goo blog サービス終了のお知らせ 

たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ミュージカルピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』-2024年2月11日大千穐楽ライブ配信

2024年07月23日 20時34分20秒 | ミュージカル・舞台・映画

配信有『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』観劇レポート:若き怪盗紳士の冒険を描く、ひとときの“夢”舞台 - Musical Theater Japan

ミュージカルピカレスク『LUPIN~か伯爵夫人の秘密~』-11月23日帝国劇場➁ - たんぽぽの心の旅のアルバム (goo.ne.jp)

 

 2023年11月9日帝国劇場にて開幕した『LUPIN』、2024年2月11日(日)長野県、長野ホクト文化ホールにて無事大千穐楽を迎えました。古川雄大のトップスターお披露目凱旋公演。毎月お金を払ってKDDIのメールアドレスをつかっていますがパスワードを取得して購入するまでにやや四苦八苦しながら、久しぶりにライブ配信のチケットを無事購入、一週間アーカイブ配信で5,500円は高くないですね。18日の夜ギリギリまでパソコンでなんども流しました。落ち着かなさすぎですが、長野公演前の清史郎君の会員向けライブ配信でぜひみてほしいと言っていたのでこれはみないわけにはいかなと思いました。『LUPIN』には『LUPIN』からしか得られないものがあると清史郎君、ほんとにそのとおり。小池先生の東宝では初のオリジナル脚本、帝国劇場で幕を開けたばかりの頃は厳しいご意見もみかけましたが、力あるキャストが結集し、音楽がノリノリで耳に残りやすく、スタッフさんはおそらく精鋭ぞろいで客席も盛り上がっていき楽しい作品に仕上がりました。よくぞこれを75公演、中止なく無事に終わって本当によかったです。大阪講演でアンサンブルキャストの渡辺崇人さんが舞台装置でけがをして1回だけ出られなかったことが最後に座長のゆんから明かされました。振付の桜木涼介さんが急遽ひと場面だけ踊ったとか。

 真彩希帆ちゃんのインスタグラム、共演者との写真たっぷり、清史郎君とのショットも、ありがとう。カーテンコールで涙を滲ませながら挨拶する清史郎君の隣でうんうんと見守ってくれていた真彩ちゃん、聖母でした。この時清史郎君が正直劇場にいくのがやっとの時もありましたと言葉をつまらせていたのは帝劇公演中かわかりませんが子役時代つきそってくれていたおばあ様との別れがあったからなのだと7月6日の「MUSICDAY」で知ってからあらためて思い出すと胸がいっぱいになります。

真彩希帆 / Kiho Maaya(@maayakiho) • Instagram写真と動画

とっても可愛いクラリスの衣装、アクセサリー、髪飾りの写真たち。お嬢様感たっぷりなところが配信であらためてよくわかりました。コロコロと表情がかわっていくところがよく伝わってきたのも配信ならでは。男たちが闘っている後ろでウロウロしながらとっても表情ゆたか、いちばん可愛かったのはホームズがルパンに決闘を申し込んだときの、この人なに言い出すの、頭大丈夫?みたいなぶーとした表情、アネットちゃんのカゲソロがうまくいったときのルパンとのやったあみたいな表情もかわいすぎました。

真彩希帆 / Kiho Maaya(@maayakiho) • Instagram写真と動画

 

 本物のマジバン博士を演じているのはどなただろうと気になっていたところ、大千穐楽後に仙名立宗さんだったことを知りました。婦人会のバザーの貴婦人とカンカンのダンサーに男性キャストがお一人いたことも大千穐楽後にSNSで知り驚きました。全く違和感なくてわかりませんでした。配信で画面を最大限にすると確かにいらっしゃいます。何役演じられていたのか。東宝ですっかりおなじみなったベテランのアンサンブルキャストに共に初お目見えの若い力にも出会った公演でした。ルパンの少年時代をダンスで表現していた鈴木サアヤさんが印象的でした。『モーツァルト』にキャスティングされたことに納得。星組で男役だった湊瑠飛くんの姿も確認しました。アネットちゃんにカンカンのドレスを盗まれた役ほかダンスの場面ではガンガン踊っていて大活躍。

 ボーマニャンが黒羽麻璃夫さんが帝国劇場公演のみだったので立石俊樹さん、綺麗な顔立ちに鬚の似合い具合が麻璃夫さんとはまた違う雰囲気。アクを出す歌が難しかったと思いますが大健闘。初見でしたがこれからもプリンシパルキャストでキャスティングされていくであろう楽しみな方。カリオストロ伯爵夫人も真風涼帆さんがシングルでキャスティング。女性が演じる男役ではなく女性として演じる男装の麗人というところがくっきりと表現されている燕尾服の着こなし、ルパンと踊るタンゴの足さばき、これぞ元宝塚のトップスターと唸らせてくれて、ドレス姿もいちだんと美しく公演を重ねるごとにこなれていったことが伝わってきました。ラブシーンはいちだんとねっとり。退団後最初の舞台としてはかなりハードだったかなあとも思いますが短い間に美しい貴婦人へと変身して男役も

ドレス姿もどちらも素敵です。カリオストロ伯爵夫人の最後の高笑い、柚希礼音さんはまた違ったのでしょうね。レオナールの漕ぐボートが袖へと消えていくのはスタッフさんたちが人力で引っ張っていたのだそうです。

 思い返すと楽しいことばっかりの公演、いつも一人、ずっと一人ですが帝国劇場終演後ちょっと隣の人と楽しかったですよねと言葉を交わしたくなるような舞台でした。現実は日々絶望的な話ばかり、辛くなる話ばかり、心がゆさむ話ばかり。こんな時こそ一期一会の舞台との出逢い、劇場で生の舞台に触れる時間は人生に必要です。舞台は、劇場は、夢と希望の場所であり続けてほしいです。若い役者さん、ダンサーさんが夢と希望をもてる社会であってほしいです。

(2) ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』ダイジェスト映像(おけぴ編集) - YouTube

 

 帝国劇場『モーツァルト』、3月30日の研音イベントでゆんの「僕こそ音楽」を生で聴けるのは最後かなと諦めていましたが幸いなことにゆんヴォルフガング、たーたんヴァルトシュテッテン男爵夫人でチケットを予約できました。ゆんは年齢を考えると最後となる可能性大かなと思っています。それまで生きていないといけないしまだ歩くことができていないといけません。日生劇場『ニュージーズ』はどうでしょう。清史郎君扱いの先行予約に申し込んでみました。考えてみたらジャニーズ主演で客席の大半は若い人であろうにこんな杖使ってる劣化したばあさんがみっともないんだなあって思いますが初演でゆうみちゃんが演じたヒロインは星風まどかちゃん、霧矢さんもいるし、客層はジャニーズファン、宝塚ファン他いろいろでしょうか。


『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』- 日比谷シャンテ衣装展

2024年07月23日 09時35分51秒 | ミュージカル・舞台・映画

『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』- 8月24日帝国劇場

 

2024年6月21日(金)日比谷シャンテ、

サーティーンの衣装展示、

『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』昨年8月24日9,500円払ってB席で観劇、私が観劇したのは平原綾香さんサーティーンでした。だいもん(望海風斗さん)サーティーンを観たい気持ちありますが、これ以上のチケット代を出すことは無理なので写真だけ。だいもんが男役卒業後こうして体のラインがくっりきとわかる露出度の高い衣装を着こなす役をやるようなるとは思いませんでした。『ドン・ジュアン』楽天TVでオンデマンド配信中ですがもはや夢か幻をみているよう。隔世の感があります。


2000年『エリザベート』プログラムより-「夜のボート」

2024年07月21日 12時20分46秒 | ミュージカル・舞台・映画

「エリザベート

  愛にも癒せないことがあるわ

  奇蹟を待ったけれど起きなかった

  いつか互いの過ちを

  認め合える日がくるでしょう

  夜の海に浮かぶ

  二隻のボートのような私たち

  近づくけれどもすれ違うだけで

  それぞれのゴール目指す

 

 フランツ

  余りに多くを望みすぎるよ

 エリザベート

  少なすぎるわ

 フランツ

  人生のゴールは寄り添いたい

 エリザベート

  二つのゴールよ 

  一度私の目で見てくれたなら

  あなたの誤解も解けるでしょう

 フランツ

  一度私の目で見て

  くれたならあなたの

  誤解も溶けるだろう

 二人

  夜の海に浮かぶ

  二隻のボートのような私たち

  近づくけれどもすれ違うだけで

  それぞれのゴール目指す

 エリザベート

  ボート着けようとしても

  夜霧に巻かれ相手見失う

 フランツ

  分かって欲しい君

  が必要だと信じて

  欲しい君を愛している

 二人

  すれ違うたびに孤独は深まり

  安らぎは遠く見える

 フランツ

  「愛してる」

 エリザベート

  分かって

  無理よ私には」


2000年東宝初演『エリザベート』プログラムより‐エルマー役今拓哉さん

2024年07月07日 11時09分37秒 | ミュージカル・舞台・映画

「とにかく芝居が大好きでこの世界へ。大学在学中に劇団四季に入団。10年間在籍して『キャッツ』『日曜はダメよ!』『李香蘭』などのミュージカルや『ハムレット』『エクウス』といったストレート・プレイに出演していた。退団後の活躍はミュージカルが中心だ。これまで演じた役はどれも大切な思い出で、「生みの苦しみを味わっていますから、皆、自分の子供のようなものです」と話す。『カンパニー』や『』FAME」では真摯な舞台を見せ、ミュージカル・ショウ『THE GUEST SHOW』ではコメディ・センスも感じさせた。98年に初参加の『レ・ミゼラブル』でモンパルナスとフイを演じ、昨年はアンジョルラス。革命に身を投じていく若者たちのリーダーを雄々しく演じて観客を魅了し、感動を誘った。素敵な歌声の持ち主でもある。『エリザベート』で演じるのも革命家。ハンガリー貴族のエルマー・バチャーニーだ。役作りのポイントは秘密。稽古を重ねるなかでどんどん膨らんでいく作品の魅力もとても言い尽くせない。「新しい作品、そして新しい革命家の誕生をどうぞお楽しみに!」と爽やかに一言。だが、内に秘めている思いはどこまでも熱い。」

 

 

 


舞台『未来少年コナン』-2024年6月15日

2024年07月03日 00時00分28秒 | ミュージカル・舞台・映画

舞台『未来少年コナン』-2024年6月1日

 加藤清史郎君主演『未来少年コナン』、6月30日梅田芸術劇場シアタードラマシティにて無事大千穐楽を迎えました。全28公演、役者さんたちの体の負担を考えると長くはやれません。怪我も事故も病気もなく完走できたことに心から安堵しています。役者さんたちの身体と演奏家のみなさまによる効果音&音楽を通して届けられるメッセージ。デジタルが進み生の感覚がどんどん希薄になってきている今こそ求められる作品で生の舞台でしか味わうことのできない世界観。原作は1978年に世に送り出されたものですが今のために書かれたものかと思うような内容。残念ながら日本はこの頃よりもさらに悪くなっているし、今現在悪化の速度は急速に増しています。一人でも多くの大人に観てほしいと思いました。チケット代が安くはなく売れ行きが厳しい状況でしたが東京の千穐楽は立見席も完売となり、大阪4公演満席だったようで感無量。

 ジャンバルジャン𠮷原光夫さんがこの作品を、清史郎君をほめまくってくれています。超人的なコナンをどうやって舞台化するんだバカヤローと思っていたら素晴らしかった、イケメン青年に成長してガブローシュのときの清史郎君はもういないと。成河さんのことも、そして門脇麦さんがどう素晴らしいかということも。なるほど。

ミュージカル?「未来少年コナン」の魅力よ… | 吉原光夫「吉原光夫の夜間飛行」/ Voicy - 音声プラットフォーム

 

『ニュージーズ』で共演したゆうみちゃん(咲妃みゆさん)も観劇して清史郎君の楽屋前写真をインスタストーリーにあげてくれていました。コナンの心根がまさに清史郎君そのものとほめてくれていました。自分のことのように嬉しいかぎり。ゆん(古川雄大さん)はインスタに、素晴らしいです、とだけ。ゆんらしくてそれもまた嬉し。

 わたしは東京芸術劇場の前楽をなんとか無事に観劇することができました。2階ベンチシート、足腰と両隣との関係はきびしい席でした。3日ほどかなり体がこたえていましたが舞台全体をみながら作品世界を感じることができてよかったです。プロローグでダンサーたちの身体をとおして地球に地殻の大変動が起きたことを表現、テーブルが割れたのは人類が滅亡したということ、エピローグのダイス船長とモンスリーの結婚式でそのテーブルが再びくっついて白いテーブルクロスがかけられて大団円、ということなのだとわかりました。二週間の間に身体表現の力が清史郎君も成河さんもぐっとあがり、コナンがラナを回すところと背負うところが長くなっていました。

 東京公演の終盤、ロビーにアニメ原画をスキャンしたものが展示されました。舞台化されたコナンとジムシーが出会う場面、コナンがラナを抱いて飛び降りて地上に着地するとぎくっと足腰固まってしまう場面など、アニメに忠実に再現されたことがよくわかりました。

原画、美しいですね。貴重な日本文化。守られていかなければなりません。

Xユーザーの叶 精二(Seiji Kanoh)さん: 「本日 東京公演千秋楽の舞台『#未来少年コナン』。 https://t.co/iKwqwIWSni パンフレットにテレビシリーズの解説を寄稿させて頂きました。先日の公演観覧後、ロビー展示用に「第3話 はじめての仲間」「第6話 ダイスの反逆」の https://t.co/31B1yLMT4f」 / X

 

相変わらず池袋駅内を迷子になりながらも早めに着くことができたので劇場となりのカフェへ。コラボメニューの飲み物とサンドイッチを頼むつもりで入りましたがサンドイッチと小さいスープがセットになっていて1,200円。諦めました。お店の人から変に見えていたかもしれませんがコラボメニューは写真のみ。生ハムサンドイッチはおいしく、店内は広めで一人用の席もあり店員さんは素顔。わたしには十分すぎる贅沢でした。

地殻の大変動が起こったエピローグから清史郎君コナンがサメをやっつける水中シーン。海を表現する幕は海外から取り寄せたシルクとのこと。ワイヤーでつられ、ダンサーさんたちに助けられながらの清史郎君の動きが2階席から全体をみると頭のてっぺんから足の指先まで流れるように美しく綺麗な場合。サメ役のダンサーさんの動きも綺麗でした。やっつけたサメを背負って登場する清史郎君、足の指先までコナンそのものです。

清史郎君コナンと成河さんジムシーの出会い。幕が上がるとジムシーはさかさまでスタンバイ。ルキーニの時にはわからなかった驚愕の身体能力。清史郎君と親子ほど年齢差があることを全く感じさせない軽やかさはジムシーそのもの。足がくるくると回るところをダンサーさん二人に小道具を持たせることで表現、二人の身体能力の高さでアニメどおりに本当にくるくると駆けているようにみえました。熱帯植物がゴムで作られているのかな。いい動きでした。トカゲ役のダンサーさんがノリノリ、2週間はこんなに踊っていましたっけ?全てが絶妙にバランスとれていて、笑いをさそいながらも二人の友情のあったかさに心があつくなる場面。さらに素晴らしい仕上りになっていました。

清史郎君コナンと優佳ちゃんラナの息が合っていたのもよかったです。トップスターとトップ娘役みたい。大人たちに対してきれいな瞳で前を見つめる子ども二人、二人の瞳がキラキラと輝いていないと作品世界が根底から崩れてしまうのでいいキャスティングだっと思います。ひたむきな感じがよくでていて心あらわれるような思いがでした。鳥の話し声がわかるラナ。歌声も澄んでいて素敵でした。クライマックスの緯度の数字、長いですが並びを台本どおりに覚えているのだとしたらすごすぎます。

出会いの場面でなぜかタンゴを踊る宮尾俊太郎さんダイス船長とモンスリー門脇麦さん。リフトさすがです。ダイス船長は一手に笑いをひきうけていて、緊張感が続く作品のなかで気持ちをほぐしてくれました。酔いどれガンボート、楽しい場面でした。

門脇麦さん、ものすごく歌がうまいわけではないですが、コナンと出会ったことで子どものころ津波におそわれた過去を思い出していく過程をとても丁寧に描かれていました。またみたいと思わせる素敵な女優さん。

レプカ今井朋彦さん、存在感と説得力が半端ない。歌もありましたがものすごく上手いというわけではないのに作品の流れのなかでこの歌声でしかないと思わせる説得力。

おじいとラオ博士を演じ分けた椎名桔平さん、日本がまだ上向きだった時代のトレンディ俳優。ほぼほぼ同世代。渋く素敵なイケオジになっていました。映像を使った長い長い説明台詞の場面、物語るような語りが素敵でした。

砂漠をさまようコナンとラナ。砂漠を布をまとったダンサーさんたちの動きと生の効果音によって表現しているところがすごいです。舞台上はシンプル。ダンサーさんたちの上をかけあげる清史郎君コナンが落ちるのではないかと若干ひやひやしながらみました。インバルさんの演出にもっともうなった場面。


椎名桔平が『未来少年コナン』のおじい役で現代に警鐘を鳴らす

2024年06月25日 14時32分28秒 | ミュージカル・舞台・映画

舞台『未来少年コナン』-2024年6月1日

 

 

椎名桔平が『未来少年コナン』のおじい役で現代に警鐘を鳴らす - インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB (pia.co.jp)

「「えっ、僕がおじい役? ついにきたかと思いましたよ(笑)」と話すのは椎名桔平。引き締まった体躯と精悍な顔つき。とても今年還暦とは思えない彼が、一人二役で出演する舞台『未来少年コナン』がいよいよ大阪で幕を開ける。

「名前の後にカッコして60歳と書かないでくださいよ(笑)、まだ59歳なんだから。若者みたいなこと言ってちゃいけないのかなと思いますが、肉体的にも精神的にもあまり変わっていないというのが現状」と言う。今回、宮崎駿が1978年に初監督を務めた名作アニメを、鬼才インバル・ピントによる演出・振付・美術で舞台化。椎名演じるおじいと二人きりで孤島で暮らす少年コナン(加藤清史郎)のもとに、謎の少女ラナ(影山優佳)が流れ着き、コナンの運命が動き出す冒険活劇だ。

オファーを受け、舞台でおじいさん役はやったことがないから、楽しいかもと思ったと話す。演じるのは、コナンの育ての親・おじいと、ラナの祖父・ラオ博士の二役だ。「おじいは人類の希望であるコナンを育て、一方、ラオ博士は、地球を崩壊させた原因でもあるエネルギーを開発した人。最近の映画『オッペンハイマー』にもあるように、最新の強力なエネルギーを悪用するのはいつの時代でもあって、何かが発達すれば何かが失われていく。その均衡が崩れてしまったというところからこの物語が始まるんです」。

おじいとラオ博士が伝えたいことは現代人への警鐘でもあり、メッセージでもあると力を込める。「もう近所の頑固なじいちゃんが子どもたちにあれこれ言わなくなってきた時代じゃないですか。タイトルに騙されたらダメだと思うんですよ。この作品は、大人の皆さんにこそ見てもらいたい。非常に意味の深い舞台になると思いますね」。

大阪で舞台に立つのは2018年の『レインマン』以来、6年振り。その『レインマン』では、映画版でダスティン・ホフマンが演じて世界的に知られたサヴァン症候群の役を、ホフマンに負けない名演技で観客を唸らせた。今回、役への向き合い方は違うのだろうか。「あの役は橋爪功さんもされて、お二人とも小柄なので、僕がやるとイメージが違う。施設を回ってサヴァン症候群の背の高い方を観察し、これは新しい人物像が作れると。だからケースバイケースですね。今回はインバルさんの視点や文化の違いからくる考え方が非常に刺激的で新鮮なんです。そこにいざなわれてディスカッションしながら役を深めたいと思います」。

今は映像の仕事が中心だが「舞台に立つことを忘れちゃいけない」と言う。芸歴38年。続けてこられたのは、「ほかに何にもできないし(笑)。演じることの喜びは色あせないんですよね」と少し照れくさそうに笑った。」

 


2000年東宝初演『エリザベート』プログラムより-Musical Numbers

2024年06月23日 18時51分03秒 | ミュージカル・舞台・映画

2000年東宝初演『エリザベート』プログラムより‐スタッフ

- ACT1-

M1A 第一の尋問(BGM)

M1B 我ら息絶えし者ども

M1C 私を燃やす愛

M1D 第二の尋問(BGM)

M1E エリザベート大合唱

M2A パパみたいに

M2B 家庭教師

M3A ようこそみなさま

M3B 空中ブランコと落下(BGM)

M3C 愛のテーマ~愛と死の輪舞

M3D パパみたいに(蘇生)

M4  皇帝の義務

M5 計画通り

M6 あなたが側にいれば

M7 不幸の始まり

M8A 結婚式のワルツ

M8B 結婚の失敗

M8C 死の時のワルツ

M9 最後のダンス

M10 あなたが側にいれば(リプライズ)

M11A 皇后の務め

M11B 初めての諍い

M11C 皇后の務め(リプライズ)

M11D 君の味方だ

M12 私だけに

M13A 死のご機嫌

M13B 結婚一年目

M13C 娘は何処?(第二の諍い)

M13D  私の敵

M13E 結婚三年目

M13F 美貌の皇后

M13G 結婚四年目

M14A デブレツィン(BGM)

M14B 皇帝パレード(BGM)

M14C エリザベートの怒り

M15  闇が広がる

M16  退屈しのぎ

M17  カフェ・ブレイオフ(BGM)

M18A エリザベート(愛のテーマ)

M18B 第三の諍い

M18C 最後通告(BGM)

M18D エリザベート泣かないで(愛のテーマ)

M19  ミルク

M20   皇后の務め(エステ)

M21A 私だけに(リプライズ)

M21B 私だけに三重奏

 

- ACT2-

M22A 二幕序

M22B  キッチュ

M23 カテドラル(BGM)

M24 エーヤン

M25 ママ、何処なの?

M26 皇后の血筋

M27 精神病院

M28 魂の自由

M29 皇后の勝利

M30 マダム・ヴォルフのコレクション

M31A 落下(BGM)

M31B 微熱

M31C 第四の諍い

M31D 最後のチャンス

M32 夢とうつつの狭間に

M33A  いつになったら

M33B 待っているよ

M33C 一時も休まない

M33D 年月は過ぎる(1)

M33E 母上はもいない

M33F 気の向くまま

M33G 年月は過ぎる(2)

M34  パパみたいに(リプライズ)

M35  父と息子

M36  憎しみ

M37 闇が広がる(リプライズ)

M38 独立運動

M39 僕はママの鏡だから

M40 マイヤーリンク(死の舞踏)

M41 死の嘆き

M42 キッチュ(リプライズ)

M43 夜のボート

M44 悪夢

M45 暗殺(BGM)

M46 愛のテーマ

M47 BOIWS

 

 

 

 


2000年初演『エリザベート』プログラムより-東山義久さん

2024年06月12日 13時48分16秒 | ミュージカル・舞台・映画

「大学で初めてダンスを見て刺激を受け、ダンス・サークルに所属。卒業と同時にダンスの舞台の仕事が入り、それをきっかけに、自分がどれだけ出来るかを試してみたいこともあって、ダンサーとしての活躍が始まった。どれも初体験の舞台で、出演した全てが印象に残っているという。その作品は、『FEMALE』『ear』『THE SINGERS』など。シャープなダンスは、どの舞台でも強烈な印象を残している。この舞台ではトートダンサー。「トートの分身として、トートの感情の流れを掴んで、身体で表現することを大切にしたい」。音楽と独特の世界観が魅力の『エリザベート』は、全部が見どころだけれど、一番は、俺たち、トートダンサーで決まり!」


2000年初演『エリザベート』プログラムより‐高嶋政宏さん

2024年06月11日 19時30分11秒 | ミュージカル・舞台・映画

「怒鳴りつづけろ、

 罠にかかった、エセ・アナーキストよ。

 だが言いわけは、よせ。

 VIVA! 名声。

 溶けちまった氷塊(ひょうかい)を、

 電子レンジでチンして凍らす。

 こいつは結構、笑えるぜ、ウヒヒヒヒ。

 参考文献「コクトー詩集」堀口大學訳/新潮文庫」

 

「エリザベート皇后を暗殺するルイジ・ルキーニを演じるが、本舞台では、大詰めで凶刃をふるうテロリストとしての登場に至るまで、オープニングの出番から、いわば『エリザベート』物語の進行役でもあり、舞台進行上の時代と100年後の闇の世界の裁判所の風景と、二重三重の黄泉の世界と歴史上の時間を自在に行き来する男の役である。「ゾンビを蘇らせる役」の不気味さを口にしながら、「実は人間界と霊界の間でさまよいながら、殺人罪で裁かれているにもかかわらず、立場がはっきりせず、早くなんとかしてくれとくるしんでいる役目でもあり、舞台の狂言回しであって、解説委員でもある」と、ルキーニの濃淡の役割を語っていた。一種、芝居の神の声を聞くタイプの役で、その声に囁かれると俄然、熱を帯びる。1999年に三度目を迎えた『王様と私』のシャム王がそうだし、『双頭の鷲』のスタニスラスが、そう。豪胆と繊細、背反する役柄ながら、役に同化する執念が目と所作に発揮され、強弱のトーンが鮮やかに迫ってくる。今回も、ルキーニ像が放射する光の色が楽しみである。

 父に高島忠夫、母に寿美花代、弟に高嶋政伸を持つ俳優一家に生まれ、映画『トットチャンネル』(87年)でデビュー以後、映像中心に活躍していた。主な作品には映画『ヤマトタケル』、『残侠』、テレビに『大江戸弁護人・走る!』(朝日)、『毛利元就』(NHK)他。CF、CDでも活躍。東京都出身。」

 


2000年初演『エリザベート』プログラムより‐鈴木綜馬さん

2024年06月10日 13時31分54秒 | ミュージカル・舞台・映画

「私がどんなにシシィを愛したか誰にも分からないだろう‐晩年、フランツはよく呟いていた。この作品を通して少しでも僕の魂を癒すことが出来れば・・・あっ、でももしかしたら彼は輪廻転生して僕に生まれ変わっているのかもしれない。今再び演じられることの幸せを噛みしめ、何か運命的なものを感じてしまうこの舞台との出逢いに心から感謝する。素晴らしいスタッフ&キャストであやなす19世紀ヨーロッパを篤と御覧あれ!」

「<すずき・そうま>と読む。穏やかで知的な雰囲気に溢れていて、まさにオーストリア皇帝=フランツ・ヨーゼフにはまり役に見える。演出の小池修一郎によれば、「長い間、国家を治めていた皇帝で、日本で言えば明治天皇のような方。ヨーゼフにふさわしい雰囲気を持っている」というのが鈴木評。ピアノに乗馬という趣味も、いかにもか。小学5年生から中学1年生まで、イギリスで暮らした関係で、英語が堪能、大学も玉川大学文学部国語学科で英語を専攻。その得意なエイトでまつわるエピソードがある。本舞台への出演が決まって、役作りのため、ウィーンへ飛び、シェーンブルグ宮殿の前を散歩していたら、現地の人から理由を聞かれ、舞台『エリザベート』の役作りだと応えたら、なぜ、日本人がわれわれの国の話をやるのかと質問された、「おうむ返しに、なぜ、やってはいけないのか、と逆に質問しましたよ」と、鈴木。現在は、その懸念した男性の言葉に負けぬよう「立派な皇帝を演じたい」と語っている。

 スタートは、劇団式。1983年、「ジーザス・クライスト・スーパースター」で初舞台。その後、四季のヒット作品に数多く出演。98年に退団。舞台は、この『エリザベート』が、一年半ぶりの復帰第一作となる。テレビでは、今年2000年のNHKテレビ正月時代劇『蒼天の夢~松陰と晋作・新世紀への挑戦~』に、杉梅太郎役で出演していた。東京都出身。」