暗記科目と言えど

2010-04-23 12:36:52 | 日記
物凄く単純に割り切って考えてしまえば、勉強するというのは、「暗記する」ということと「自分の頭で類推して答えに到達する」の二つに大きく分類できると思います。

事実、例えば学校の定期テストの前などは、そうした考えに基づいて勉強することで時間の使い方をはじめ、多くの面で効率的なやり方ができると思います。

しかし、こと「暗記」に関してのみ言えば、やはりそれだけで終わってしまうのはあまりにも勿体無い話ですよね。

例えば、私自身が授業で歴史を教えるとき、機械的に「これとこれとこれは覚えようね」などというよりは、過去の出来事などがどう互いに関連しあって動いた結果として現在に至っているか、などについて立体的に話を組み立てて説明した方が、その場だけではなく、それ以降も彼らの心の中に歴史に対する興味関心という形ではっきりとした足跡を残します。

勉強の仕方というのは、通り一遍のものではなく、暗記一つとってもやはり色々なアプローチをしながら積み上げて行く方が中身濃い結果をもたらすのではないかと思います。




●ACSはこちら●