いつもより早いキックオフに備え、早めに就寝。眠い眼をこすりながらテレビ観戦も、数分で目が覚める戦いになりました。
サッカーワールドカップは、ドイツの24年ぶりの4回目の優勝を飾りました。ゲームは、ドイツの分厚い攻撃を、アルゼンチンが堅守で抑えながらカウンター。しかし、延長後半に、交代したゲッツェのゴールで勝利を飾りました。
ドイツは、対戦相手に応じ戦術を巧みに変え、ポゼッションサッカーにカウンターを加え大会中に進化しているように感じます。また、選手層を幅があり、ベテランと若手が巧く融合したチームだと感じました。その点はコーチ時代から10年にわたりにチームを率いてきたレーウ監督の力が大きいと感じました。54歳の若き監督の元、すでに4年後のロシア大会でも優勝候補筆頭の風格を感じます。
今回のブラジル大会、良くも悪くも予想外の多い大会でした。日本にとっては、期待倒れの予選敗退に、前回優勝のスペインをはじめ、イングランド、イタリア、ポルトガルなどの予選敗退。死のリーグで予選トップになったコスタリカのベスト16の進出。そして、主催国ブラジルの準決勝と3決での惨敗。ウルグアイのスワレスの噛みつき事件による出場停止にネイマールの負傷退場など。話題には事欠かない大会でした。そして、GKのスーパーセーブ。その頂点にたったドイツの守護神、ノイアーの守備範囲の広さは、未来のGK像を示す活躍でした。
MVPにはメッシが受賞したのですが、個人的には疑問が残る選出でした。得点王のロドリゲス。ノイアー、そして、印象度の点ではロッベンが受賞しても良いと感じました。これも、スタンドも埋めたアルゼンチンサポーターへのプレゼントのような気がします。
世界中を熱狂の渦に巻き込むサッカーワールドカップ。次のロシア大会を指折り数えて待ちたいと思います。