65オヤジのスタイルブック

映画ビッグ・アイズ

ティム・バートン監督によるアートスキャンダル映画「ビッグ・アイズ」を観賞。

 

日本でも昨年、佐村河内による偽作曲事件が起こり、ゴーストライターだった新垣隆氏が一躍人気を集めると言う皮肉な事件がありました。今回の映画は、ポップアートの時代。全米で起こった絵画スキャンダル事件を題材にし作品です。

離婚歴のある元美大生の女性が、日曜画家の男と再婚したことで起こったゴーストペインター事件。夫であるウォルター・キーンが彼女の描いた大きな瞳に少女(ビッグアイズ)を自分の作品だと偽った事で、彼は一躍時代の寵児に。

夫は、彼女の描いた絵のおかげで派手に遊び歩く生活をおくり、妻のマーガレットは一日中、連れ子の娘にさえも知られること部屋にこもって絵を制作する生活。自分の作品と平穏な生活を取り戻すために、彼女は夫を相手に裁判を起こします。

マーガレットの波乱万丈な人生が色彩豊かなアートな画面で眩いほどの光をはなっていて、キュートなスクリーンを観てるだけでポップな気分を楽しめます。

また、ビッグアイズの虜になる市民の狂乱ぶりや夫ウォルターの商才と後半の裁判シーンでの滑稽さを観ていると、衝撃的な事件でありながら、何か騙されたことさえも喜劇のように感じてしまいました。


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