シャリーズ・セロン主演のスパイアクション映画「アトミック・ブロンド」を観賞
舞台は、冷戦から分断されたドイツで今まさに、その壁が崩壊しようとするベルリン。MI6のシャリーズ・セロン演じるローレン・ブロートンがソ連のKGBやアメリカのCIAなどスパイうごめく中で、各国のスパイリストを持つ東ドイツのスパイを脱出させるミッションを東ドイツ駐在のMI6のパートナーと遂行。その脱出劇で起こる謎を音楽とアクションで軽快に描いてます。
東西冷戦が今まさに崩れようとする激動の時代で流れたデヴィッドボウイ、クイーン、ニューオーダーなどの1980年代のロックナンバーが流れ、映像もファッショナブルでスタイリッシュ、そこにシャリーズセロンのクールでセクシーな女スパイ姿がカッコいい。さらに長回し駆使したハードなアクションが加わって、どの部分を切り取っても魅力的な作品です。
監督は、ジョンウイックの共同制作で知られるスタントマンでもあるデヴィッド・リーチですから、アクションやカースタントにおいては期待はもってましたが、ヴィジュアルな映像とスピーディーな展開の奥にある筋書きも見事で、推理と心理が巧みに組み合わされていて内容としても濃い仕上がりでした。
しかし、42歳になるシャリーズセロン。年齢を感じさせないキレキレのアクションとセクシーな容姿にはうっとりです。