【関電が脅えた“森山地獄”】:関電、税務調査後に1億6千万円返還 八木会長、岩根社長は社外役員をすべて辞任へ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【関電が脅えた“森山地獄”】:関電、税務調査後に1億6千万円返還 八木会長、岩根社長は社外役員をすべて辞任へ
関西電力役員らの金品受領問題で、福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)と関係の深い地元の建設会社「吉田開発」に対し、金沢国税局が昨年1月に税務調査を始めた翌月、関電側は、森山氏から受け取った金品のうち約1億6000万円相当をまとめて返還していたことが5日、分かった。税務調査が関電役員らに及べば問題を指摘される恐れがあり、なるべく早期に返還しようとした可能性がある。
関西電力役員らの金品受領問題で記者会見する八木誠会長。奥は岩根茂樹社長=2日、大阪市
こうしたなか、関電は4日、八木誠会長(69)と、岩根茂樹社長(66)が、すべての社外役員を辞任することを明らかにした。「現在の状況から判断した」としており、金品受領問題を受けた責任を取るかたちだ。
八木氏は日本生命保険の社外取締役を同日付で辞任。また、阪急阪神百貨店などを運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの社外取締役、読売テレビの社外監査役の辞任を申し入れた。岩根氏は、田辺三菱製薬と、テレビ大阪の社外取締役を辞任する。
日に日に、闇の深さが明らかになる問題。社外役員の辞任だけで済むとは思えない。
元稿:夕刊フジ 主要ニュース 政治・社会 【特集・「関電が脅えた“森山地獄”」】 2019年10月05日 15:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます