Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●原発スラップを許すな!

2012年04月22日 00時00分33秒 | Weblog


山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、4月7日、4月19日)。

 ずっと、烏賀陽弘道さんのSLAPP(スラップ、SLAPP)関連のことを書きたいと思いつつ、出来ずにいる。今日は、別件。
 原発関連の記事で、スラップが行われた模様。提訴したのは、「東電原発利権に食い込む」人物らしい。裁判所はまともに機能するだろうか、大変に心配である。

   『●『「朝日」ともあろうものが。』読了 (1/2)

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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、4月7日】

2012/04/07
東電フィクサーがスラップ恫喝訴訟)ーー「原発スラップを許さない会」発足へ

 福島第1原発事故を機に、反(脱)原発運動が拡大しているが、東電・政府側もその利権を失ってはなるものかと必死だ。公安まで動員し、反原発のデモ参加者を狙い打ち的に逮捕する一方、最大スポンサーであり、ネタ元であるということで、反対のポーズしかしない大手マスコミに代わり、原発利権の闇を暴こうとするジャーナリスト個人などに対する嫌がらせの恫喝訴訟も行われていることはあまり知られていない。
 3月22日、訴訟提起したのは「東電原発利権に食い込む」(記事タイトルより)白川司郎氏。
 知る人ぞ知る人物で、本紙でも何度か取り上げている。
 問題とされているのは『週刊金曜日』(11年12月16日号)に掲載された2頁記事(冒頭写真右側)だが、名誉毀損だとして約6700万円もの巨額訴訟を提起した(同左側はその訴状)のは記事を書いた田中稔氏個人(「社会新報」編集部勤務)だけ。掲載誌を発行している週刊金曜日側は提訴していない。
 通常、両方が提訴され、その場合、訴訟費用などは出版社側が負担するのが一般的。書き手個人だけだと、出版社が援助せず、書き手は何より経済的に一挙に窮地になる。スラップ恫喝訴訟)とは、記事が真実または真実と信じるに足る証拠があるものにも拘わらず、あえて訴訟し、書き手を経済的に困窮させ、記事の真実性に関係なく謝らせたり、追加報道させないことを目的に提訴する(つまり濫訴)ケースをいうのだが、個人だけという今回のようなケースはその典型例といっていいだろう。(横写真=「社会新報」07年7月4日号記事)
 本紙・山岡も過去、武富士やパシコンからそうした訴訟を提起されたが勝訴。現在も、“脱税”指南の件で元公認会計士らに提訴され係争中。そのしんどさ、悔しさはよくわかる。
・・・・・・。
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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、4月19日】

2012/04/19
<お知らせ>原発スラップ(恫喝訴訟)を問うジャーナリストと市民の会――5月16日、その発足を記念してシンポジウム開催
執筆者: Yamaoka (9:30 am)

「スラップ」(恫喝訴訟。SLAPP)とは、記事の真実性を知りながらあえて訴訟提起をして、執筆者を経済的に追い詰め、報道の自由を奪うことをいう。
 本紙でも既報のように、「東電原発利権に食い込む」白川司郎氏が3月22日、『週刊金曜日』(11年12月16日号)に掲載された記事を名誉毀損だとして約6700万円もの巨額訴訟を提起した。訴えられたのは、記事を執筆した田中稔氏個人だ(第1回口頭弁論は5月7日、10時15分より、615法廷)。
 このたび、スラップ被害者の横の連携と情報交換を目的に、「原発スラップを問うジャーナリストと市民の会」(仮称)が発足し、シンポジウムを開催することになったので紹介する。
 本紙・山岡も過去、武富士やパシコンからそうした訴訟を提起されたが勝訴。現在も、“脱税”指南の件で元公認会計士らに提訴され係争中であるだけに、会の呼びかけ賛同人に名を連ねることにした。
 詳細は上記案内をご覧頂きたい。
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コメント
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