昭和の大横綱、大鵬さんの告別式が行わました。亡くなられてから連日、ワイドショーなどで、その人柄と勇姿が報道され子供の頃の大鵬の取り組みが懐かしく思い起こされました。
根っからのアンチ精神が邪魔してか、あまりにも強い横綱を応援できず、地元の横綱、玉の海や名字に近い大関の前乃山を応援していました。
しかしながら、いくら応援しても横綱の強さは別格で、悔しさの反面、その美しい姿に子供ながらに魅了されていました。とにかく、あの顔で、あの風格は僕の中では一番の美しさを持った力士だと思います。
その後の千代の富士、貴ノ花と美しさと風格を持つ横綱はいましたが、大鵬を超える存在ではないと個人的には思っています。
今の相撲には、大鵬さんの時代の美しさや個性を持つ力士は存在しないと感じます。次元は違えど高見盛の引退により皆無となり、相撲人気も下降線をたどると感じます。
大鵬さんが後継者として応援していた貴ノ花に次の時代の力士像育成を期待したいと思います。
