妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
二つの浮上
宮崎沖あさしおの一件
http://news.xinhuanet.com/world/2006-11/21/content_5357744.htm
新華社は淡々と事実のみを記載。
間が悪いことに、上の記事の30分後には↓のような潜水艦記事が載っていたりする。
日本の凶悪な対潜戦術 第七艦隊が「捨て身」のオトリに
http://news.xinhuanet.com/mil/2006-11/22/content_5360214.htm
訳
ワシントンタイムズ以来中国潜水艦がキティホークを追尾した件が世界のメディアをにぎわせている、しかし20日から日米海軍は対潜訓練をし、第七艦隊は日本の潜水艦にキティホーク任務群を襲撃させるような捨て身の訓練もしている。
係り結びが混乱した文章から始まり、おやしお級潜水艦がいかに優秀であるか、日米の潜水戦力がいかに秘密主義かで終わる。なにも考えずに一読すると、海上自衛隊が頼もしく思える記事。
筆者は、この前まではこのような記事は脅威を強調したいあまり、筆がすべって仮想的国の戦力を過大に評価してしまっているのだと考えていた。ところがよく読むと、実際は潜水戦力に関して言及しているにも関わらずあくまでも凶悪なのは「対潜戦術」であるらしい。
ここまで日米の対潜戦術を持ち上げられりそれで酷い目にあわされた元級を考え合わせると、やっぱり宋級はたまたまぷかぷかしていたところを強制浮上させられたとの噂も現実味を帯びてくる。
たまたま潜水艦記事がバッティングしてしまったのだろうが、中国情報ばかり見ているとそんな偶然も何か裏があるのではなかろうかと勘ぐりたくもなる。
中青系から出ているところを見ると、胡錦涛側の海軍に対する嫌味にとれなくもない。
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