映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回はアカデミー賞長編ドキュメンタリ―賞受賞の「シチズンフォー スノーデンの暴露」です。
現在公開中のオリバーストーン監督による「スノーデン」主人公の名前を知る人は、数多いいと思います。CIAやNSAで訓練を受けサイバーセキュリティ―のスぺシャリストである彼が、一人アメリカ政府に対して内部告発を行い、国家による違法なプライバシー侵害が暴露される。その概要をつぶさに描いたドキュメンタリーが今回の作品です。
命を狙われるかもしれない、そして国家反逆罪にも問われるかもしれない緊迫な状況下が、ジャーナリストとのインタビューやアポイントメントにより静かに展開される。
目に見えない恐怖とは、こういううことを言うのかと、実感が伴わない中で漠然と観賞してました。今回のドキュメンタリ―は、目に見える犯罪とは異なるだけに実感がわかないのは事実で、だからこそ、彼の告発は今の時代に大きな価値を持ってるのかもしれません。
おそらくは、オリバーストーン監督の作品も鑑賞すると実感できるのではと思ってます。その意味でも、この作品の持つ意味は大きいと思います。