東京新聞のコラム(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012031902000029.html)。
『●消費税増税は格差を助長するだけ』
『●自民党の消費税増税反対=マニュフェスト違反』
『●『消費税のカラクリ』読了』
FUKUSIMA原発人災で、「スピーディー」のデータは〝早々〟に隠され、危険性は〝早々〟にアメリカには伝えられ、一方、福島の「地元」民は被爆させられた。いま、福島の「地元」の子供達は被爆し続けさせられている。
〝時期外れ〟の消費税増税で、大企業の顔色をうかがいつつ、弱者を切り捨てる。どこが一体全体「生活が第一」なのか!? 「大企業が第一」じゃないのか?
お願いだから、「子供や弱者を守れない国」なんて書かせないでくれ。FUKUSIMA原発人災から、せめて教訓を学んでくれ。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012031902000029.html】
【コラム】
筆洗
作家の城山三郎さんは、学校の人間関係に悩んだ孫娘が学校に行けなくなった時、一枚の紙をそっと手渡したそうだ。そこに書かれていたのは「鈍(どん)・鈍(どん)・楽(らく)」という言葉だった▼鈍=人間関係に気を使わない。鈍=まわりが何を言っても気にしない。楽=そうすれば、どんどん気が楽になり楽しくなる。さりげなく、祖父はそんなことを伝えたかったのだろう▼「父は自分にも言い聞かせるように、周囲の目、声は必要なものだけキャッチして、あとはケ・セラ・セラ(なるようになる)でいけばよいと、優しく諭してくれた」と次女の井上紀子さんが自著に書いている▼お孫さんは多くの人の励ましを得て立ち直ったそうだ。周囲が静かに見守っていれば、少しぐらいの挫折を乗り越える力は子どもたちに自然に備わっている。今もそう信じているが、この数字には衝撃を受けた▼十四年連続で三万人を超えた昨年の自殺者のうち学生と生徒の自殺者が前年より百一人(10・9%)も増えた。統計を取り始めた一九七八年以来、初めて千人を突破したという▼多くの若い人たちの未来も震災によって突然奪われ、命の尊さはずっと語られてきた。その間にも、生きる希望を失った若者は自らの命を絶っていた。この悲しい現実に胸がふさがれる。何ができるか分からない。せめて、「鈍・鈍・楽」の言葉を届けたいと思う。
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