覧するためのソフトとして爆発的な人気を呼んだ。94年に開発・販売を行うネットスケープ・コミュニケーションズ社が設立された後、95年の上場は、インターネット関連ビジネスによる空前の好景気「ドットコム・バブル」の幕開けを告げた。
 だが、独占企業「Microsoft」社は、インターネットの世界での標準ソフトの地位を確立されるのを恐れ、95年に「Internet Explore(インターネット・エクスプローラ」を発表し、OSとの一体化などの手法で急激に市場占有率を拡大した。競争に敗れた「Netscape」社は99年にインターネット大手の「AOL」に買収された。
 その後も開発は続けられたものの、「退場」直前には、シェアは1%以下にまで落ち込んでいた。
 AP通信は「世界初の一般向けブラウザであり、インターネット・ブームの火付け役だった」と「Netscape」が果たした役割をたたえていたものである。(明日に続く)