1995年月組『ハードボイルドエッグ』『EXOTICA！』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/16ec2319687c097daa24229ff0e723ad
月組『Beautiful Tomorrow』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/e47b4cad47a84523d0d6a6736a474d90
『ハードボイルドエッグ』
アレックス
(かつて小さな賞をとった経験をもつ小説家) 天海祐希
ローズマリー
(出版社に勤務するアレックスの恋人) 麻乃佳世
ジョージ
(ホテルのドアマン) 久世星佳
ローレンス
(刑事) 若央りさ
シドニー
(ディンズモアの店のバーテン) 真琴つばさ
ママ・ディンズモア(ディンズモアの店の女主人) 邦なつき
パパ・ディンズモア(ディンズモアの店のオーナー) 葵美哉
パメラ(ローズマリーの同僚) 夏河ゆら
フロイド(刑事) 姿月あさと
マシュー(ローズマリーの求婚者) 汐風幸
シンディ(ローズマリーの店のウェイトレス) 風花舞
-STORY-
アレックスは小説家だが、さっぱり芽が出ない。以前はそれでも、こつこつ書いていたが、最近では、創作意欲も湧かなくなってきてしまった。出版社に勤める長年の恋人、ローズマリーがもってくる仕事をこなして生活している状態で、ローズマリーは二人の将来に不安を抱いている。アレックスはローズマリーの心を知りながらも、定職に就くこともなく、気ままな日々を過ごしていた。
今日もアレックスは行きつけのディンズモアの店にいた。近くのホテルのドアマンをしているジョージや、刑事のローレンスとフロイドなど顔なじみがいた。その常連たちと、今世間を騒がせているクライム・バスターという、ギャングばかりを狙った通り魔事件の話題の興じるアレックスは、その犯人像と、現在自分が書いている小説のヒーロー、サイモン・エメットとを重ね合わせていた。
その夜、ジョージは川のほとりの公園でサナトリウムで息を引き取った娘のことを考えていた。数年前、一家で強盗にあい、妻は殺害、娘は後頭部に受けた弾丸が元で植物状態になっていたのだ。彼も少しは名のとおったミュージシャンだったが、銃弾で傷を負い職を失ってしまった。川のほとりにたたずみ、思いを馳せていると、そこへ数人の男達が現れ、その内の一人が射殺されて川へ捨てられた。それを目撃したジョージは男達に見つかるが、危うい所で通りすがりのパトカーに助けられる。
同じ頃、アレックスはローズマリーに連れられて、ある出版社のパーティに出席する。彼の仕事がみつかればと考えて誘ったローズマリーだったが、アレックスは場違いのような気がして居心地の悪い思いをしていた。二人で語り合う内に、ローズマリーは以前からの思いを話し始めた。
彼女は百科事典のセールマンをしているマシューから求婚されている。結婚について何も語らないアレックスと、ささやかでも確固たる将来設計があるマシューとの間で、ローズマリーの心は揺れていた。だが、話し合いは何の結論も出ず、二人は気まずい雰囲気の中で別れる。
翌日、アレックスはディスコで行われるダンス・パーティのチケットを持って、ローズマリーの務める出版社を訪れた。それは、友達であり、シモンズの店でバーテンダーをしているシドニーに諭され、もう一度彼女と、二人の先行きについて話し合おうと考えたからである。ところが、彼女は不在で、同僚であるパメラがマシューのプロポーズの件を喋ってしまう。
結局、パーティにローズマリーを誘えなかったアレックスは、その夜、代わりにディンズモアの店のウエイトレス、シンディを誘って出掛ける。だが、アレックスはローズマリーの事が心に引っかかり、今一つ気が乗らない。パーティのラスト近く、アレックス達は、マシューに寄り添うローズマリーと出会い、マシューを紹介される。アレックスは心の動揺を隠すことができなかった。
パーティの帰り道、マシューはローズマリーに指輪をプレゼントする。しかし、彼女は、自分の気持ちを確かめたいと告げる。その時二人はギャングに絡まれるが、男達に立ち向かっていったマシューにローズマリーは感動する。しかしそれはマシューがローズマリーの心をつかむためにと仕組んだ芝居だったのである。
さらにマシューは、アレックスにローズマリーから手を引くように要求する。アレックスは腹立たしさを覚え、再度ローズマリーと話し合う。その二人の前に、突然前日同じく、グレン率いるギャングが立ちはだかった。ローズマリーを守ろうと、アレックスは立ち向かうが・・・。
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月組『Beautiful Tomorrow』
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『ハードボイルドエッグ』
アレックス
(かつて小さな賞をとった経験をもつ小説家) 天海祐希
ローズマリー
(出版社に勤務するアレックスの恋人) 麻乃佳世
ジョージ
(ホテルのドアマン) 久世星佳
ローレンス
(刑事) 若央りさ
シドニー
(ディンズモアの店のバーテン) 真琴つばさ
ママ・ディンズモア(ディンズモアの店の女主人) 邦なつき
パパ・ディンズモア(ディンズモアの店のオーナー) 葵美哉
パメラ(ローズマリーの同僚) 夏河ゆら
フロイド(刑事) 姿月あさと
マシュー(ローズマリーの求婚者) 汐風幸
シンディ(ローズマリーの店のウェイトレス) 風花舞
-STORY-
アレックスは小説家だが、さっぱり芽が出ない。以前はそれでも、こつこつ書いていたが、最近では、創作意欲も湧かなくなってきてしまった。出版社に勤める長年の恋人、ローズマリーがもってくる仕事をこなして生活している状態で、ローズマリーは二人の将来に不安を抱いている。アレックスはローズマリーの心を知りながらも、定職に就くこともなく、気ままな日々を過ごしていた。
今日もアレックスは行きつけのディンズモアの店にいた。近くのホテルのドアマンをしているジョージや、刑事のローレンスとフロイドなど顔なじみがいた。その常連たちと、今世間を騒がせているクライム・バスターという、ギャングばかりを狙った通り魔事件の話題の興じるアレックスは、その犯人像と、現在自分が書いている小説のヒーロー、サイモン・エメットとを重ね合わせていた。
その夜、ジョージは川のほとりの公園でサナトリウムで息を引き取った娘のことを考えていた。数年前、一家で強盗にあい、妻は殺害、娘は後頭部に受けた弾丸が元で植物状態になっていたのだ。彼も少しは名のとおったミュージシャンだったが、銃弾で傷を負い職を失ってしまった。川のほとりにたたずみ、思いを馳せていると、そこへ数人の男達が現れ、その内の一人が射殺されて川へ捨てられた。それを目撃したジョージは男達に見つかるが、危うい所で通りすがりのパトカーに助けられる。
同じ頃、アレックスはローズマリーに連れられて、ある出版社のパーティに出席する。彼の仕事がみつかればと考えて誘ったローズマリーだったが、アレックスは場違いのような気がして居心地の悪い思いをしていた。二人で語り合う内に、ローズマリーは以前からの思いを話し始めた。
彼女は百科事典のセールマンをしているマシューから求婚されている。結婚について何も語らないアレックスと、ささやかでも確固たる将来設計があるマシューとの間で、ローズマリーの心は揺れていた。だが、話し合いは何の結論も出ず、二人は気まずい雰囲気の中で別れる。
翌日、アレックスはディスコで行われるダンス・パーティのチケットを持って、ローズマリーの務める出版社を訪れた。それは、友達であり、シモンズの店でバーテンダーをしているシドニーに諭され、もう一度彼女と、二人の先行きについて話し合おうと考えたからである。ところが、彼女は不在で、同僚であるパメラがマシューのプロポーズの件を喋ってしまう。
結局、パーティにローズマリーを誘えなかったアレックスは、その夜、代わりにディンズモアの店のウエイトレス、シンディを誘って出掛ける。だが、アレックスはローズマリーの事が心に引っかかり、今一つ気が乗らない。パーティのラスト近く、アレックス達は、マシューに寄り添うローズマリーと出会い、マシューを紹介される。アレックスは心の動揺を隠すことができなかった。
パーティの帰り道、マシューはローズマリーに指輪をプレゼントする。しかし、彼女は、自分の気持ちを確かめたいと告げる。その時二人はギャングに絡まれるが、男達に立ち向かっていったマシューにローズマリーは感動する。しかしそれはマシューがローズマリーの心をつかむためにと仕組んだ芝居だったのである。
さらにマシューは、アレックスにローズマリーから手を引くように要求する。アレックスは腹立たしさを覚え、再度ローズマリーと話し合う。その二人の前に、突然前日同じく、グレン率いるギャングが立ちはだかった。ローズマリーを守ろうと、アレックスは立ち向かうが・・・。
