[※ 青木理さん「刑事責任と政治責任」 #秘書が勝手にやるわけないやん ↑(サンデーモーニング 2020年12月6日)]
(2022年06月19日[日])
不信任決議案に「反対票」を投じたり、「棄権」した皆さんは、細田博之衆院議長の振舞いはOKとういうことですね? 参院選で自公お維コミを支持する皆さんも、OKなんですね? 恥ずかしくはないのでしょうか。
cakesのコラム【ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄/細田博之衆院議長が辞めない】(https://cakes.mu/posts/35612)によると、《不信任決議案についての反対討論で自民党・丹羽秀樹議員は「多くの課題に適時適切に取り組んでいかなければならない時に、週刊誌情報をもとに議会の機能を止めている場合ではなく、議会を停滞に陥れる行為は言語道断だ」と述べている。具体的な証言が複数出ているハラスメント報道について、ひたすら逃げ回っている先輩がいる。それでもやっぱり先輩に苦言を呈すことはできないので、週刊誌の情報なんかをもとにして議会を止めるなよ、と擁護してみた。でも、こういう事態、「停滞に陥れる」事態になってしまったのは、先輩が答えないからである。丹羽議員は、防犯ブザーがなった人を追いかけている店員を見て、「ちゃんとレジやれよ」と言っているわけである。どちらが「言語道断」だろう》。
細田博之衆院議長・自民党電力安定供給推進議連会長のセクハラ問題、キシダメ総理、「セクハラ罪っていう罪はない」(ウルトラ差別主義者)とでも嘯くのでしょうか?
日刊ゲンダイの記事【細田“セクハラ”議長「音声流出」時の破壊力…岸田自民が切望する「誰か引導を渡してくれ」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/306120)によると、《あいさつ代わりに自民党の女性職員のお尻を触り、女性記者たちに「家に来ない? 添い寝するだけだから」と手あたり次第に誘いまくる。そんなセクハラ問題が浮上している議長に今度は「圧力電話」疑惑だ》。
説明しなさいよ、全くもう。《もし無言で立ち去ったら、店員はダッシュで追いかけてくるだろう。細田議長は、繰り返しブザーがなっているのに、足早に立ち去っている状態にある》。
自民党では《細田は偉いので辞めていない。吉川は偉くないので離党させられた。…偉い人はみんなで守り、偉くない人はみんなで切り捨てるのだ。…ハラスメントは問題だけど、あれこれある問題の中では優先順位は低くなるよね、という合意というか馴れ合いが、政治家とメディアのなかで済まされているのではないか。これだからこそ、細田議長は黙ったまま、超強引に乗り切ろうと試みる》。
=====================================================
【https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7d4f1a067620575a5d438a96b310999f】
ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜
武田砂鉄
細田博之衆院議長が辞めない
今だけ無料 2022年6月15日
―――――――――――――――――――――――――――
今回取り上げるのは、記者へのセクハラを始め、様々な問題が取り沙汰されている細田博之衆議院議長です。報道後の立ち振る舞いから透けて見える、政治の問題を考えます。
―――――――――――――――――――――――――――
「来週あたりもう一発ある」という日常会話
ずっと昔からそうだったとも言えるが、とりわけこの数年、政治家のスキャンダルをスクープする大半が『週刊文春』を中心とした週刊誌である。怪しい金の流れも、外出自粛が呼びかけられている中での夜の会食も、不倫やハラスメントの類いも、おおよそ週刊誌報道に端を発している。「あれだよね、『週刊文春』の場合、情報を小出しにして、相手の反応を見てから決定的なネタを出してくるから、来週あたりもう一発あるんじゃないかな」といった業界トークが、日常会話としても聞こえてくるようになった。「確かに。文春だし、音声もおさえているんじゃないかな」なんて会話が続いていくのだ。
「訴訟も視野に検討したい」
細田博之衆議院議長が辞めない。女性記者に対して深夜に「今から家に来ないか」などと電話したり、メールで繰り返し食事に誘ったりしていた。この記事に対して、細田議長は「訴訟も視野に検討したい」というコメントを発表している。一見、強気のコメントに見えるのだが、「〇〇も視野に検討したい」の「〇〇」に別の言葉を入れてみると、かなり弱気の時に使われる構文だとわかる。「あなたとのデートも視野に検討したいですし、もし出かけた場合には、高級焼肉も視野に検討したい」と言われた場合、ひとまずデートも焼肉もないと考えるのが妥当だろう。要するに、俺は逃げていないって感じを醸し出しながら、実際にどのように逃げるかを考え抜いた結果の文言なのである。
国会内で記者に追いかけられた細田議長は「自宅に呼んだこともないですか?」と聞かれ、そそくさと立ち去っている。自宅に呼んだことがないのであれば、立ち止まって「ありません」と答えればいいだけの話なのだが、それさえしない。数ヶ月前、CDショップを出る時に防犯ブザーがなってしまったのだが、自分はちゃんとお金を払った後だったので、その場で立ち止まって店員がやってくるのを待った。もし無言で立ち去ったら、店員はダッシュで追いかけてくるだろう。細田議長は、繰り返しブザーがなっているのに、足早に立ち去っている状態にある。
どちらが「言語道断」だろう
セクハラ問題だけではなく、衆議院小選挙区の10増10減に懸念を表明するなど、議長としての資質に欠けるとして、立憲民主党が細田議長に対する不信任決議案を出したが、自民・公明などの反対多数で否決された。今回のハラスメントは複数の女性記者の証言によって発覚したもの。狭い世界、しかも圧倒的な権力勾配の中で仕事をしている人たちが告発するのにはそれなりの覚悟が必要だったはずだが、こういう時に、その「告発した人の声」ではなく、「細田議長がどう言っているか」を軸にして、信任・不信任を判断しようとする組織全体がおかしいと思う。こんなもの、与野党の立場を超えて、「で、どうなんだよ、議長」と問いかけなければいけない。
不信任決議案についての反対討論で自民党・丹羽秀樹議員は「多くの課題に適時適切に取り組んでいかなければならない時に、週刊誌情報をもとに議会の機能を止めている場合ではなく、議会を停滞に陥れる行為は言語道断だ」と述べている。具体的な証言が複数出ているハラスメント報道について、ひたすら逃げ回っている先輩がいる。それでもやっぱり先輩に苦言を呈すことはできないので、週刊誌の情報なんかをもとにして議会を止めるなよ、と擁護してみた。でも、こういう事態、「停滞に陥れる」事態になってしまったのは、先輩が答えないからである。丹羽議員は、防犯ブザーがなった人を追いかけている店員を見て、「ちゃんとレジやれよ」と言っているわけである。どちらが「言語道断」だろう。
偉いので守る、偉くないから守らない
18歳の女子学生に飲酒させ、ホテルで共に過ごし、4万円を支払ったなどと「週刊ポスト」に報じられた吉川赳議員が自民党を離党した。辞職ではなく離党。ちなみに、彼は報道が出た直後、「製本された後、対応します。記事を見た後に対応します」と言っている。まず、ウェブサイト「NEWSポストセブン」で報じられ、その後、「週刊ポスト」にも掲載された記事だが、なかなか言い訳としては斬新である。「ひとまずネット記事だし、雑誌になってからじゃないと」という姿勢は雑誌好きの自分も共感しそうになるが、もちろん彼は、時間稼ぎをするための言い訳をなんとか編み出しただけ。自民党の重鎮たちから進退を問われた途端、離党を表明したのだった。製本、まだだったのに。
細田は偉いので辞めていない。吉川は偉くないので離党させられた。雑な分析だが、この雑な分析以外、見当たらない。偉い人はみんなで守り、偉くない人はみんなで切り捨てるのだ。細田議長と直接やりとりする記者は、数百人いるわけではない。政治の中枢で取材する新聞社も数百社あるわけではない。その証言をもとに、記者を守りながら疑惑を追求する新聞社があちこちから出てきてもおかしくないはずだが、その動きは弱い。ハラスメントは問題だけど、あれこれある問題の中では優先順位は低くなるよね、という合意というか馴れ合いが、政治家とメディアのなかで済まされているのではないか。これだからこそ、細田議長は黙ったまま、超強引に乗り切ろうと試みる。この原稿が掲載される15日、国会は会期末を迎える。
=====================================================
[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
リテラの記事【自民党コロナ対策本部がヤバイ! 青山繁晴、杉田水脈らネトウヨ議員だらけ、中国人入国拒否、殺菌スプレー、細菌兵器説を本気で主張】(https://lite-ra.com/2020/02/post-5262.html)。
《いったい、この自民党議員たちは何を言っているのだろう。安倍政権が意味のない水際作戦に固執し、一向に検査・治療体制を整えようしなかった結果、国内感染は広がり、感染者への支援もいまだ、他国よりもはるかに遅れをとっている。そして、安倍首相自身もまた、対策本部の会合にわずか数分しか出ず、支持者やマスコミ、子飼い議員との会食に精を出すという、危機感のなさだ。それを「総理からのわかりやすい指示」「迅速」「政府あげての取り組み」と、感謝まで述べるとは、いくら与党の議員とはいえ、頭がどうかしているとしか思えない》。
『●無「責任」な「謙虚」…野党の国会質問時間短縮、
「国会審議形骸化…それとも、それが狙いなのだろうか」』
「【自民が野党に要求 質問時間削減は絶対許してはいけない】…には、
《野党が憲法に基づいて要求した臨時国会召集を無視して解散した
と思ったら、今度はこれだ…》」
[※ 青木理さん(『サンデーモーニング』2017年11月19日)↑]
『●国会審議形骸化: 与・(癒党込み)野党の国会質問時間の配分は
実質「9.5時間対4.5時間」なのね?』
申し訳ないのですが、与党自公議員や癒着党お維議員の質問の時間は必要なのか? せめて、前の与野党の時間配分に戻すべきでは?
『●トホホな《内閣支持率8ポイントの大幅急落で41%》、
まだ4割! COVD-19の国内感染拡大はアベ様自公政権による「人災」』
《杉田水脈衆議院議員…「ヒゲの隊長」こと佐藤正久、小野田紀美、青山繁晴(すべて参院議員)》って…オイオイ。 自民党コロナ対策本部の面子…自民党総裁・自民党幹部は正気か? 自薦なのか、他薦なのかなぁ? すごい磁場だなぁ。こんな危機的状況でアベ様を癒して差し上げるような「自民党コロナ対策本部」メンバーを選ばなくても、集めなくてもいいではないですか…。しかし、ホントに酷いメンバーだなぁ。
「ウイルスを殺菌…」「…ウイルスは…細菌兵器」…あぁ、支離滅裂だ。
『●大水害被害者は癒えず……そんな時に
極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?』
《それはコンテンツを見れば一目瞭然。シリーズで行っている企画は
「この憲法でいいのか!?」「中国に立ち向かう覚悟」
「事実と歴史を歪めた朝日新聞」「原発と日本再生」、
番組ゲストも百田尚樹に竹田恒泰、金美齢、青山繁晴など
ネトウヨ支持率の高い論客揃いで、政治家も「ヒゲ」こと佐藤正久、
高市早苗、稲田朋美、萩生田光一など安倍チルドレンが多数出演。
ちなみに、安倍首相の生出演が終わったあとに始まったのは、
「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱による
「WiLL場外論戦 花田編集長の右向け右!」。
…どうしてこんな極右しか見ないであろう番組に出ることが、
「国民に広く説明する」ことになるのか》
『●主犯A…『A Few Good Men』のように
ネイサン・R・ジェセップ大佐を証人台に座らせろ!
『●オトモダチ「利権」塗れ…「この国でもっとも「利権」から
遠い生活保護受給者の暮らしがまた脅かされる」』
=====================================================
【https://lite-ra.com/2020/02/post-5262.html】
自民党コロナ対策本部がヤバイ! 青山繁晴、杉田水脈らネトウヨ議員だらけ、中国人入国拒否、殺菌スプレー、細菌兵器説を本気で主張
2020.02.18 11:33
(杉田水脈Twitterより)
安倍政権の無策やトンデモ対応が専門家からも指摘されている新型コロナウイルス。ところが、昨日18日の衆院予算員会でトップバッターに立った自民党の丹羽秀樹衆院議員はなんとこんなふうに、安倍首相の対応を礼賛し始めた。
「これまでも政府として水際対策や医療体制の強化、電話相談窓口の設置等をはじめとした対策をとられており、昨日も対策本部において総理から高齢者や基礎疾患のある方々の確実な必要の診療につながるよう、国民にわかりやすい受診の目安、ガイドラインの専門家会議で作成するよう指示されたと承知致しておりますが……」
さらに、2番手として質問に立った同じく自民党の上野賢一郎衆院議員にいたっては「新型コロナウイルス対策につきましては、これまで政府をあげての取り組みをしていただいておりますことに、まず感謝を申し上げたいと思います」と政府に謝辞。「迅速な武漢へのチャーター機の派遣、空港等での水際対策の実施あるいはクルーズ船対応、など、錯綜する事態に現場職員の皆様大変ご苦労いただいているところでございます」などと、歯の浮くようなヨイショを口にした。
いったい、この自民党議員たちは何を言っているのだろう。安倍政権が意味のない水際作戦に固執し、一向に検査・治療体制を整えようしなかった結果、国内感染は広がり、感染者への支援もいまだ、他国よりもはるかに遅れをとっている。そして、安倍首相自身もまた、対策本部の会合にわずか数分しか出ず、支持者やマスコミ、子飼い議員との会食に精を出すという、危機感のなさだ。
それを「総理からのわかりやすい指示」「迅速」「政府あげての取り組み」と、感謝まで述べるとは、いくら与党の議員とはいえ、頭がどうかしているとしか思えない。
いや、事実、自民党はどうかしているのだ。先日、杉田水脈衆議院議員がTwitterで自民党の「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部」の会議中の写真をアップしていたが、そこに写っているのは、「ヒゲの隊長」こと佐藤正久、小野田紀美、青山繁晴(すべて参院議員)というネット右翼から絶大な支持を受ける“ネトウヨ議員”たち。当然、会合の写真をアップした杉田議員も「自民党コロナ対策本部」のメンバーだと思われるが、このメンツを目の当たりにして、SNSでは「いくらなんでも自民党ヤバすぎるだろ」との声が相次いでいるのである。
実際、この「自民党コロナ対策本部」では、ネトウヨばりの無茶苦茶な暴論が飛び出ている。1月31日に開かれた初会合の模様を伝えた毎日新聞の記事によると、〈出席議員から「中国人の入国は拒否すべきだ」との趣旨の発言が出た。冷静な議論を促す声もあったが「パニック状態」(党幹部)で持論を展開する議員が後を絶たず、1時間予定の会議は2時間続いた〉という。さらに毎日新聞はこう伝えている。
〈「邦人の救出・帰国を除き、中国からの渡航は全面停止を」といった過激な見解や、「ウイルスを殺菌するスプレーを国が推奨すべきだ」との科学的根拠に乏しい主張も。
終了後、出席者の一人は「聞いててあきれた」と吐露。党幹部も「こういう時に人の本質が見える。政治家って本当にあたふたする」と嘆き顔だった。〉(毎日新聞2月1日付)
あきれるのも嘆きたくなるのも、国民のほうである。こんな連中が与党を牛耳っているなんて悪夢としか言いようがない(というか「ウイルスを殺菌するスプレー」ってなんなのか……)。
■青山繁晴議員はコロナを「武漢熱」と命名、「生物兵器」である可能性をふれまわる
そして、この頭を抱えたくなる「自民党コロナ対策本部」メンバーの筆頭が、“ネトウヨの尊師(グル)”こと青山繁晴議員だ。
そもそも青山センセイは「中国からの入国を当面全て断るべき」と主張しており、自身が率いる自民党極右議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」は、今月14日にも中国の習近平国家主席の国賓来日に反対する「声明」を官邸の岡田直樹官房副長官に手渡している。
声明では新型コロナウイルスを〈いわゆる「武漢熱」〉と呼び、〈自らの対応の誤りにより拡散させた疾病によって、世界中が多大な困難に直面しているにもかかわらず、情報開示等の対応には大きな問題がある〉〈この「武漢熱」のさなかにも、中国による尖閣諸島周辺に対する公船や空軍機でのわが国への挑発行為は一向にやまない〉などとして中国を非難。そのうえで、〈今般の「武漢熱」の完全な終息を見る以前での習主席の来日そのものが、世界に対して「武漢熱」が終息したと日本が認めかのような誤ったメッセージの発信につながりかねず、その観点からも習主席「来日」そのものも適切ではない〉などとして、習近平首席の「来日」に〈断固反対〉しているのだ。
いやはや、「いわゆる武漢熱」などと言っているが、これは青山センセイが『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)などで提唱した呼び方で、一部のネトウヨががなり立てている。偏見や差別を防ぐため、地域の名前をウイルスの通称に使わないのは国際的な常識だ。だいたい、習近平の来日が「新型コロナ収束のメッセージ」になるとか、もはや論理もクソもない。頭が痛くなってくるではないか。
しかも、青山センセイは、自民党が所属国会議員の歳費から一律5千円を集めて中国への支援する方針に大反対し、結果、党は支援を任意にするものと変更している。言っておくが、ワクチン開発などの新型コロナウイルス対策には、中国をはじめとする国際社会との連携が不可欠だ。そんななか、中国への支援に猛反対し、「中国からの渡航を全面停止」にするなんて、結局、この人たちはひたすら“嫌中”姿勢をアピールしたいだけで、国民の安全などどうでもいいってことなのだろう。
さらに驚くべきことに、青山センセイは「新型コロナウイルスは中国が開発した細菌兵器」なるトンデモまで吹聴しているのだ。2月10日放送の『真相深入り!虎ノ門ニュース』で、青山センセイは「自民党コロナ対策本部」のレジュメを片手に立ったまま力説していた。
「いっこ重大なことを言ってですね、自分がなあ……あの、まだわかりませんよ? 調査団入れてないから、WHOの調査団あてにならないから。本当は日米の調査団送れって僕は主張してるんですけども、ようは、ウイルスが特異なウイルスすぎるんですよ。潜伏期間がすごく短い、1日あるかないかと、2週間超えてんじゃないかっていうね。WHOは12.5日って言ってるけど、それ意味わかります? これもし、兵器化されたウイルスだったら、もしですよ!(絶叫) 誤解なく。兵器化されたウイルスだったら、ここが戦場としたら戦場ですぐ殺したいときは、潜伏期間が短いやつすぐ出すんです。バタバタ倒れる。でもそうじゃなくてどこかの国を滅ぼしたい、どこかの町を潰したいんだったら、潜伏期間長ーくて、つまり発症しないけどウイルスは持ってる、感染力だけ持ってる人を野放しになるように、2週間ぐらいでないように分けてつくるわけですよ。これ常識なんです! それとよく似てるわけ!」
■パニック煽りながら「武漢熱クライシスに縮まずサイン会に」とうそぶく青山センセイ
ホント、どうしようこの人……。「仮に」とか言っているが、ようするに青山センセイは新型コロナウイルスが「生物兵器」である可能性を触れ回っているのだ。さらに青山センセイは“演説”をこう続けた。
「それと、武漢の病毒研究所っていうね!? まあ、あのウイルスを研究しているところが、SARSの研究もしてるわけですけど、その、健康のためと思いたいけど、SARSとよく似てるわけですよ今回のは! で、SARSと似てるけれどもさっきの潜伏期間とか違うところがあって、それ常識で考えるとSARSを使って兵器化したと。戦いに使えるようにしたと、いう可能性は考えなきゃいけないので!したがって、(レジュメを指差しながら)甘く考えないでくださいってことをまず申し上げまして」
もしかして青山センセイは、この「生物兵器説」を自民党の「コロナ対策本部」の会合でも主張したというのだろうか。おそらく、ネット上の流言飛語を鵜呑みにして得意げに語っているだろうが、ここまでくると何か違うビョーキを発症しているのではないかと本気で心配になってくる。
一応、指摘しておくが、新型コロナウイルスが「中国が開発した生物兵器」などというのは荒唐無稽もいいところだ。だいたい、もし新型コロナウイルスが「生物兵器」として開発されたのならば、その致死率の低さにまったく説明がつかないだろう。軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏も〈世界各国の関連研究機関で研究されている主な生物兵器に、コロナウイルスの名前はない〉〈まったく研究されてこなかったということはないだろうが、現実に兵器としての使用に向いていないのだと思われる〉〈生物兵器として人工的に開発されたものである可能性はほとんどない〉(「BUISINESS INSIDER」1月31日)と指摘しているように、「新型コロナは中国の生物兵器」なる説は妄想じみたトンデモとしか言いようがない。
いずれにしても、コレが、政権与党・自民党の国会議員にして「コロナ対策本部」なのである。
ちなみに、青山センセイはブログでも〈虎ノ門ニュースで申したように、感染症であれ、テロリズムであれ、縮んでしまえば負けです〉(2月11日)などと書いているが、にしては呑気に〈これから武漢熱クライシスに縮まずにサイン会に来てくださるひとびととお会いするために、西宮に向かいます〉(2月15日)とPR。実際、土曜日にサイン会を開催したらしい。こんなんで「国を護る」とか言っている自民党。いい加減、その「ヤバさ」に気づくべきだ。
(編集部)
=====================================================
[※ 東京新聞(2017年3月7日)↑]
東京新聞の中根政人記者による記事【介護保険関連法案、衆院厚労委で可決 民進の「森友」質問後に採決強行】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017041302000114.html)。
日刊ゲンダイの記事【森友質問に首相ブチ切れ…介護法案“強行採決”の異常事態】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/203431)。
リテラの記事【暴挙! 自民党が「森友問題の追及するな!」と逆ギレし強行採決! 安倍首相は支持率53%あるから説明不要と開き直り】(http://lite-ra.com/2017/04/post-3071.html)。
《自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数…民進党の山井和則国対委員長は、記者団に「どの委員会でも、その時に国民が知りたいことを質問するのは許されている。質問権の侵害だ」と批判》。
《介護保険法改正案が強行採決されたが、その理由はナント、安倍首相が野党の森友学園絡みの質問にブチ切れたから》。
《つまり、安倍首相は、約8割もの人々が森友問題の説明に納得していない事実を無視し、「国民の半分は内閣を支持している」のなら昭恵夫人や迫田理財局長への証人喚問は必要ない、としたのだ》。
『●「国会という言論の府」「神聖な国会」
「国権の最高機関と憲法にうたわれている神聖な場所」…虚しい響き』
お得意の閣議決定の次は、御得意の強行採決。アベ様に「忖度」した《質問権の侵害》な、《言論封殺》な強行。《自民党は委員長職権を濫用して森友問題への追及を完全にシャットアウト》《安倍首相はこうしたやり方で森友問題を潰す腹づもり》。そのくせ、「国民の理解を得られるように丁寧に説明する」…それを国会で実行したことがないということを再び実証。消えゆく森友「教育破壊」問題。《官邸はメディアに“森友報道の報復”をちらつかせていると言われ、一気に疑惑に蓋をする方針》だそうで、寒気がします。《世論無視、議会無視、そしてメディア圧力によってすべてを握り潰そうとする安倍政権》。
今回の強行採決の《その理由はナント、安倍首相が野党の森友学園絡みの質問にブチ切れたから》。日刊ゲンダイに言わせれば、《「総理を侮辱」で籠池前理事長を証人喚問した時と同じ恐怖政治再び、である》。リテラに言わせれば《まさに安倍政権による暴政の極み》《一体、お前は何様だ、と言いたくなる厚顔ぶり》《都合の悪い質問は受け付けないという議会政治を破壊する圧政》《この国の政治は、もはや“安倍首相のために”でしか動いていない》。
《安倍首相の顔色ばかりをうかがっている自民党も情けない》と同時に、「子育ての党」を自称する与党・公明と、賭博大好きな「癒」党・お維の腰巾着ぶり。
そして、それでも《半分は内閣を支持している》「内閣支持率は52・4%」な壊れっぷりなニッポン。「立法府の長」!?、をはじめとした「三権の長」気取りな「裸の王様」アベ様が統治する人治主義国家・デンデン王国。
それにしても、よくブチ切れる人だ…。「安倍晋三の発言は全て真実」と閣議決定!?、強行採決!?、しかねない勢い。
『●「安倍晋三の発言は全て真実」と閣議決定!?
…「本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している」』
==================================================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017041302000114.html】
介護保険関連法案、衆院厚労委で可決 民進の「森友」質問後に採決強行
2017年4月13日 朝刊
衆院厚生労働委員会は十二日、介護保険関連法改正案を採決し、自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決した。与党は十四日に採決する方針だったが、民進党が改正案と無関係な質問をしたとして審議を打ち切り採決を強行した。質問内容を理由にした採決は異例で、国民生活に直結する重要法案のため民進党は反発。十三日の衆院本会議での採決は行われず、与野党が同日の開催で合意していた衆院憲法審査会の審議も見送られた。
衆院厚労委は十二日、安倍晋三首相が出席して介護保険関連法改正案の審議を実施。民進党の柚木道義(ゆのきみちよし)氏が学校法人「森友学園」について、首相に「妻の昭恵氏と話し合いはしたか」と質問し、首相が「この問題は何度も答弁している」と強調するなどやりとりが続いた。
これに与党が「改正案と無関係な質問をするなら、審議は尽くされた。野党との信頼関係が崩れた」と反発し、質疑後の理事会で採決を提案。民進、共産両党は反対したが、委員会再開後に自民党が採決の動議を出し、丹羽秀樹委員長(自民)が採決に踏み切った。
民進党の山井和則国対委員長は、記者団に「どの委員会でも、その時に国民が知りたいことを質問するのは許されている。質問権の侵害だ」と批判した。
同改正案は、年収三百四十万円(年金収入のみの場合は三百四十四万円)以上の単身者など、比較的収入の高い高齢者の介護サービス利用時の自己負担割合を二割から三割に引き上げることが柱で、対象は約十二万人。 (中根政人)
==================================================================================
==================================================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/203431】
森友質問に首相ブチ切れ…介護法案“強行採決”の異常事態
2017年4月13日
(柚木議員(右)の質問にブチ切れた安倍首相(C)日刊ゲンダイ)
これほどの横暴が許されるのか――。12日の衆院厚生労働委員会で、介護保険法改正案が強行採決されたが、その理由はナント、安倍首相が野党の森友学園絡みの質問にブチ切れたから。国民に自己負担増を求める改正案に反対している野党への“嫌がらせ”みたいなもので、「総理を侮辱」で籠池前理事長を証人喚問した時と同じ恐怖政治再び、である。
■「総理総裁は私のボス」と与党理事は忖度
厚労委で審議されていた介護保険法改正案は、年収340万円以上の人の自己負担割合を2割から3割に引き上げることが柱。きのうは安倍首相出席で審議が行われたが、もともと採決は14日の方向で調整されていて、この日は採決しないことで与野党が合意していたという。
ところが、である。
民進党の柚木道義議員が冒頭で森友学園問題について質問。「世論の8割が政府の説明に納得していない。昭恵夫人の証人喚問が必要だという意見は必要ないの2倍ある。総理から昭恵夫人に公の場で説明するよう話して欲しい」と言うと、安倍首相は明らかに不機嫌な表情になる。「内閣支持率が高いのでその必要はない」という趣旨のフザケた答弁を繰り出し、その後の、「財務省は廃棄したデータを復元して公表するように総理が言うべきではないか」という質問には、答弁を拒否した。
与党は事前通告のない質問だと反発。「法案以外の質問をするのは十分審議した証拠」だとして強行採決に踏み切った。だが、これは“表向き”の説明。実際は、委員長ですら強行採決を「寝耳に水の話」と驚いていたほどで、どうやら、森友問題に絡む質問に安倍首相がブチ切れたことが直接の原因だという。柚木議員がこう言う。
「理事会で与党の筆頭理事が、『説明がつきません。総理総裁は
私のボスですから』と言ったのです。それで、『総理が強行採決を
指示したのですか?』と聞くと、『いえ、自分の判断です』と答えた。
これってまさに『忖度』じゃないですか。そもそも1時間半の審議で
森友問題の質問はわずか10分だけ。あとは法案に関する
質問でした。国民の関心事なのだから、安倍総理が瞬間湯沸かし器の
ようにブチ切れる話ではない。強行採決は質問権の侵害であり、
言論封殺です。こんなことを許したら国会の自殺行為です」
毎度のことながら、安倍首相は自らを「立法府の長」と思っているのだろう。籠池前理事長の証人喚問の指示といい、まさに“将軍様”だ。政治評論家の野上忠興氏が言う。
「森友問題はいまだ世論の8割が関心を持っているのだから、
どの委員会だろうが、安倍首相は国民の疑問に答える義務がある。
いつも『国民の理解を得られるように丁寧に説明する』と言っている
じゃないですか。傲慢で不埒。自分の描いたシナリオ通り進まない
と気が済まないのでしょう」
許し難い独裁者だが、安倍首相の顔色ばかりをうかがっている自民党も情けない。
==================================================================================
==================================================================================
【http://lite-ra.com/2017/04/post-3071.html】
暴挙! 自民党が「森友問題の追及するな!」と逆ギレし強行採決! 安倍首相は支持率53%あるから説明不要と開き直り
2017.04.12
(参議院ホームページより)
まさに安倍政権による暴政の極みだ。本日開かれた衆院厚生労働委員会において、野党から森友学園の質問があがったことに自民党が逆ギレ。きょうは介護保険関連法改正案の質疑だけが行われる予定だったにもかかわらず、なんと強行採決してしまったのだ。
経緯を振り返ろう。事件の発端となったのは、民進党の柚木道義議員による質問だった。柚木議員は、これまで厚労委でも森友学園の保育園補助金不正受給問題や園児への虐待問題が議題になってきたこと、また、直近のNHK世論調査でも国有地売却の政府の説明に約8割が『納得できない』としたことを踏まえ、「総理がちゃんと答えれば、国民からもちゃんと理解を得られる。安倍総理から、昭恵夫人や迫田英典元理財局長に説明してもらえるようご指示いただけないか」と質問をした。
すると、答弁に立った安倍首相は、同じ世論調査の結果を引き合いに出し、「内閣支持率は53%で、自民党の支持率、民進党の支持率はご承知の通り」などと言い出し、「この件については委員会で何回もご説明してきた通り」として昭恵夫人と迫田元理財局長への証人喚問を拒否したのだ。
つまり、安倍首相は、約8割もの人々が森友問題の説明に納得していない事実を無視し、「国民の半分は内閣を支持している」のなら昭恵夫人や迫田理財局長への証人喚問は必要ない、としたのだ。
ご存じの通り、疑惑の中心人物は安倍首相の妻・昭恵氏と迫田元理財局長だ。とくに、昭恵夫人がここまで傍若無人に政治を私物化してこられたのは、夫である安倍首相の“絶対的権力”を笠に着ていたからだ。しかし、安倍首相はそうした根本的な問題さえ内閣支持率を理由に“国民から許されている”というのである。
一体、お前は何様だ、と言いたくなる厚顔ぶりだが、柚木議員はその後も昭恵夫人の問題に言及。すると、安倍首相は「重要法案質疑だから出席している。貴重な時間だ。この問題は再三再四にわたって答えている。それで理解いただけていないのは残念」などと、またもシラを切った。
だが、問題はこのあとだ。自民党の丹羽英樹委員長は柚木議員に「質疑は議題の範囲内でお願いします」と、森友学園関連の質問を制止。だが、柚木議員が「一言だけでいい」とし、「財務省のデータが6月に入れ替わる予定。このままでは証拠隠滅、消失の可能性がある。一言で結構だから総理から森友学園と財務省の交渉記録データ復元を指示してほしい」と問いかけた。
当然の質問だ。何より、安倍首相にはきっちり対応する責任がある。しかし、丹羽委員長はまたも「質疑は議題の範囲内でお願いします」と言い、ついには答弁そのものを拒否。柚木議員はその後も食い下がったが、結局、安倍首相は森友関連の質問に答弁することはなかった。
ようするに、自民党は委員長職権を濫用して森友問題への追及を完全にシャットアウトしてしまったのだ。
ここまでの流れだけでも、都合の悪い質問は受け付けないという議会政治を破壊する圧政をまざまざと見せつけた安倍政権だが、その後、さらに酷い対応に踏み切る。ほんの少し森友問題に言及しただけにすぎない柚木議員の質問に、衆院厚労委の田村憲久筆頭理事が激怒し、委員会自体をストップ。緊急理事会を開き、介護保険関連法改正案を強行採決することにしたというのだ。
実際、再開した厚労委では、自民党の三ツ林裕巳議員による「ただちに採決すべき」という動議に対し、丹羽委員長は「賛成の諸君の起立を求めます」と声を上げ、そのまま介護保険関連法改正案を強行採決してしまったのだ。
前述したように、本来ならきょうの厚労委は介護保険関連法改正案の質疑だけを行う予定で、さらに審議されるはずだった。しかも、同改正案は、一定以上の所得がある高齢者の介護サービス利用時の自己負担割合が2割から3割に引き上げるという、安倍政権お得意の高齢者の負担をさらに増やす問題法案なのだ。
それを森友問題の追及に逆ギレし、まったく関係のない法案を数の論理で強行採決してしまう──。これを暴挙と呼ばずして何と言おう。何度も言ってきたことだが、この国の政治は、もはや“安倍首相のために”でしか動いていないのだ。
だが、この露骨なまでの独裁を見ればわかるように、安倍首相はこうしたやり方で森友問題を潰す腹づもりなのだ。実際、官邸はメディアに“森友報道の報復”をちらつかせていると言われ、一気に疑惑に蓋をする方針だという。
森友問題の政府説明に約8割の国民が納得していないのに、世論無視、議会無視、そしてメディア圧力によってすべてを握り潰そうとする安倍政権。しかし、この態度こそが森友問題を生んだのだ。きょう、安倍政権が見せつけた暴政を、絶対に許してはいけない。
(編集部)
==================================================================================