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映画 チャーチル ノルマンディーの決断

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ブライアン・コックスが演じるもうひとつのチャーチル作品「チャーチル ノルマンディーの決断」を観賞

ゲイリー・オールドマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞し、特殊メイクを担当した辻一弘氏がオスカーを獲得するなど、日本でも人気の高かった映画ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男。ここでは、ダンケルクの戦いが物語の中心に据えられていました。

今回の作品は、そのダンケルクから4年。未だ終わらない第二次大戦に終止符を打つために練られたノルマンディー上陸作戦を決断するまでのチャーチルの苦渋に満ちた96時間を描いてます。

第一次大戦のガリポリ上陸作戦で50万人の死傷者を生んだ惨敗の教訓から、連合国長官アイゼンハワーや軍部に対しノルマンディー作戦にひとり反対するチャーチル。長引く戦時に、苛立ち孤立するチャーチルをイギリスの名優ブライアン・コックスが生身の姿で演じ、ゲイリー・オールドマンとは違う個性がにじみ出て引くつけられます。

また、チャーチルを支え勇気づける妻をミランダ・リチャードソンが、感情をむき出しにしながら、叱咤激励する姿に女性の力強さを感じます。

ゲイリーとブライアン、異なる個性でチャーチルを演じ切ってますが、その風貌と風格はチャーチルそのもの。そして、両作品で注目は、異なる戦でヒトラーに挑み、市民を鼓舞し勇気を与える名演説。その演説をだけでも観る価値はあります。その意味でも、二作品を関連して観賞するのも楽しいかもしれません。

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