たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『ベルサイユのばら45』_ACT2(2)

2020年03月16日 22時13分47秒 | 宝塚
2019年2月2日(土)13時30分開演、東京国際フォーラムC

フィナーレナンバー

フィナーレA 歌う紳士A;緒月遠麻
      
       歌う紳士S;和央ようか

フィナーレB「小雨降る径」 踊る紳士S;水夏希

             踊る淑女S;朝海ひかる

フィナーレC「薔薇のタンゴ」薔薇のダンサーS;湖月わたる

フィナーレD「ボレロ」ボレロの男S;稔幸

           ボレロの女S;朝海ひかる


 みなさんいわゆるアラフィのはずなんですが現役時代と同じ華やかなコスチュームを着こなして現役時代よりもさらにパワーアップしたダンスを魅せてくれて、ほんとにすごいなと思いました。何年たっても体がおぼえているのかな、男役スィッチ、女役スィッチがそれぞれ入って、同時に歳を重ねられた分だけ歌声もダンスも深みをましていたOGさんたち。

 湖月わたるさん、2017年12月になるのかな、日本青年館で『Pukul』を観た後、外苑前駅のすぐ近くでたぶんスタッフさんが運転する車のわきに立っているところを会いました。わたし梅田芸術劇場の、キャトルレーヴとは微妙にちがう薄紫色のビニール袋抱えていたのでわかったのかな、目があったらやさしく微笑んでくれました。背高くて顔小さくて腰の位置高くてかっこよかったです。永遠にかっこいい、未来永劫タカラジェンヌ。

 朝海ひかるさん、可愛い、かっこいい。わたるさんと並んで特に現役味、すごい。

 汀夏子さんがさすがに少しふらつかれてしまいましたがコスチュームを着こなしてダンスを踊ってくれたのも、小学生の頃憧れた身としては感無量でした。当日券に並んでいた、たぶん60代前半ぐらい?の女性が汀夏子さんのこの「ジェミニ」をみるためにきたのだと興奮しながら語られていました。二度とない一期一会の出会い。こんな舞台を観ることができる日が訪れるなんて小学生だった自分におしえてあげたい。テレビの前で、いつか、いつか、観たいと憧れた世界が目の前にありました。


































 宝塚が舞台を開けることができなかったら、たぶん東宝も舞台を開けることができない。帝国劇場も他のどの大劇場も舞台を開けることができない。同調圧力によるいたずらな批判からはなにも生まれない。日本が破綻するまえに、「Show Must Go On !」の想いを込めて、ことば足らずですが・・・。

(画像はエンタメ情報スパイスより盛大にお借りしました。)


〈 特別編〉3.11と宝塚歌劇団〜トップスターの背中〜 https://cakes.mu/posts/29207


花組生だった天真みちるさん(愛称たそ)によるエッセイ。無料期間は今だけのようです。
急いで読んでいただければと・・・。

「観劇を心の支えに生きている方がいる。

私は、これから生きていくにあたって、その方々のために身を捧げよう、と心に決めた。」


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