少し前からどうも洗濯機の脱水機能の調子に疑問を持ち始めました。以前一緒に住んでいたイタリア人の女の子に電気代がもったいないのである程度いっぱいにしてから洗濯機を使えと言われ、その習慣を続けていましたが、最近その量では脱水のとき洗濯機の中が回らず、終わって開けて見ると洗濯物からまだ水が滴り落ちる状態。中身を減らすとちゃんと脱水されるのですが、これでは何度も洗濯しなければなりません。そんな不満を漏らしていたら、ダ二ィがお買い得洗濯機を見つけて早速決めてきました。
前日電話では配達は9時以降という話で、ダ二ィは電話で「じゃあ、9時半から10時頃ですね」とか言っている。だいたいアポをとってもその時間に来ないのがイタリアだと頭っから思っている私。まあ念のために9時半位から来てもいいようにはしておこうと思っていました。
家具や電気製品を買うことになると、ダ二ィの父親がなぜかいつも立ち合いに来ます。洗濯機くらい、業者がきて設置していくだけじゃんというのが私の気持なんですけれど、嫁の私は黙っているのが一番かと今のところは黙認。問題は、時間より早くやって来る。来たついでに家の色々なところをチェックする。そんなわけで、触りそうなところ(自分が作ったり関わったりした箇所なんですけどね)を片づけたり、掃除したりというのが私の前日の課題。有難いけれど、同時に面倒なんですよね~。簡単に済むことが大きくなる。
でも今回はダ二ィパパが来るかどうかがあまりはっきりしていなかったので、取りあえず洗濯機が置かれる洗面所を棚から、暖房機(テルモジフォーネって、ヨーロッパにはよくあるセントラル・ヒーティングで管が並んでいるようなもの、中をお湯が通って空気を暖める、とかそんなのですよね?)の管一本一本の埃をとったりと洗面所に絞ってしまいました。ダ二ィ曰く、洗濯機が運ばれてきたらその時に汚れるのに、なんで先に掃除するんだよ。でも私にとって、問題はそこではないのだ。
だいたい物事は予想した通りにいかないもの。ダ二ィパパからは来るとの電話があったものの、早くやってきたのは業者の方でした。それも外で時計を見ながらカウントダウンしていたのではないかと思われるほど9時ぴったりに。
二人の業者の人は慣れた手順で速やかに仕事を終え、使い方を簡単に説明してくれて、さっさと帰って行きました。運び入れる際に、洗面所のドア(木目調)にかなり大きなひっかき傷が出来てしまい、ダ二ィは物を投げるほど切れていました。気付いたときには業者はもう帰った後だったので、文句も言えず・・・。ダ二ィはパパが以前に置いて行った木製品の修理に使うものを探し出し、傷を目立たなくするようにと奮闘していたところにパパ到着。
パパは傷跡隠しをささっと済ませると、洗濯機はもう設置されてしまっているので、ベランダの方に向かっていきました。私:(やばい!)と心の中。ここのところ寒さのピークもあって、ベランダにはほとんど出ていません。でもベランダにはパパ作の棚がある。雨が降ると空気が汚れているせいか、外のものはどろどろになるんですよ。(東京ではここまでならないと思うんだけど。)自分の作ったものがあの状態では気分は悪いだろうというのが十分理解できます。案の定、ダ二ィに拭くものを持ってこいと言っているのが聞こえ、ダ二ィが私にそれを大声で伝えようとするとパパは「もういい」と言って部屋の中に戻ってきました。
私には気を遣うらしく何もいいませんが、ダ二ィは実家では掃除なんてしたことないのも知っているパパは、掃除は私がやらなきゃ誰がやるというのもわかっているのです。話題を変えるためか、私とは共通の趣味のモザイクの話をして帰って行きました。
ふっ~終わった。色々なことを結局親に頼っているダ二ィはパパが助けにきているときは羊のように大人しい。ちょっと前までドアの傷を前に切れてたくせに。
そしてこの洗濯機。汚れていない新品はやはり美しい。でも使い方のマニュアルを読んでいると、古いシンプル機能の洗濯機の方がいいなと思ってしまう。だいたい電気製品を買うたびに思うのですが、マニュアルは最初から誰も読まないだろうと想定して作られているのではないかと思わされるくらいわかりにくい。
イタリア生活は昨年の12月で6年目を迎えましたが、洗濯機はいまだに謎がいっぱいです。それで今回はマニュアルを読みながら理解するつもりだったのに。
だいたい一回の洗濯に1時間以上はかかる。前の洗濯機では2時間近くかかっていました。
本当に大丈夫なのかなと人に聞くと、古いタイプはそれこそ2時間かかるという話。
洗剤を入れる引き出しがついていて、そこが洗剤と柔軟剤用と予洗い用の洗剤などと分けられているらしいのですが、一体どれがどれだかわからない。前の洗濯機ではAとBと書いてありましたが、昔住んでいたところの洗濯機ではBに洗剤を入れていたので、こちらでもBに入れ続けていました。でも普通は一番使うところはAじゃないのと思ったりするわけです。人に聞いても答えは様々。最終的には「どこに入れても大丈夫よ」とのこと。
今回の洗濯機でそれを明らかにしようとマニュアルを読むと、普通の洗濯では投入口2に洗剤を入れるとある。では一体どれが投入口2なのか。ダ二ィは2だから中央の小さ目の入り口だと言う。私はそうは思わないけれど・・・。ダ二ィパパはやはり「どこに入れても同じだ」という意見。
彼らがいないときに私は一人でまた考えました。中央のは絶対に違う。後の二つが1と2で、なら左側が2だろうと。そして今度はもう一度よくこの引き出しを観察すると、この投入口の底に薄くIとIIの文字が。私はマニュアルの記載通りの1と2という文字を探していたのです。それも左がIIで右がIという、イタリア人にはこれが普通なのですかね?そして中央の小さい投入口は柔軟剤投入口というネーミングなのが後でわかりました。
やれやれとにかく解決。イタリア人にはわかるんですかね。それともやはり「どこでも同じよ」で洗濯を始めるんでしょうか。
そしてこの洗濯機の使い方。まずメニューを選ぶ。メニュー1は「コットン90度」となっている。水温90度などという高温での洗濯が普通なの???その後速度を選ぶ。500,600,700、と1000回転まである。こちらもよくわからない。そして「アイロンかけ楽ちんボタン」みたいなのを選びたければ選べるが、別に普通でよければ開始ボタンを押して終わり。
日本人の方でイタリア洗濯機の使い方をよく理解された方に教授を願いたい。イタリア人に聞くと答えがさまざまで、最後はいつも「どれでもいいのよ」。
人生、本当はイタリア人式がいいのかもしれませんけど。
前日電話では配達は9時以降という話で、ダ二ィは電話で「じゃあ、9時半から10時頃ですね」とか言っている。だいたいアポをとってもその時間に来ないのがイタリアだと頭っから思っている私。まあ念のために9時半位から来てもいいようにはしておこうと思っていました。
家具や電気製品を買うことになると、ダ二ィの父親がなぜかいつも立ち合いに来ます。洗濯機くらい、業者がきて設置していくだけじゃんというのが私の気持なんですけれど、嫁の私は黙っているのが一番かと今のところは黙認。問題は、時間より早くやって来る。来たついでに家の色々なところをチェックする。そんなわけで、触りそうなところ(自分が作ったり関わったりした箇所なんですけどね)を片づけたり、掃除したりというのが私の前日の課題。有難いけれど、同時に面倒なんですよね~。簡単に済むことが大きくなる。
でも今回はダ二ィパパが来るかどうかがあまりはっきりしていなかったので、取りあえず洗濯機が置かれる洗面所を棚から、暖房機(テルモジフォーネって、ヨーロッパにはよくあるセントラル・ヒーティングで管が並んでいるようなもの、中をお湯が通って空気を暖める、とかそんなのですよね?)の管一本一本の埃をとったりと洗面所に絞ってしまいました。ダ二ィ曰く、洗濯機が運ばれてきたらその時に汚れるのに、なんで先に掃除するんだよ。でも私にとって、問題はそこではないのだ。
だいたい物事は予想した通りにいかないもの。ダ二ィパパからは来るとの電話があったものの、早くやってきたのは業者の方でした。それも外で時計を見ながらカウントダウンしていたのではないかと思われるほど9時ぴったりに。
二人の業者の人は慣れた手順で速やかに仕事を終え、使い方を簡単に説明してくれて、さっさと帰って行きました。運び入れる際に、洗面所のドア(木目調)にかなり大きなひっかき傷が出来てしまい、ダ二ィは物を投げるほど切れていました。気付いたときには業者はもう帰った後だったので、文句も言えず・・・。ダ二ィはパパが以前に置いて行った木製品の修理に使うものを探し出し、傷を目立たなくするようにと奮闘していたところにパパ到着。
パパは傷跡隠しをささっと済ませると、洗濯機はもう設置されてしまっているので、ベランダの方に向かっていきました。私:(やばい!)と心の中。ここのところ寒さのピークもあって、ベランダにはほとんど出ていません。でもベランダにはパパ作の棚がある。雨が降ると空気が汚れているせいか、外のものはどろどろになるんですよ。(東京ではここまでならないと思うんだけど。)自分の作ったものがあの状態では気分は悪いだろうというのが十分理解できます。案の定、ダ二ィに拭くものを持ってこいと言っているのが聞こえ、ダ二ィが私にそれを大声で伝えようとするとパパは「もういい」と言って部屋の中に戻ってきました。
私には気を遣うらしく何もいいませんが、ダ二ィは実家では掃除なんてしたことないのも知っているパパは、掃除は私がやらなきゃ誰がやるというのもわかっているのです。話題を変えるためか、私とは共通の趣味のモザイクの話をして帰って行きました。
ふっ~終わった。色々なことを結局親に頼っているダ二ィはパパが助けにきているときは羊のように大人しい。ちょっと前までドアの傷を前に切れてたくせに。
そしてこの洗濯機。汚れていない新品はやはり美しい。でも使い方のマニュアルを読んでいると、古いシンプル機能の洗濯機の方がいいなと思ってしまう。だいたい電気製品を買うたびに思うのですが、マニュアルは最初から誰も読まないだろうと想定して作られているのではないかと思わされるくらいわかりにくい。
イタリア生活は昨年の12月で6年目を迎えましたが、洗濯機はいまだに謎がいっぱいです。それで今回はマニュアルを読みながら理解するつもりだったのに。
だいたい一回の洗濯に1時間以上はかかる。前の洗濯機では2時間近くかかっていました。
本当に大丈夫なのかなと人に聞くと、古いタイプはそれこそ2時間かかるという話。
洗剤を入れる引き出しがついていて、そこが洗剤と柔軟剤用と予洗い用の洗剤などと分けられているらしいのですが、一体どれがどれだかわからない。前の洗濯機ではAとBと書いてありましたが、昔住んでいたところの洗濯機ではBに洗剤を入れていたので、こちらでもBに入れ続けていました。でも普通は一番使うところはAじゃないのと思ったりするわけです。人に聞いても答えは様々。最終的には「どこに入れても大丈夫よ」とのこと。
今回の洗濯機でそれを明らかにしようとマニュアルを読むと、普通の洗濯では投入口2に洗剤を入れるとある。では一体どれが投入口2なのか。ダ二ィは2だから中央の小さ目の入り口だと言う。私はそうは思わないけれど・・・。ダ二ィパパはやはり「どこに入れても同じだ」という意見。
彼らがいないときに私は一人でまた考えました。中央のは絶対に違う。後の二つが1と2で、なら左側が2だろうと。そして今度はもう一度よくこの引き出しを観察すると、この投入口の底に薄くIとIIの文字が。私はマニュアルの記載通りの1と2という文字を探していたのです。それも左がIIで右がIという、イタリア人にはこれが普通なのですかね?そして中央の小さい投入口は柔軟剤投入口というネーミングなのが後でわかりました。
やれやれとにかく解決。イタリア人にはわかるんですかね。それともやはり「どこでも同じよ」で洗濯を始めるんでしょうか。
そしてこの洗濯機の使い方。まずメニューを選ぶ。メニュー1は「コットン90度」となっている。水温90度などという高温での洗濯が普通なの???その後速度を選ぶ。500,600,700、と1000回転まである。こちらもよくわからない。そして「アイロンかけ楽ちんボタン」みたいなのを選びたければ選べるが、別に普通でよければ開始ボタンを押して終わり。
日本人の方でイタリア洗濯機の使い方をよく理解された方に教授を願いたい。イタリア人に聞くと答えがさまざまで、最後はいつも「どれでもいいのよ」。
人生、本当はイタリア人式がいいのかもしれませんけど。