O's Note

いつまで続くか、この駄文

芸術家は違う。その2

2006-06-10 16:55:31 | 多分駄文
 今日は、午前中、札幌全日空ホテルの画廊(ショッピングアーケード内)で開催されている原田ミドー彫刻・デッサン展「萌芽2006」を見てきました。
 ミドーさんの本職は彫刻家であることは知っていましたが、会うときは、だいたいお酒がそばにあり、そして馬鹿話をしていましたので、今日は本当のミドーさんに出会った感じがしました。
 会場内にはエチュード(習作)を含めて数多くの絵画が展示されていました。そういえば今冬行われた新さっぽろ冬まつりのメインオブジェクト、おやすみ雪だるまは、2003年にはその構想があったことを知ることができる絵画もありました。
 しかし、やっぱり圧巻は石を削って作った「萌芽」です。これは、何とも言えないカーブを持った作品で、いつまで見ていても飽きない形です。何をモチーフにしたものかがわかる仕掛けで展示されていましたが、いろいろな角度で眺めれば、いかようにも解釈できる不思議な形です。さすが芸術家、と感じ入りました。
 久しぶりに芸術の香りを満喫したひとときでした。
 なお、この個展は6月18日まで開催されています。