たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

答えのない問いかけは続いていく

2015年12月06日 11時23分03秒 | 祈り
自分の気持ちが日々揺れ動いているので、落ち着いて旅日記の続きをなかなか書けないですね。どこまで書いたのか自分でも忘れてしまいました。

昨日からずっと考えています。
私の場合も、妹の死について憎んだり、責めたりする対象は存在しない。
だれかにいじめられたとか、だれかに何かされたという直接的な理由はないからです。
ただ生まれ持ったストレス脆弱性、家族のドロドロ・・・色々なことの重なりあいで自らピリオドを決めてしまいました。私は死にたいコールを受けながら何もしなかった自分を20年近く責め続けてきました。なぜ自分の家族がこうなったのかずっと答えを探し続けてきましたが、答えはどこにもないことがわかりました。そのまま私は自分の命ある限り背負い続けていかなければなりません。
妹は不幸だったのか、それも私にはわかりません。それを決めるのは妹であって私が決めることではないからです。今思えば社会から孤立していなければ、もしかしたら死なずにすんでいたのかもしれません。私の家族に起こったことですが、広く大きく考えれば社会のひずみの一端が現れたということになるでしょう。特定の誰かや組織を憎むことも責めることもできないし、理由がこれこれだからとはっきりしないので、悔しいとかっていう思いも人に伝わりにくいです。生きていくってむずかしいですね。答えのない問いかけは続いていきます。

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