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●「安倍晋三の発言は全て真実」と閣議決定!?…「本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している」

2017年04月12日 00時00分37秒 | Weblog

[※ 東京新聞(2017年4月4日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/冗談で済まぬ「安倍晋三の発言は全て真実」】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1802777.html)。
沖縄タイムスの稲嶺幸弘氏のコラム【[大弦小弦]〈鏡は己惚(うぬぼれ)の醸造器である如く、同時に自慢の消毒器・・・〉】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/91978)。

 《しかし政権がこの疑惑をかわした最大の理由は本来あるべき、また出すべき役所の公文書やメモがことごとく紛失、破棄、黒塗りで覆われ、役所がそれで逃げ切ろうとしたことが挙げられる ★今までも役所を挙げてごまかそうとしてきたことは幾多もあるが、ここまで財務省がいかがわしい国有地払い下げに手を染め、それを隠し通そうとする様は哀れにさえ見える…今の内閣は本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している》
 《▼最近、同じセリフが口をつきそうになる。相手は、内閣支持率という「鏡」の前でいまだ余裕の安倍政権である。森友学園問題の影響で下落気味ながら、3月下旬の世論調査の数字も52%と5割台を維持している…鏡の前で浮かれ、国民の声を慢心の「消毒器」にできなければ、待っているのは神話と同じ末路である

   『●「相手が権力者となると事情は異なる。
    忖度はおもねる姿勢につながり、権力暴走の歯止めを失わせる」


 森友「教育破壊」問題一つとっても、ダークすぎる。何でも「閣議決定」すれば問題が解決できる、不正を隠蔽できると思っている、デンデン王国の「裸の王様」とその取り巻き連中に哀れさを感じる。《安倍晋三の発言は全て真実》と閣議決定!?…いまの取り巻き連中、公明も含めて、「今の内閣は本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している」。《エープリルフール》ならぬ、自公馬。《慢心》は身を滅ぼす。自公の「自らを滅ぼす」か、ニッポンが壊れるか…。
 この酷いアベ様の「政」の連続…、でも、まだ「内閣支持率は52・4%」!? オメデタき、壊れゆくニッポン。

   『●アベ様の「政」とニッポン社会: タカのガナリ声が
       大きくなるばかりで、少数派のハトも「都会のハト」化
    「さらに驚いたことに、悲惨なアベ様の「政」にもかかわらず、
     内閣支持率が《前回二月より6・0ポイント減って55・7%》の
     オメデタサ。デンデン王国の「裸の王様」がニッポンを破壊、
     自公・「癒(着)」党に座して従う「眠りネコ」の皆さん。
     ハトの皆さんの《しつこさ》に頼る以外に無し」

   『●「忖度」「おもねり」「保身」? 「何の瑕疵もない」?
         いえいえ「首相と私人と言い張る夫人は罪深い」
    《★権力を持つ者は極めて慎重にならざるを得ない立場であることを
     理解しなかっただけで、首相と私人と言い張る夫人は罪深いといえる》
    「東京新聞の記事【森友問題 首相説明に納得せず62% 
     「昭恵氏招致を」52%】…によると、未だに「内閣支持率は
     52・4%で前回の十一、十二両日調査に比べ3・3ポイント減った。
     不支持率は32・5%」。
      加えて、何のジャーナリズムの本質も果たせず、このアベ様の「政」
     支持している「本土」マスコミも同罪」

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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1802777.html

政界地獄耳
2017年4月5日8時39分
冗談で済まぬ「安倍晋三の発言は全て真実」

 ★森友学園疑惑は、野党の予算委員会での追及が予算成立とともに終了したことを受け、幕引きの様相だが、これだけの材料があって、野党は政権を追い込めなかったのだから、話にならない。しかし政権がこの疑惑をかわした最大の理由は本来あるべき、また出すべき役所の公文書やメモがことごとく紛失、破棄、黒塗りで覆われ、役所がそれで逃げ切ろうとしたことが挙げられる

 ★今までも役所を挙げてごまかそうとしてきたことは幾多もあるが、ここまで財務省がいかがわしい国有地払い下げに手を染め、それを隠し通そうとする様は哀れにさえ見える。もう高級財務官僚としてのプライドもあったものではない。「All the President’s Men」とは、米ニクソン大統領のウォーターゲート事件を掘り起こして辞任にまで追い込んだ米ワシントン・ポスト紙記者の手記の原題だが、「すべて王様の臣」という意味だ。今の財務官僚はその類いだ

 ★もう1つ特徴的なのは、質問主意書で問われたものに答えるという形で閣議決定してしまうというやり方。首相・安倍晋三の昭恵夫人は私人か公人かとの問いに「私人」と閣議決定し、今度は昭恵夫人付の政府職員が森友学園前理事長・籠池泰典に送ったファクスを「行政文書に該当しない」と閣議決定した。なんでも閣議決定して、議論を更地にしてしまうやり方も相当強引だ。

 ★ネットに「安倍内閣は、1日までに安倍晋三の発言は全て真実と閣議決定した。自由党の山本太郎参院議員の質問主意書への答弁書。答弁書は安倍晋三の言うことは全て正しい。なぜなら安倍晋三は総理なのだからとした上で安倍晋三を批判することだけでなく、安倍晋三の発言に疑問をもつこと自体、安倍晋三を罪人扱いすることであり、安倍晋三への印象操作である」と、記事が出た。驚いたかと思うが、エープリルフールの冗談記事。今の内閣は本当に閣議決定しかねない勢いだ政治が劣化している。(K)※敬称略
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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/91978

[大弦小弦]〈鏡は己惚(うぬぼれ)の醸造器である如く、同時に自慢の消毒器・・・〉
2017年4月6日 07:46稲嶺幸弘 安倍政権

 〈鏡は己惚(うぬぼれ)の醸造器である如く、同時に自慢の消毒器である〉。夏目漱石の名作「吾輩は猫である」で、鏡に見入る主人の姿に猫がつぶやくセリフである

▼最近、同じセリフが口をつきそうになる。相手は、内閣支持率という「鏡」の前でいまだ余裕の安倍政権である。森友学園問題の影響で下落気味ながら、3月下旬の世論調査の数字も52%と5割台を維持している

▼安倍政権は発足以来、安定した「鏡」をうぬぼれの醸造器としてきた。安倍晋三首相らが野党の質問に真剣に向き合わず、時折小ばかにした国会での対応に色濃くにじむ

▼森友学園問題で国民が求める疑惑解明の核心は、国有地を格安で払い下げた財務省などの意図や政治家の関与の有無である。だがそこには目をつぶり、学園理事長だけを「悪者」にして幕引きを図る政府与党のシナリオも見えてきた

▼また、今村雅弘復興相が4日の会見で、原発事故に伴う福島県内の自主避難者を本人の責任切り捨て政府の責任を追及した記者に「うるさい」と怒鳴った。発言の根っこにあるのは政権内に広がる慢心だろう

▼ギリシャ神話に登場する美少年ナルシスは、水面に映る自らの姿に恋し、やつれ衰え、絶命する鏡の前で浮かれ、国民の声を慢心の「消毒器」にできなければ、待っているのは神話と同じ末路である。(稲嶺幸弘
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