朝日新聞の記事(2012年4月15日、日曜日、14版、38頁)。
『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う』
『●いま「暗闇の思想」を: 朝日新聞(地方版?)社界面トップ』
松下竜一さんに関する私設図書館「松明楼」が開館したそうです。決して大々的ではないですし、全国的に松下さんの名を知っている人も多くはないでしょう。生前も、特に豆腐屋を廃業し執筆活動に専念した当時、中津の地元でさへも好意的には思われていなかったでしょう。でも、松下さんの思想は、細々かもしれないけれども、しっかりと草の根を下し、脈々と受け継がれているし、今後も続いていくと信じる。
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【朝日新聞、2012年4月15日、日曜日、14版、38頁】
故松下竜一さん著書など一堂に
大分に私設図書館
脱原発など環境運動に取り組んだ作家の故・松下竜一さんの著書などを集めた私設図書館「松明楼(たいまつろう)」が14日、大分市にできた。今も松下さんを名誉顧問とするNPO法人「九州・自然エネルギー推進ネットワーク」の小坂正則代表が、自宅を改装した。
松下さんは「今あるだけをみんなで分かち合えばいい」「停電の日があってもいい」と主張する論文「暗闇の思想」を72年に発表。73年から2004年に亡くなるまで、ミニコミ誌「草の根通信」を発行した。
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