正当な価格とは

2011-10-26 17:18:06 | 学習塾・勉強の仕方

旅行するとき、便利さからよくネット上のサイトを使って宿泊施設の予約をします。

昨今はそういうスタイルが流行っているらしく、そういうサイトが沢山あって便利です。

 

それらの大半は、低価格で泊まれる宿を紹介しているのですが、中にはこの「低価格」という部分を勘違いしているというか、これを悪用して過大な広告を打っているとしか思えない宿もあったりします。

 

たとえば、通常15000円で泊まれる宿を、元の条件のまま8000円で泊まれるというのなら、これは立派な商品ですが、中にはそれを巧みに誤魔化して、最初から8000円の条件のものを15000円で売っていたかのように装い、それをまた8000円で売り出しました的な広告に載せる。

 

何のことはない、はじめから定価で売っているだけのことで、こういうのは詐欺でしかないと思います。

 

良いものの価格はそれなりに高いのだし、それをさまざまな工夫を凝らして廉価で提供することに意味があるのですよね。

 

学習塾の商品(学習指導その他サービスの提供)にもこのことはいえます。

一見オトクであるかのような印象操作を目論んだ商品を前面に出して、それの元がまったく別バージョンの商品であって、それを廉価で提供しているかのように装うが、実はもともと中身の薄いものでしかなかったというような場合です。

 

ちょっと性格的に違いはありますが、似たものの中に、象徴的なものとして「無料体験」というものがあります。

 

いずれも、これを扱う学習塾の側が細心の注意を払い、顧客の側の誤解を招かないよう努めることは勿論ですが、顧客たる生徒・保護者の方も、いたずらに価格だけで判断しないという複眼思考をすることが大切かと思います。

 


 

 

 

 

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