「磐梯山」。
昨年、西大嶺・西吾妻を登った際に、
お世話になったガイドさんから磐梯山冬期登山の話しを聞き、
それ以来、登りたい願望が強くなっていくものの、
装備面で不足している物が多すぎるので半ば諦めていた。
けど、
やっぱりどうしても登りたい!
登ることに意義も感じるし、山をやる以上
無くてはならない装備品を揃えるいい機会。
そして
準備も整ったところで、いざっ
磐梯山へ!
・・・と若干鼻息を荒くしながら昨年お世話になった
ガイドさんのスケジュール表を確認してみたら?
あれ?
磐梯山の予定がないぢゃん。
う~ん、こまったぞ?
そこで、
昨年、西大嶺と西吾妻でご一緒した方に連絡を取ってみたところ、
ではご一緒しましょう、と話しが進み、
磐梯山経験者のこ~のさんのお世話になることに◎
朝、4:00過ぎ自宅を出発。
7:15、磐梯山南斜面ミネロスキー場着。
(ミネロスキー場・センターハウス。(ミネロスキー場は今年度から猪苗代スキー場と合併したようです))
8:30に運転開始のミネロ第1リフト、
9:00開始の第4リフトと乗り継ぎ、
標高1250mの登山開始地点へ。
天候は雪!
しかもかなりの降雪。
とりあえず安全第一でいけるトコまで行き、
ダメだったらあっさりと引き返しましょうということで、
9:30登山開始。
いきなりの急勾配を、まずは赤埴山(あかはにやま)目指して
ひたすら登り続ける。
ここ数日、気温が高かったせいか、
固い雪面上にこの日降った雪が積もり、
スノーシューが効かない。
一歩一歩、滑ることに対処しながらなので体力使う。
歩き始めのブナ林がダケカンバに変わり、
低潅木が目立つようになった頃、やっと赤埴山の稜線に。
視界は・・・ナイ。(^^;
晴れていれば(多少曇りでも)、すぐそこに見えているハズの
磐梯山山頂の姿はどこにもナイ。
とりあえず、赤埴山のピーク(1430m)を越えて、
一旦、沼ノ平へと下りる。
晴れていれば(多少曇りでも)左側に雄大にそびえているハズの
磐梯山山頂の姿は全く見えない。
(絶景ビューポイント☆・・と云われる場所)
そこから少し北上し、磐梯山北斜面に回りこむ形で
磐梯山の稜線に取り付く。
ここからいよいよ磐梯山の本線。
まずは天狗岩目指し稜線に上がる。
(何撮っても真っ白け、なのでこんなもんしか撮ってない 笑)
相変わらずの雪質で、スノシュ効かず。
キックステップ入れすぎると体重かけた瞬間にぬかるし、
けど、スノシュをしっかりと刺さないと滑るしで、
結構体力消耗する。
高度が上がるにつれ天候も悪くなっていく。
気温が低くないのが救い。
さて、どこまで行けるか。
淡々黙々登坂を続け、弘法清水小屋(1630m)に到着。
ここからアイゼンに付け替えるかどうか相談した結果、
とりあえずまだスノーシューのまま登ることに。
吹雪とガスでよく見えないが、
左側はけっこう切り立った崖。
相変わらずの雪質に四苦八苦しながら
低潅木の際をひたすら登る。
1660m地点まで登り、
ここからはアイゼンに付け替えていよいよ山頂へ向け
最後の登り。
が、アイゼンだけだと、もろい雪面を踏み抜き、
腰まで落ちる。一歩一歩がその繰り返しで
山頂までこの状態が続くとなると、
あと残りわずかな距離で山頂とはいえ、
リスクが大きい。
こ~のさんが「ここまでにしましょう」と決断し、
1750m地点で登頂断念。
(下山前に頂上方向をパチリ。肉眼だと一応これよりは視界良かった。(^^;)
あと50m!
という所ではありましたが、
不思議と悔しさなどは全く無く、
むしろこんな状況下で良くここまで来れたなぁ
という喜びのほうが大きくて、
事故無く帰ればまた来れる◎
という考えにすぐ切り替わりました。
そして下山を開始し
弘法清水小屋で小休憩取りながら、
15:00 無事下山。
(下山はオールアイゼンでした。アイゼンが好きになりました。)
帰りはリフトが使えないので、
ゲレンデ横をひたすら下り、
今回それがイチバン堪えました(^^;
次回は晴れますよーに!
昨年、西大嶺・西吾妻を登った際に、
お世話になったガイドさんから磐梯山冬期登山の話しを聞き、
それ以来、登りたい願望が強くなっていくものの、
装備面で不足している物が多すぎるので半ば諦めていた。
けど、
やっぱりどうしても登りたい!
登ることに意義も感じるし、山をやる以上
無くてはならない装備品を揃えるいい機会。
そして
準備も整ったところで、いざっ
磐梯山へ!
・・・と若干鼻息を荒くしながら昨年お世話になった
ガイドさんのスケジュール表を確認してみたら?
あれ?
磐梯山の予定がないぢゃん。
う~ん、こまったぞ?
そこで、
昨年、西大嶺と西吾妻でご一緒した方に連絡を取ってみたところ、
ではご一緒しましょう、と話しが進み、
磐梯山経験者のこ~のさんのお世話になることに◎
朝、4:00過ぎ自宅を出発。
7:15、磐梯山南斜面ミネロスキー場着。
(ミネロスキー場・センターハウス。(ミネロスキー場は今年度から猪苗代スキー場と合併したようです))
8:30に運転開始のミネロ第1リフト、
9:00開始の第4リフトと乗り継ぎ、
標高1250mの登山開始地点へ。
天候は雪!
しかもかなりの降雪。
とりあえず安全第一でいけるトコまで行き、
ダメだったらあっさりと引き返しましょうということで、
9:30登山開始。
いきなりの急勾配を、まずは赤埴山(あかはにやま)目指して
ひたすら登り続ける。
ここ数日、気温が高かったせいか、
固い雪面上にこの日降った雪が積もり、
スノーシューが効かない。
一歩一歩、滑ることに対処しながらなので体力使う。
歩き始めのブナ林がダケカンバに変わり、
低潅木が目立つようになった頃、やっと赤埴山の稜線に。
視界は・・・ナイ。(^^;
晴れていれば(多少曇りでも)、すぐそこに見えているハズの
磐梯山山頂の姿はどこにもナイ。
とりあえず、赤埴山のピーク(1430m)を越えて、
一旦、沼ノ平へと下りる。
晴れていれば(多少曇りでも)左側に雄大にそびえているハズの
磐梯山山頂の姿は全く見えない。
(絶景ビューポイント☆・・と云われる場所)
そこから少し北上し、磐梯山北斜面に回りこむ形で
磐梯山の稜線に取り付く。
ここからいよいよ磐梯山の本線。
まずは天狗岩目指し稜線に上がる。
(何撮っても真っ白け、なのでこんなもんしか撮ってない 笑)
相変わらずの雪質で、スノシュ効かず。
キックステップ入れすぎると体重かけた瞬間にぬかるし、
けど、スノシュをしっかりと刺さないと滑るしで、
結構体力消耗する。
高度が上がるにつれ天候も悪くなっていく。
気温が低くないのが救い。
さて、どこまで行けるか。
淡々黙々登坂を続け、弘法清水小屋(1630m)に到着。
ここからアイゼンに付け替えるかどうか相談した結果、
とりあえずまだスノーシューのまま登ることに。
吹雪とガスでよく見えないが、
左側はけっこう切り立った崖。
相変わらずの雪質に四苦八苦しながら
低潅木の際をひたすら登る。
1660m地点まで登り、
ここからはアイゼンに付け替えていよいよ山頂へ向け
最後の登り。
が、アイゼンだけだと、もろい雪面を踏み抜き、
腰まで落ちる。一歩一歩がその繰り返しで
山頂までこの状態が続くとなると、
あと残りわずかな距離で山頂とはいえ、
リスクが大きい。
こ~のさんが「ここまでにしましょう」と決断し、
1750m地点で登頂断念。
(下山前に頂上方向をパチリ。肉眼だと一応これよりは視界良かった。(^^;)
あと50m!
という所ではありましたが、
不思議と悔しさなどは全く無く、
むしろこんな状況下で良くここまで来れたなぁ
という喜びのほうが大きくて、
事故無く帰ればまた来れる◎
という考えにすぐ切り替わりました。
そして下山を開始し
弘法清水小屋で小休憩取りながら、
15:00 無事下山。
(下山はオールアイゼンでした。アイゼンが好きになりました。)
帰りはリフトが使えないので、
ゲレンデ横をひたすら下り、
今回それがイチバン堪えました(^^;
次回は晴れますよーに!
でもあのコンディションだったので
さっぱり諦めることできました。
そんなに遠くないですし、また行きます◎
展望がきけば猪苗代湖、裏磐梯、
あのエリア全域見渡せたのでしょうねー!
次はきっと☆晴れます(^^)
地図で確認してみたのですが、
今回、僕らが歩いたルートから
イエローフォールまでって、
さほど離れていないようですね。
ということは、磐梯山の表側?から、
歩いて裏磐梯まで行ったということなのかー!
と、一人感激してしまいました~。
コチラの猫魔もだんだん重い雪質になり、
ヨッコラショって滑りでした。
翌日の日曜日は若干ガスが晴れ、一瞬山頂方面が見えました…
が、ほとんど視界悪くイエローフォールで
テーブルつくり、昼飯食ってビール飲んで終了!
次回の好天を祈りましょう!!
悪状況だったにもかかわらず
おかげで貴重な経験できました。
ありがとうございました!
アイゼンのストラップ、
勇気を出して次回はバッチリ切って行きます(笑
次回は天候に恵まれますよーに。
あそこまで行けたのですから
色々勉強になった良い登山でした
なによりも楽しかったのでOKでしょう
次は山頂まで行きましょう