たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

国家試験受験のころ

2020年12月06日 09時55分10秒 | 祈り
 古い手帳を思い切って少しずつ捨てようと見返していたら自分の歴史がつまっていて、なかなか捨てきれずにいます。

 2007年1月、国家試験を受験したころでした。見返しながら、自分でも信じられないぐらいがんばった自分がいたことを思い出しました。なぜ妹は死んでしまったのか、母はどんな病気なのか、知りたい一心で生きていました。13年就労して使い捨て同然のかたちで契約終了となった会社で二人分の業務量をこなしながら通信教育で勉強していました。自分に鞭をうって鞭をうって邁進していました。一生懸命生きていれば、いつかどこかに辿り着くことができる、いつか答えに辿り着くことができる、心の片すみのどこかにそう信じる想いがあったような気がします。時は流れ、気がつけばてんがいこどく、母がいなくなったとき自分のふるさとはなくなっていたのだと帰省によって気づくこととなり、また思い切って戻ってきた街で、ようやくまた巡り会えたと一瞬は信じた場所も居場所ではないようだとわかった人生。答えはどこにもなく、どこにも辿り着くことができないまま、さまよい続けています。こうして永遠にさまよい続けながら気がついたときには死んでいるような気がします。最後はどうなるのでしょうね、自分。

 国家試験の受験直前に会社で具合が悪くなったのは、疲れ果てた体にぼろい空調がこたえて、咳き込み始めたらとまらなくなり体が震えてきてしまったと記憶していますがその一週間前にも具合悪くなって早退と記録しており、これは思い出すことができません。ガチャ目ひどくって、今もそうですがコンタクトレンズを合わせるのがむずかしいのもすごくつらかったです。この頃から今までどれほど無理してきたのか、それでもまだ足りない、この世にあるかぎり、自分に鞭うって鞭うって生きていかなければならないのか。これからどんなに働いたって稼ぎなんてしれています。わずかな給料から年金と税金、ごっそり天引き、入ってくる方の時給はあがることありませんが手引きされる方の率はあがるばかり。まんまと逃げきった世代は年金もらいながら悠々と遊んでいる人もいるのに、なんだかね。でも結局こうなっているのは弟が言うように全部自分が悪いんですかね、自分が悪いから、アホだから切羽詰まった人生。コロナから世界が回復してくれないともう終わり・・・。

1月1日(月);初詣
1月2日(火);〇〇眼科
1月4日(木);岩盤浴
1月5日(金);仕事はじめ
1月6日(土);△△医院
1月7日(日);法学レポート提出
1月8日(月・祝日);コンタクトレンズ左目購入、社会学レポート提出
1月12日(金);◎◎整骨院
1月18日(木);具合悪くなって早退、◎◎整骨院
1月20日(土);△△医院
1月25日(木);具合悪くなって早退
1月26日(金);有給休暇取得
1月27日(土);国家試験受験、専門科目
1月28日(日);国家試験受験、共通科目
1月31日(水);◎◎整骨院

 住んで部屋から晴海の受験会場まで土日に連続で出向くのはすごくきついと考えて、銀座のビジネスホテルに2泊したかな、JLAのマイルで一泊は無料だったような記憶があります。がんばりました、ほんとにがんばりました。ここまでがんばって合格した国家試験、お給料安いのでみずから踏み出すことはできませんでしたが時を経てめぐりめぐって生かせる場面もあったのに、帰省によって自ら一度断ち切ってしまいました。車社会と地域性の前になす術はないとわかっておらず、郷里でも同様に生かせると信じてうたがっていませんでした。また戻ってきた街でさらに生かせる場に巡り合えたと思いましたが残念ながらちょっと違っていました。ここからまたやり直していくエネルギーがこれ以上どこにあるのか、また出直さなければならないのか、つらい、つらい・・・。








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