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ジブリの大博覧会 愛知県美術館

いよいよ9月23日に会期終了となる「ジブリの大博覧会」にコロナ禍でのイベント開催の状況を観察しつつ愛知県美術館に行ってきました。

愛知には長久手の万博記念公園内にジブリの人気スポット「さつきとメイの家」があります。予約制のスポットはアニメの世界観を忠実に再現されていて連日に子供連れの家族やジブリファンで賑わっています。

2015年に愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で開催され大きな反響を呼んだ「ジブリの大博覧会」は、魅力的な展示を加えバージョンアップしながら、5年間で国内全11ヵ所の巡回を好評のうちに終えました。今回の博覧会は、すべての展示物が勢ぞろいし完結となります。

その展示は大博覧会の名にふさわしい内容で来年開園予定の「ジブリパーク」に向け、スタジオジブリ誕生から約35年の歩みを映画公開当時のポスターやグッズ、広告宣伝物、未公開とされた原画など豊富な資料で振り返っています。さほど、スタジオジブリ作品を観てない僕でしたが、原画や立体造形物には美術ファンの一人として目に見張るものがあり、大人も子供も楽しめる内容でした。

最後に、愛知県美術館所蔵の美術工芸作品をスタジオジブリのキャラクターに関連付けた展示や「ジブリパーク」の全貌も紹介されており、ファンならずとも「ジブリパーク」の開園が楽しみなりました。

今回の展示もそうですが、コロナ禍において検温、マスクの着用などが徹底され、入場時の混雑緩和に会場でのチケット購入をせず、密にならないよう予約制にするなど徹底した感染対策を施していました。サイト上では運営スタッフ1名の感染者が出たそうですが、別紙報告にある通り更に感染対策を施して運営されていることが伺えます。

メディアでは、自粛状況における外出する方が悪のような報道がなされていますが果たしてそうでしょうか。感染対策の対策の意識が高い方たちがルールを守りコロナ禍でも文化を楽しむ。殺伐した世の中になりつつある現在、主催者側の意識と参加する側の意識の高いイベントは実施いくことは大切なことではないかと思います。

コロナに怯えることよりもコロナと共存しながら日常生活をどのように進めていくか、次の段階に進む時期に来ているのではないでしょうか。


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