65オヤジのスタイルブック

UKシンガーの実力

2015年グラミー賞の発表で、UKの新人サム・スミスが主要4部門の内3部門を獲得しました。特にソング・オブ・ザ・イヤーとレコード・オブ・ザ・イヤーを獲得したことを彼の実力と将来への期待の表れのように思います。

その歌声に加えてソングライターとしての実力を兼ね備えた彼。その風貌は、かつてのボーイ・ジョージの雰囲気を漂わているように感じましたが、ご存知の通りゲイを告白したシンガーでもあり不遇の人生から栄光への軌跡を今歩もうとしています。間違いなく、音楽史に名を刻むであろう逸材です。

思えば、亡きエイミー・ワインハウスやアデル、またオーディション番組で脚光を浴び、その人生も映画化されたポール・ボッツなどUKには優れたシンガーが数多く存在します。今やグラミー賞をにぎわすのはUKシンガー無くして考えれられない時代になっています。そして特徴としてはポップミュージックやソウルミュージックの系譜を持つシンガーが独自の歌唱力を持って人々を魅了する力を持っていることではないでしょうか。ひとことで言ううならば「シンプル」なのです。

アメリカにおいては、ブラックミュージックとりわけヒップホップシンガーが席巻し、そのほかのアーティストもパフォーマンスが先行する状況で、かつての歌唱力で勝負するアーティストはなくなったように僕は感じています。音楽シーンは、確実にUKの手にあるように感じてなりません。そして人種を超えた優れたアーティストが今後も誕生するような予感があります。そんなことを考えているとアジア人アーティストも近い将来グラミーの主要部門を獲得する日も近いのでは感じます。

Sam Smith - Lay Me Down (Live on SNL)


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