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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

3カ月ぶりに宝塚大劇場へ行ってきました

2019年05月21日 23時49分42秒 | 宝塚
 2月の花組『CASANOVA』日帰りバスツアーから気がつけば早3カ月。ようやくまたバスツアーで宝塚大劇場へ行ってきました。宙組『オーシャンズ11』。初舞台の口上なるものを初めてみました。105期生40名。この中に未来のトップスターさんがいるのかもしれませんが今はまだ未知。この中から主要キャストとして活躍できまでになるのはたぶん一握り、さらにトップスターになるのはほんとにほんとに一握り。そこに行き着くまでの道程は茨の道なんだろうなと、フィナーレの銀橋でのラインダンスを観ながら思いました。初舞台生がはけていくのと同時に大階段に娘役さんたちを従えた真風涼帆さんが登場したとき、初舞台から10数年の時を経て、こうして真ん中に立つまでにたぶんものすごい努力に努力を重ねてきたんだろうなと思うと涙がでそうな気持ちになりました。4月19日に初日を迎えた『オーシャンズ11』、1カ月あまりこのクオリティを毎回みせるの大変なんだろうなと思いました。大劇場は平日も二回目は15時開演。ビジネス街の東京宝塚劇場とは違います。こうしてツアー客がいますからね。11時公演が終わったあと1時間半ほどしかないので忙しいですね。今日のお昼はイープラスの貸切だったようで、そのあとの二回目公演。楽しい時間は終わってしまうとアッという間でした。家に帰ってきてしまうとなんだか夢をみていたような気がします。いや実際夢の世界。宙組を観劇するのは、ライブビューイングを除けば一年ぶり。真風さんちょっと痩せたかな?色気たっぷりで男役として今さまに充実期。声量がいちだんと豊かでした。スーツ姿がかっこよすぎるダニー・オーシャン。これぞ男役というカッコよさを堪能できました。キキちゃん(芹香斗亜さん)が楽しそうにノビノビとラスティー・ライアンを演じている姿に幸せな気持ちになりました。ジョンソン先生のアドリブ毎公演違うのか。大変、いつの間にそんなアドリブ力をつけたのか。人間関係の細かいところは展開についていくことができなかったのですが、長身の男役がそろっている宙組ならではのパワーがある舞台で楽しく時間は過ぎていきました。それぞれに見せ場がありました。束の間の夢空間。帰ってくれば現実。幻だったような気さえします。

 大劇場は美しい緑に包まれていました。桜の季節、月組のバスツアーに行けばよかったと今頃後悔。迷った時は行けるなら行くべしですね、時間はあったけど郷里で収入の道をさがすのに挫折感を味わって立ち直れなくなってしまった頃だったので仕方なかったですが・・・。



 まだ失業者なのでゆっくりしています。15時公演だと平日という感覚がつい薄くなってしまいます。もうすぐこうした時間は終わり。帰りのバスの中で、また始まるんだあ、始めなければなんだなあと考えていたらどっと疲れるものがありました。命がけで務める舞台を観てきたんだ、どんまい、どんまい!

 昨夜は眠剤を飲んだのになぜか2時を回っても寝付けず結局1錠半でなんとか就寝。今夜はたよらないようにしたいです。

 こうして無事に生きながらえて楽しい時間を過ごすことができる、ありがたいですよね。