妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
やっと続報
・安部政権慰安婦強制を否定、国際社会は困惑(中文、環球時報)
http://news.xinhuanet.com/mil/2007-03/21/content_5874191.htm
日本政府の「強制証拠なし(16日)」決定に対する(一応)続報。
問題そのものには触れずに、日本政府の閣議決定を「各国マスコミ」がどのように報道しているか、を伝えた記事。
国際社会といいながら、赤旗まで含めた日本の新聞の他に引用しているのは、《ロザンゼルスタイムズ》と《ボストングローブ》のみ。閣議決定から5日、中共にしてみれば標準的な期間といえる。
ただし扱ったのが「脊髄反射言い訳機関」環球時報のみであるところを見ると、中共内での対日姿勢の流れを整えているだけのような気もする。
ここまで書いて、別の日本批判記事も発見
・日本の政治地位は何故ドイツにおよばないか(中文、環球時報)
http://news.xinhuanet.com/world/2007-03/21/content_5874183.htm
内容としては、60年前の戦争について日本はドイツを見習って「謝れ」「反省しろ」「賠償しろ」、歴史認識を改めろ、という内容。
批判方法としては目新しいものではないが、「解氷の旅」と位置づけている温家宝訪日直前のタイミングに、このような現首脳の外交相手を批判するような記事が表に出てきた方が注目に値する。
国内のごたごたを外交でうやむやにする、逆に外圧を国内でのイニシアチブ形成に利用する、どちらの政治手法をどの国もよく使うが。中共の場合、歴史的なものかとは思うが、国内の反勢力の勢いを殺ぐまたは失脚させる為に外国にいちゃもんを付けるので、やられた方はたまったものではない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメントありがとうございます。
結局国内向けに利用するばかりですから、嫌なものは嫌だといってやらないといつまでもやられっぱなしですよね。