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国連決議―形より本質の議論を(和文、朝日社説)

http://www.asahi.com/paper/editorial20070921.html#syasetu1

決議分裂「日本のせい」、安保理各国に反感 給油謝意
http://www.asahi.com/international/update/0920/TKY200709200161.html

 支離滅裂な文体、なんとなく漂ってくる論旨から、昨日取り上げた上記記事と同一人物が書いたものと思われる。

 筆者は、朝日新聞がこの社説で国連決議を「形だけ」とをないがしろにしていることが一番たちが悪いと考える。もちろん議論を尽くすことは大切だが、議論の結果出てきた決議を、一カ国が棄権(反対ではない)したことを根拠に軽んじてよいものではない。まして棄権した一カ国は拒否権すら持っているのに発動しなかった、その意味は大きい(敢えて無視しているのだろうが)。
 44年前に「連盟よさらば!」とぶち上げた朝日新聞なので、国連軽視が伝統になっているのは想像に難くない。

 実際には、活動内容を海上自衛隊がHPで毎月報告しており、憲法の範囲内にあるかないかは簡単に判断できる。にも関わらず「政府は実際の活動の内容などを明らかにしなかったため、判断材料を欠く」などと事実無根な理由から、国会で決議されたテロ特措法の「その後の延長に反対してきた」のは、つまりテロ支援ではあるまいか。
 戦時中の朝日新聞でもあるまいし、レッテル貼りに意味があるとは思えないが、朝日の主張を見る限り「テロ支援新聞」としか思えない。

 平坦な言葉に直せば、「こんなに必死になるなんて、今回の決議はよっぽど朝日に都合が悪いんだな」。

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