妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
国会承認なし―民主主義の根幹の問題だ(和文、朝日社説)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070911.html#syasetu1
そもそも実績のある現行法を素直に延期すれば全くもめることもないのに、民主党が政争のネタにしてくるからややこしい話になっているだけに過ぎない。
それを「民主主義」「シビリアンコントロール」の語意を曲解する論旨にもっていくあたりが朝日テイスト。
曲解の内容も、まるで上の二単語を持ち出せば、一旦議会が承認した自衛隊の作戦行動に、後からその場の気分で責任を負うことなくマスコミや野党が口を挟めると考えているようだ。
筆者の解釈として、「民主主義」とは「皆で決めたことには皆で責任をもちましょう」というものであり、「シビリアンコントロール」とは「軍の最終命令権を政治家が持つ」というだけに過ぎない。民主主義体制において政治家とは国民の代表に他ならないので、民主主義体制下における軍の行動は国民が責任をもたなければならないと考えている。
東京裁判の結果として、戦争責任を軍部におしつけたことにした「平和日本」国民にとってはいまひとつぴんとこない話だと思うが。(もちろん東京裁判だけが原因というわけでもない、軍部の側にも祭り上げられるだけの隙があったのは事実だと思う)
その意味で、世論を煽って中国に深入りし、あげくには国を滅ぼした責任の一端は朝日新聞にもあるはずなのだが、その責任は軍部におしつけ、あろうことか当時と同様「責任の伴わない発言権」を要求するこの臆面の無さは特筆すべきであろう。
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