妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
【雑感】 米大統領、チベット騒乱で中国国家主席に懸念表明【和文/CNN】
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200803270009.html
ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領は26日、中国の胡錦濤国家主席と電話で会談し、中国チベット自治区の抗議活動参加者に対する取り締まりへの懸念を伝えた。
ブッシュ大統領はまた、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の関係者との対話や、チベット自治区への記者や外交官の立ち入り許可を中国政府に促した。両首脳は台湾へのミサイル部品誤送や北朝鮮核廃棄、ミャンマーなどの問題についても意見を交換した。
チベット亡命政府は、ここ数週間の一連の騒乱による死者が約140人にのぼったとしており、北京五輪を前に中国の人権問題があらためて浮き彫りになった。中国当局は死者数を大幅に少なく発表するとともに、チベット人に狙われた「無実の犠牲者」だと説明している。
ホワイトハウスによると、米国はスポーツと政治は別との立場を維持し、北京五輪をボイコットしない方針。
・胡錦涛主席、ブッシュ大統領と電話【中文/新華ネット】
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2008-03/26/content_7865190.htm
要約:
胡錦涛がブッシュに電話して、ダライ・ラマの非について述べた。
新華ネットの記事では、主語が全て「胡錦涛は~、胡錦涛が~」になっており、秦剛ばりの必死っぷりが笑える。
一方、記者団チベットツアーにラマ僧が直接接触
・「チベットに自由ない」僧侶ら現地入り外国メディアに直訴【和文/読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080327-OYT1T00336.htm
チベット族による大規模暴動が起きた中国チベット自治区ラサで27日、中国政府に指名され現地入りしている外国メディアの取材団に対し、地元の僧侶グループが「チベットに自由はない」などと訴える直接行動に出た。
中共の情報管制が厳しくなってきたためか、ここ数日チベット関係が変におとなしい。首相がカレなので、日本として主体性のある行動がとれよう筈もなく、過去数年「日本の孤立」を叫び続けてきたマスコミも、日本政府に文句をつけるわけにもいかないのか、静かな印象。
そんな中、「プロパガンダツアー」が伝えてしまったニュース、もちろん国内向けにはしっかりプロパガンダに利用している。
チベット族もなかなか粘るというのが正直な印象。
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