あいあいのひとりごと

ローマ在住あいあいの暇つぶし日記。

イタリアでの婚姻手続き(ステップ3)-Giuramento

2008-02-23 20:23:37 | Matrimonio (イタリアで結婚)

さて、次はCircoscrizione(東京で言えば区役所のようなところ、証明書等を発行する役所)にGiuramentoに行くという。Giuramento、日本語訳は「宣誓」とか「誓約」みたいな意味。何を誓いに行くのかしら?というところなのですが、実はPubblicazione(結婚の公示)の申請手続きのことでした。イタリアでは(フランスもと聞きましたが)、結婚をするカップルの名前、出身地、生年月日などを10日間公示するのです。そこで誰かが異議を申し立てると(例えば、あの人はもう結婚しているはず、など)、すぐに結婚できないわけですね。実際異議を申し立てる人がいるケースがどれだけあるのでしょうか。

この手続きも予約していくのですが、この日の数日前にダニィに電話があり、「病院に行くので一日予約日をずらしてもらいたい」とのこと。役所の仕事なのに、この仕事をしている人は一人しかいないの?とやはりイタリアだ。当日も、部屋に通され、こちらは待っているのに、係りのシニョーラは黙ったままのんびり周りを片付けたりしてなかなか始まらない。さてやれやれ片付けが終わったかと思うと、今度はダニィと世間話。娘さんが卒業したばかりなのだが、仕事が見つからないと愚痴っている。そこでダニィが自分の職場を紹介したりして、一体いつになったら終わるのだろう。

それでもなんだか法律の条文みたいなのを読み上げていて、私たちはサインをし、もしかしたらやはり何かを宣誓したのかもしれませんね。私たちの公示は3月1日まで、その後半年以内に結婚しないと無効になるとのことでした。

必要書類はNulla Osta(婚姻要件具備証明書)とそれぞれの身分証明書(私の場合はパスポート)と印紙。公示終了後にまたNulla Ostaを取りに行くそうです。

部屋を出ると、私たちの無駄話のせいで人が大勢待たされていました。今回は反対の立場でよかった。あしからず。

 



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