鉄は熱いうちに打て

2009-08-17 15:58:35 | 日記
ひところ話題になった100ます計算という学習メソッドがあります。

あれは、幼い頃から計算の基本を徹底的に仕込むことがその後の学力形成に極めて有効という考えから用いられた優れた学習法の一つだと思います。

幼い頃にそうした基本を徹底して仕込むというのは大事なことで、これを経て成長した子とそうではなかった子とでは、明らかな差があるようです。

ありふれた言い方をすれば、計算だけに限らず、読書の習慣、漢字の練習、草花の観察、地図の見方や使い方などといったそれぞれの科目の基本は、中学生になってからこれらを初めても遅いことは間違いないなく、現に、学習塾にやってくる中学生でこれらが苦手な子の殆どが、幼い頃にそうした習慣もなく、また訓練もしてこなかったことが分かります。

よく、「今はまだいいんです。分からなくなったら塾に通わせようかと思っています」などと言う保護者の方がいますが、こうしてみると、この考え方が大きな誤りであることに気付きますよね。

早うちからしっかりやるべきことをやってきた子は、後になって慌てて右往左往することが少ないのだということを、もっと真剣に受け止めた方がよいと思います。



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