人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

使える自分

2004-07-13 00:00:40 | Afia
人の中には幾つかの異なる性格がいるというのは、多重人格の人でなくても頻繁に見られることです。街中ではワルだが親の前では良い子だったり、役者が特定の人の前ではシャイだったり、いつもおとなしい人が運転すると気性が激しくなったりします。

私にも、幾つかの性格があるみたいです。「カラオケに行くと別人」「スーツ着て真面目に仕事してるときだけかっこいい(余計なお世話です・・・)」「人にものを教えるときは極端に丁寧」「二人になると・・・(これは秘密!)」などと言われたことがあります。

状況によって慣れた行動、期待された行動、それらしい行動を取ってしまうものです。しかし自分は自分であることに変わりはありません。そこで、「あのときの自分」を「このときの自分」にしてしまえばいいのに・・・と思うことはありませんか?

たとえば役者が特定の人の前ではシャイだった場合。役者である自分の性格が、恋する少年である自分にそのまま移せたら(理論的には)シャイにならずに済みます。これは不可能な話では決してありません。ちょっと意識して、自分の中でロールプレイをしてみるのです。「この人に憧れている自分は、実はこの役を演じている」などと役者が信じきることができれば、シャイにならずに思いを打ち明けることができるでしょう。

皆さんの中にも「使える自分」があるはずです。この状況でならこう振舞うことができるのに・・・という状況があれば、もう一つの自分を活用してみましょう!

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