65オヤジのスタイルブック

エイミー・ワインハウス逝く。

とても、残念なニュースだった。エイミー・ワインハウスが27歳で、この世を去った。

彼女のデビューは、僕にも、音楽ファンにも衝撃的だった。そのディープでソウルフルな歌声は、時代の若き歌姫たちの誰よりも鮮烈でした。

しかし、彼女の歌声よりも、ドラッグやアルコール、恋人との関係などによるスキャンダルだけが目立つようになってしまった。

ジャニスやジミヘンなど、27歳の若さでドラッグによる死(今は原因は不明)は衝撃的だが、もうロックが、ドラッグ、暴力、セックスなくして存在しない過去の時代と並列に並んでいて良いのかと思えてくる。

伝説となったロックアーティストたちにつきまとうドラッグ。一説には、その才能を27に止めることとなったといわれる悪魔の契約。そんな、契約が存在するならば、多くの才能在るミュージシャンは、凡人となっってしまう。

レディガガが、ドラッグの体験と決別を語っている。彼女も、エイミーの死は無念だと感じてているだろう。

さらに、彼女の歌声を愛するファンの悲しみは深い。サードアルバムの発表を前にしての彼女の死は、ロック史の伝説として語られるかもしれないが、多くの音楽ファンは、そんな伝説よりも、彼女の生のステージを望んでいただろう。

いまわしい悪魔との契約から決別する時代が来ることを、一人の音楽ファンとして望んでいる。


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