たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組『CASANOVA』_東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング(3)

2019年05月22日 23時45分57秒 | 宝塚
 息抜き投稿。4月28日(日)の東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイングから早くも4週間が過ぎようとしています。副組長だった花野じゅりあさん、インスタグラムも始められました。赤く染めたショートボブがすごくお似合いで。どこまでも美のかたまりでかっこいい。最後の楽屋入りも、SNSにあがっている画像をみると、ピンク色に黒を重ねた大胆なシンプルさ。衣装大階段を降りるときは、まとめた髪の後ろに一輪の花、ブーケは紫色の薔薇の花束というシンプルさが美しさをよりひきたてていました。多くを語らなかった退団の挨拶が心に沁みました。SNSに文字で起こしてあがっているのを、すみません、またもや勝手に使ってしまいます。


「‏本日東京公演の千穐楽を最後まで無事に務めることができ多くのお客様に舞台をご覧いただけましたこと心より幸せに思い胸がいっぱいでございます。毎日毎回の舞台に言葉にはできない思いを込めて精進している時間は、何よりも幸せな時間でした。
今ここでお伝えしたいことそれは感謝の思いしかございません。未熟な私を見守り応援して下さいました皆様、そして宝塚を通し出会い共に夢を見て下さいました全ての皆様へ愛と感謝の気持ちを込めまして本当にありがとうございました。」



 高翔みずき組長が読み上げたメッセージは大劇場千穐楽の時とほぼ同じ内容だったと思います。怪我をして休演するしかなった時は、二度と舞台に戻れないのではないかと不安でたまらなかったという話。七海ひろきさんが、舞台に立つのが怖くなった時があったということを退団挨拶で話されたのがすごく心に残っているのですが、一回一回真剣勝負の生の舞台。そこに十数年立ち続けるということは並大抵のことではないのだとあらためて思いました。不安や怖れと闘いながら、命がけで舞台に立ち続けて、納得のタイミングだったでしょうか、花の園を去っていく姿は清々しくてほんとに美しい。お花渡しは緒月遠麻さんでした。こうして86期生が全員卒業されました。


 花野じゅりあさんが演じたゾルチ夫人、瀬戸かずやさんのコンスタンティーノとのばカップルぶりが、さらにノリノリでした。コンスタンティーノの台詞を真似るところなど可愛かったし、真っ赤な衣装の娘役さんたちがカサノヴァと踊り継いでいく場面では、誰よりも輝きを放ちながら美しい所作で娘役さんたちをけん引していました。『金色の砂漠』の時は誰が誰だかわからなかったので、花野さんが盗賊の頭として登場されたとき、男役さん?娘役さん?どっちなのだろうと思いました。それほどかっこよかった。『ハンナのお花屋さん』のフィナーレ、娘役さんたちがキキちゃん(芹香斗亜さん)を囲んで踊る場面では、誰よりもキラキラの笑顔満開で踊っていた姿も忘れません。二年ほどでしたが素敵な舞台姿をみせていただきました。ありがとうございました。




明日海りおさん、退団公演の先行画像はリアル妖精さん。ほんとに妖精になって去っていくんだなあと。




今年のお正月に友の会から年賀状が届きました。




 二人のさゆみさんの退団公演のバスツアーを一回ずつは確保していますができればもう一回ずつみたい、有給休暇は何日あるのかなあ、休むの許されるかなあと考えているといっぱいいっぱい。土曜日はすごく楽しみな『鎌足』のライブビューイングに間に合わないとわかりつつ、合格通知とは別に面接に行こうとしているし、3日からのために少し勉強もせねばと夕方ネットがつながるカフェで情報収集していたら頭の中がパンパンになってきてしまいました。これ以上なにも入りそうにありません。ずっと緊張してきたので、少し飛び立って気分転換したいですが時間が足りません。いや作ればあるのかな。慣れない暮らしで、ここにたどり着くまでになんだかすごく疲れてしまっています。どんまい!どんまい!